FX取引の自動売買では、PCを常に稼働させないためにVPSの稼働が必須です。
同じ為替取引であるハイローオーストラリアでもVPSを利用したいという方も多いことでしょう。
本記事では、ハイローオーストラリアでVPSの必要性について詳しく解説していきます。
このページの目次
VPSとは?
VPSとはバーチャル・プライベート・サーバーの頭文字をとったものです。
VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)
コンピューター上に仮想サーバーを設置して、自身のPCデータをWEB上に反映させるもの。
仕様用途は様々で、プログラミングなどで多く用いられています。
自身のPCを稼働させる必要がなく、WEB上でデータの更新が行われる仕組みです。
- さくらインターネット
- ConoHa
- WebARENA (Indigo)
- お名前どっとこむ
上記のVPSは国内ユーザーの多いVPSサーバーです。
サーバーのプランによってスペックは異なりますが、主に月額で1000円~5000円ほどのものが一般的な相場です。
FXの自動売買などで用いられる
VPSは投資の世界で言うと、FXの自動売買(EA)を稼働する際によく用いられます。
FXの自動売買は、MT4やMT5などにシステムを挿入して稼働させることが一般的です。
しかし稼働をさせる際は自身のPCを立ち上げて、ずっとMT4orMT5が動く状態にしておかなければなりません。
- パソコン動作が重くなり約定されにくくなる可能性
- 停電時などにPCの電源が切れてEAも稼働しなくなる
- 長時間のPC稼働で電気代が高くつく
これらの課題はVPSを利用すると解決します。
VPS上でMT4orMT5を稼働させると、WEB上でデータ更新が行われるので、PCの電源を切った場合でも自動売買が稼働するのです。
FXの会社によっては自動売買の稼働を促すために、独自VPSを提供している会社もあります。
ハイローオーストラリアでVPSは必要?
ハイローオーストラリアでVPSを使っている方は、主に以下のような方が多いです。
- ハイローオーストラリアで自動売買を稼働させている人
- ハイローオーストラリアでコピートレードを稼働させている人
- スマホでMT4の遠隔操作をしている人
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ハイローオーストラリアで自動売買を稼働させている人
ハイローオーストラリアでは、自動売買でのトレードが禁止されています。
ご注意ください。
しかし、物理的には制作できる事から禁止取引と分かっていても利用している方が多いです。
ハイローオーストラリアで自動売買を稼働する際も、MT4などにプログラムを組んで稼働させていきます。
FXの例と同じようにVPSを使わない状態では、MT4をずっと起動させておかなければいけません。
そのためVPSを契約して、自動売買のシステムが稼働する体制を整えているのです。
ネットやSNS上には勝率の低い自動売買システムを高値で購入させようとする悪質な業者も存在します。
口座凍結のリスクがあるので、仮にVPSを使ったうえでも自動売買を稼働させることはあまりおすすめできません。
また、ハイローオーストラリアでは、そもそもVPSの利用が禁止と規約に明記されているので、自動売買を使っていない場合でもVPSを使うのはリスクがあります。
ハイローオーストラリアでコピートレードを稼働させている人
ハイローオーストラリアでは、前述した自動売買と同様のコピートレードも禁止されています。
コピートレード
第三者のエントリーを自身の口座に反映するシステム。
自動売買と違って人のエントリーが反映されるので、危険な相場回避やファンダメンタルにまで対応ができます。
多くはハイロー口座と紐づけするものであるため、VPSを使わずに稼働可能です。
しかし一部のシステムではハイローマイページを常に起動させないといけないものもあり、その際にVPSを利用する方が多くいます。
こちらも自動売買と同じで禁止取引とされているので、口座凍結や利益没収の要因です。
使うにしても自己責任ではありますが、あまりおすすめできるものではありません。
スマホでMT4の遠隔操作をしている人
MT4はPCだけでなく、スマートフォンのアプリからでも利用ができます。
しかしスマホアプリはPCと全く異なるものであるため、カスタムインディケータの挿入などはできません。
普段矢印が表示されるサインツールなどを使っている方はスマホアプリでの分析ができないのです。
VPSを契約すれば、PC上のデータをスマホから遠隔操作ができます。
自身のPCのカスタムインディケータを挿入して、VPS上に表示されたMT4画面をスマホから確認すれば外出先でもチャンスの確認が可能です。
前述した2つの取引方法とは異なり、結局は自身でのエントリーが必須となるので禁止されている取引ではありません。
口座凍結のリスクなどはないので、外出先でサインツールの矢印確認をしたい方などであればVPSを利用する有効な手段であると言えるでしょう。
VPSを使った取引は禁止されている
ハイローオーストラリアでは、そもそもVPSを使って取引をする事が禁止されています。
不正取引にVPSでの取引が抵触しています。
- VPS上からハイローオーストラリアにログインして取引をする事が禁止
- IPアドレスの特定できない環境での取引が禁止
ハイローオーストラリアでは、自分ではない他人の口座を運用する事が禁止されています。
1人1口座しか保有できないルールとなっているので、IPアドレスを特定できないVPSを用いた取引が禁じられている仕組みです。
また、VPS上から取引をしてはいけないという事は、前述した自動売買やコピートレードの利用と共通する面もあります。
VPSでチャートを見る分には問題ないですが、VPS上から直接の取引をする事は避けておきましょう。
2020年より禁止取引への規制を厳しくしているので、ルールに基づいた取引をする事が重要です。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。