ハイローオーストラリアでは、分析の際に様々なインジゲーターを駆使して取引をします。
しかし、インジゲーターを使う際は、それぞれの特性を把握しておかなければ安定した勝率を上げることはできません。
本記事では、ハイローオーストラリアの無料おすすめインジゲーターと相性の良い使い方を詳しく解説していきます。
このページの目次
インジゲーターの種類
ハイローオーストラリアで使えるインジゲーターは、主に以下の種類に分けられます。
トレンド系 | トレンド相場や相場の強弱を示す指標 |
オシレーター系 | 相場の売られすぎ、買われすぎを示す指標 |
カスタム | 自作インジゲーターなど |
他にも、ボリュームやビル・ウィルリアムスといった種別がありますが、FXや株式用のインジゲーターであり、ハイローオーストラリアの分析ではあまり有効ではありません。
分析ツールとして多くの方に利用されているMT4やMT5には、多くのトレンド系やオシレーター系の指標が標準搭載されているので、自身のスタイルに合った幅広い分析ができるようになっています。
どちらが良いかわからない方は、ひとまずMT4でよいでしょう。
MT4ダウンロード方法の記事をご覧ください。
カスタム欄には、自動でラインを引く機能や自作されたカスタムインディケータが搭載できる仕組みで、一般的に販売されているサインツールなどもカスタムに該当します。
ハイロー攻略インジゲーター【初心者向け】
続いて、初心者におすすめのインジゲーターを紹介していきます。
おすすめするポイントは以下の通りです。
- MT4・MT5に標準搭載されているかどうか
- インジゲーターを見て相場動向が判断しやすいか
- 単体での勝率が高いか
- レンジ相場で使えるか
初心者の方は、ある程度インジゲーター単体での勝率に注目しておくと良いでしょう。
また、為替相場はレンジ7割、トレンド3割とも言われているので、初心者の方であればチャンスの多いレンジ相場で使える指標が使いやすいでしょう。
上記を踏まえたうえで、初心者に向いているインジゲーターを見ていきます。
おすすめ①ストキャスティクス
名称 | ストキャスティクス |
初心者へのおすすめ度 | ★★★★★★★★★★(10点) |
相性の良いインジゲーター | 移動平均線 ボリンジャーバンド |
使い方 | レンジ相場での逆張り |
MT4・MT5への有無 | 有 |
ストキャスティクスは、ハイローオーストラリアにおいて初心者に最もおすすめのインジゲーターです。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「オシレーター」→「stochastic」の順にクリックすると挿入可能です。
サブチャートに2本の線が表示されており、線の位置を見て相場の買われすぎ売られすぎを判断できます。
- ストキャスティクスが80の線を超える→相場が買われすぎている状態
- ストキャスティクスが20の線を下回る→相場が売られすぎている状態
勝われすぎ水準ではローエントリー、売られすぎ水準ではハイエントリーが判断できるので、逆張りが有効なハイローオーストラリアでも人気が高いです。
- 相場の売買動向を2つの線で瞬時に判断ができる
- 判断方法がシンプルで初心者向き
- レンジ相場での勝率が高め
ストキャスティクスはトレンド相場では全く機能しない傾向にあるので、レンジ相場のみで使用するようにしましょう。
おすすめ②CCI
名称 | CCI |
初心者へのおすすめ度 | ★★★★★★★★★(9点) |
相性の良いインジゲーター | 移動平均線 ボリンジャーバンド |
使い方 | レンジ相場での逆張り |
MT4・MT5への有無 | 有 |
CCIもストキャスティクスと同様に、相場の売られすぎ・買われすぎを示す指標です。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「オシレーター」→「Commodity channel index」の順にクリックすると挿入可能です。
ストキャスティクスに比べると反応が早いインジゲーターであり、取引チャンスが多い特徴を持ちます。
上限は100、下限は-100と設定されており、線の位置で売られすぎ・買われすぎを判断することが可能です。
相場変動に対して機敏な動きを見せることから、ハイローオーストラリアの中でも3分以内の超短期売買に適しています。
- 線の位置と角度で相場の強弱が判断できる
- 短期売買に適している
- 相場の急変動を捉えやすい
CCIはオシレーター系指標の中でも反応が多いので、必然的にチャンスも増えます。連敗や資金管理の乱れに繋がりやすいので注意しましょう。
おすすめ③RSI
名称 | RSI |
初心者へのおすすめ度 | ★★★★★★★(7点) |
相性の良いインジゲーター | 移動平均線 ボリンジャーバンド |
使い方 | レンジ相場での逆張り |
MT4・MT5への有無 | 有 |
RSIも、ハイローオーストラリアで人気の高い指標です。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「オシレーター」→「Relative Strength Index」の順にクリックすると挿入可能です。
