ハイローオーストラリアでは、契約条件をPDFで閲覧可能です。
本記事ではハイローオーストラリアの契約条件詳細を細かく解説して、取引条件や安全性の確認をしていこうと思います。
これからハイローオーストラリアで口座開設をする方はぜひ参考にしてみてください。
ハイローオーストラリアの基本情報
以下は、ハイローオーストラリアの公式HPに記載されている基本情報です。
商品名 | HighLow |
取引方法 | オンライン(PC及びMacブラウザ)、 スマートフォン、デスクトップ用アプリ |
取引商品 | CAD/JPY, CHF/JPY, EUR/AUD, EUR/GBP, GBP/AUD, GBP/USD, NZD/JPY, NZD/USD, USD/CAD, USD/CHF,AUD/JPY, AUD/USD, EUR/JPY, EUR/USD, GBP/JPY, USD/JPY,BTC/JPY, ETH/JPY,BTC/USD, ETH/USD,ゴールド,株価指数9種類 |
取引時間(日本時間) | 月曜日 7:00AM ~ 日曜日 6:00AM メンテナンス時間: 火曜日~土曜日 6:00AM ~ 6:45AM、日曜日 6:00AM ~ 月曜日 6:45AM |
約定レート 及び判定レート 配信元 |
FXCM LMAX NewChangeFX |
オプションの種類 | バイナリーオプション (HighLow、HighLowスプレッド、Turbo、Turboスプレッド) |
約定レートではFXCM社を採用していると公表されています。
そのため、ハイローで取引する方の多くはFXCM社のMT4を見て取引する方が多いです。
また、基本的には平日24時間の取引ができますが、早朝の6時~6時45分まではメンテナンスのため取引ができません。
2024年4月から土曜の仮想通貨取引に対応しています。
また、公式に記述された企業情報は以下の通りです。
会社名(商号) | HLMI Markets International Limited |
所在地 | Po Box 590, Suite 9, Henville Building, Charlestown, Nevis |
設立年月日 | 2020年9月23日 |
会社番号 | C51982 |
業務内容 |
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2020年9月に親会社が変わっており、サービス名は厳密にいうとハイローオーストラリアではなくハイロードットコムとなります。
ハイローオーストラリアの口座の利用条件
まずは契約条件の中から口座利用条件について抜粋して解説をしてきます。
口座利用条件
契約条件の口座欄には以下のような記載があります。
これは、ハイローオーストラリアでの口座は1人1アカウントまでしか保有できないという証明です。
本人名義以外の口座は作成できない仕組みとなっています。
上記の記述は米国在住者はハイローオーストラリアでの取引をできないといった記載になります。
その下にある「お客様が居住する国の関連する現地法令を確認し、法的助言を受けてください」という記述は、ハイロー側が顧客側に強引な勧誘をしていない事を指しているのです。
日本の金融庁はハイロー側に警告を出しています。金融庁の認可になく運営をしていますが、極端な法的拘束力はなく顧客が取引をする分には問題がありません。
あくまでも自己責任で口座開設をしてくださいねといった文章です。
海外FXの業者などはほぼ全ての会社が警告を受けているので、取引をすることが特別問題となる事はありません。
アカウントの作成はハイローオーストラリアの口座開設の記事を御覧ください。
禁止行為
ハイローオーストラリアの契約条件には口座利用条件と共に、禁止行為も明確に記載されています。
ハイローの定める禁止行為に抵触した場合は、利益の没収や口座凍結をすると明確に記載されています。
禁止行為に関しては以下の通りです。
ここに記載されている禁止条件は、相場を不正に操作するような行為を指します。
ここでは細かく記載があります。
要約すると以下の行為をしてはいけないとの記述です。
- 投資助言を受けたうえでの取引(集団取引)
- 別口座での取引
- VPSの利用、自動売買の禁止
他人名義の口座で取引する事や、集団での取引、自動売買を禁止しているという事になります。
2020年より規制強化がされているので、禁止取引に抵触するような行為はしないようにしましょう。
取引に関する契約条件
次に、取引ルールに関する記述を見ていきましょう。
注文時のルールについて
以下は、注文時のルールについて記述された項目です。
冒頭にて「私たちは、単独裁量権により、かついかなる理由によっても、注文の受理を拒否すること」と記載されています。
これは不正注文や前述した禁止事項があった場合のル―ルとも取れますが、以下のような事項も該当する記述です。
- 転売時のペイアウト
- 約定拒否等
- スプレッド
注文における上記のような項目全てがハイローオーストラリア側の裁量で決定されるという事です。
この記述を見るとかなり横暴なルールを設けたとしても顧客は泣き寝入りになってしまうと考えられますが、その下には以下のような記述もあります。
お客様は、私たちが売買一任勘定を扱わないこと、本利用条件で特に明示的に定められていない限り、お客様の指示に基づいてのみ行動することに同意します。
設けたルールに対して勘定は行わないという事です。
約定拒否などはあくまでもシステムの問題とも言えます。
この記述から、「顧客の売買を不正に操作しない」「顧客の注文に会社側からケチを付けない」という事が同意されていると考えていいでしょう。
配分方針について
配分方針、つまり利益となった場合の報酬に関しては以下のような記述があります。
合理的に可能な範囲とは通常でついているペイアウトの事です。
ハイローでは取引形態に応じて1.75倍~2.30倍のペイアウトが付きますが、通常の取引で勝った場合は規定のペイアウトが補償されている事を指します。
しかしその後には、オンラインサービスから生じる遅延や技術故障についても記載があります。
これは、システム上でのトラブルや故障が必ずしもないとは約束できないという記述です。
実際、取引後に遅延やサーバーエラーがありましたと報告が来ることは珍しくありません。それは取引に勝っている場合ではなく、負け取引の場合でも返金保証で対応してくれる場合があります。
安全性に関する記述
ハイローオーストラリアは海外企業のため、安全性に関してチェックしておく必要があります。
公式HPにはHLMI LLCはセントビンセント及びグレナディーン諸島の有限責任会社法に基づいて登録と記載されてる通り、海外での金融ライセンスを保有している事が証明されています。
金融ライセンスというのは、日本で言う金融庁の認可のようなものです。
セントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンスは金融庁ほど厳格なライセンスではないですが、一定水準の安全性は担保されていると考えていいでしょう。
顧客から個人情報を収集する目的については上記のように記載されています。
要約すると金融取引を法律の元で行っていくための施策という事です。
関連法人や関連の金融機関のみには開示をするが、無関係の他社機関に開示することは絶対にないと明記されています。
また、顧客はハイロー側に情報開示の同意をしない限りサービスの提供はできないという事です。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。