70ラインを超えると買われすぎ、30ラインを下回ると売られすぎと判断できるので、逆張りのサインを捉える際に有効となります。
オシレーター系指標の中では反応が遅いので、チャンスはそれほど多くありませんが、エントリーを精査した取引が可能です。
- チャンスが少ないので、エントリーポイントを絞りやすい
- 短期だけではなく、レンジ相場であれば5分以上の長期取引にも活かせる
- ハイローオーストラリアの中でも人気が高く、公開されている手法が多い
RSIは過去相場で勝率が高かった指標ですが、2017年ごろから徐々に勝率が下がっています。エントリーする際は単体ではなく、他の根拠も組み合わせた上で使用しましょう。
おすすめ④ボリンジャーバンド
名称 | ボリンジャーバンド |
初心者へのおすすめ度 | ★★★★★★(6点) |
相性の良いインジゲーター | ストキャスティクス RSI CCI |
使い方 | レンジ相場での逆張り トレンドの判断 |
MT4・MT5への有無 | 有 |
続いておすすめするのは、ボリンジャーバンドというインジゲーターです。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「トレンド」→「bollinger band」の順にクリックすると挿入可能です。
メインチャートに上下と中央の計3本の線が表示される仕組みで、相場の反発具合やトレンドの強弱が判断できます。
また、上下の線はσ(シグマ)という単位が用いられており、以下の確率でバンド内に価格が落ちつくと考えられています。
- ボリンジャーバンド±1σの範囲内→約68.3%
- ボリンジャーバンドの±2σの範囲内→約95.4%
- ボリンジャーバンドの±3σの範囲内→約99.7%
偏差がσの値となり、自身で設定してバンド内での収束を活かした逆張りに活かすことが可能です。
- メインチャート内で相場の強弱が判断できる
- σ内での反発を狙った逆張りに活かせる
- オシレーター系指標との相性が良い
トレンド発生時には連敗してしまう可能性が高いので単体での使用はあまりおすすめできません。オシレーター系指標との相性が良いので併用して使うようにしましょう。
おすすめ⑤移動平均線
名称 | 移動平均線 |
初心者へのおすすめ度 | ★★★★★(5点) |
相性の良いインジゲーター | ストキャスティクス RSI CCI |
使い方 | レンジ、トレンドの環境認識 |
MT4・MT5への有無 | 有 |
次に紹介するのは、移動平均線というトレンド系インジゲーターです。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「トレンド」→「moving average」の順にクリックすると挿入可能です。
移動平均線は相場の環境認識を示す線であり、オシレーター系指標のように明確なエントリーの根拠となるものではありません。
平均価格が線として表示されるので、トレンドの強弱やレンジの動向を判断する材料となります。
移動平均線の期間が短い | ローソク足により近くで線が表示される |
移動平均線の期間が長い | ローソク足よりも遠くに線が表示され、相場の大まかな状況が確認できる |
また、表示する際の期間設定を変えることで、幅広い使い方もできるインジゲーターです。
- メインチャート内で相場の強弱が判断できる
- トレンドの強さやレンジの動向が視覚的に判断できる
- オシレーター系指標との相性が良い
移動平均線は複数表示させるケースが多いですが、多くの線を表示させるとローソク足が見えなくなってしまうので、サブチャートへの表示か線の本数を絞って表示させましょう。
ハイロー攻略インジケーター【中・上級者向け】
続いて、中~上級者向きのインジゲーターを紹介します。
ハイローオーストラリアの取引に慣れている方は、以下のようなポイントでインジゲーターを選定しましょう。
- 多少複雑な分析方法であっても、勝率の高さを重視する
- レンジ相場だけではなくトレンド相場も狙う
- インジゲーター自体の汎用性が高く、幅広い分析に活用できる
取引慣れしている方は、瞬時の判断ができる方ということで、多少複雑な分析でも勝率アップを重視していくと良いでしょう。
また、幅広い取引に対応できるインジゲーターを活用することで、独自の手法構築も可能となります。
上記を踏まえた上で、中~上級者向きのインジゲーターを見ていきましょう。
おすすめ①VLDMI
名称 | VLDMI |
中~上級者へのおすすめ度 | ★★★★★★★★★★(10点) |
相性の良いインジゲーター | 移動平均線 ボリンジャーバンド |
使い方 | レンジ、トレンドでの逆張り |
MT4・MT5への有無 | 無し |
VLDMIは、マイナーなインジゲーターですが、ハイローオーストラリアにおいて根強い人気を誇る指標です。
サブチャートに1本の線が表示され、70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎを判断ができます。
オシレーター系指標という枠組みではありますが、VLDMIはレンジ相場だけでなくトレンド相場でも機能する優秀なインジゲーターです。
ボリンジャーバンドの計算にも用いられている標準偏差が計算式に組み込まれており、相場のばらつきを判断することができます。
- レンジ相場だけでなくトレンド相場でも機能する
- RSI+ボリンジャーバンドの計算式が組み込まれたハイブリッド指標
- ハイローオーストラリアでの過去勝率が高い
VLDMIはMT4・MT5に標準搭載されていないので、別途ダウンロードをして使いましょう。また、ダマシも多いので他の根拠と併用しながら使用する必要があります。
おすすめ②ZigZag
名称 | ZigZag |
中~上級者へのおすすめ度 | ★★★★★★★★(8点) |
相性の良いインジゲーター | VLDMI ボリンジャーバンド |
使い方 | トレンドの作り方やレンジの反発箇所の判断 |
MT4・MT5への有無 | 有り |
続いて紹介するのは、ZigZagというカスタムインジゲーターです。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「カスタム」→「zigZag」の順にクリックすると挿入可能です。
メインチャートにジグザグの線が表示されており、相場の反発や転換ポイントを一目で判断できます。
トレンド相場では小さな反発を繰り返しているトレンドが転換しやすいので狙い目ですが、ZigZagを入れておけばすぐにトレンド状況が分かる仕組みです。
明確なエントリーポイントになる指標ではありませんが、相場の反発状況を示すのに最適なインジゲーターと言えるでしょう。
- トレンド相場を狙う前の根拠付けになる
- トレンドの転換点が予測しやすい
- 線の長さを見て平均値が判断できる
ZigZagは細かい反発に反応しにくいので、小さな値動きは自身の目で判断する必要があります。
おすすめ③MACD
名称 | MACD |
中~上級者へのおすすめ度 | ★★★★★★(6点) |
相性の良いインジゲーター | ボリンジャーバンド |
使い方 | トレンドの判断 トレンドの強弱を意識した順張りや転換ポインとでの逆張り |
MT4・MT5への有無 | 有り |
続いて紹介するのは、MACDという指標です。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「カスタム」→「MACD」の順にクリックすると挿入可能です。
MACDは、MACD線・シグナル・ヒストグラム・ゼロラインの4本線で構成されており、線の位置から相場の強弱が判断できます。
トレンド強弱が見やすいことから、ハイローオーストラリアでは順張りや転換点での逆張りに用いられる傾向にあります。
- トレンドの強弱判断ができる
- 順張りや転換ポイントでの逆張りに有効
複数の線の位置やヒストグラムの位置を見て相場状況を判断しなくてはいけないので、初心者向けではなく上級者向けのインジゲーターです。
おすすめ④フィボナッチ
名称 | フィボナッチ |
中~上級者へのおすすめ度 | ★★★★★(5点) |
相性の良いインジゲーター | VLDMI RSIなどのオシレーター系指標 |
使い方 | トレンドの反発点の判断 押し目買い、戻り売りポイントの判断 |
MT4・MT5への有無 | 有り |
フィボナッチはインジゲーターというより、MT4・MT5に標準搭載されているラインを指します。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「チャネル」→「フィボナッチ」の順にクリックして、価格の高安値2か所にカーソルを合わせると表示できます。
もともとは、フィボナッチという人物が提唱した数列の名称であり、為替相場の根拠としても用いられます。
数列の根拠に基づいたラインで、価格の反発やトレンド転換が起きやすく、投資家達に強く意識されているラインが引ける仕組みです。
- トレンドの転換や押し目・戻り売りのポイントが分析できる
- 順張りや転換ポイントでの逆張りに有効
フィボナッチはラインを引く位置を自身の手で決めるので、反発や転換は結果論として語られる場合も多いです。複数回引いて分析を極めてから活用するようにしましょう。
おすすめ⑤エンベロープ
名称 | エンベロープ |
中~上級者へのおすすめ度 | ★★★★(4点) |
相性の良いインジゲーター | VLDMI MACD |
使い方 | トレンドの判断 トレンドの強弱を意識した順張りや転換ポインとでの逆張り |
MT4・MT5への有無 | 有り |
続いて紹介するのは、エンベロープというインジゲーターです。
MT4・MT5の上部にある「挿入」→「indicator」→「トレンド」→「Envelopes」の順にクリックすると挿入可能です。
ボリンジャーバンドに似た上下の線で相場方向を示す指標で、トレンドの強弱判断ができます。
ボリンジャーバンドは標準偏差という価格のばらつきから算出されているのに対して、エンベロープが移動平均線の乖離率から計算されたインジゲーターです。
バンド幅が収縮することなく、常に一定の幅で推移します。
- 相場の方向性が一目で判断できる
- トレンド相場での環境認識や順張りに有効
あくまでも移動平均線の乖離率だけが表示されるだけなので、他のトレンド指標や根拠と併用して使う必要があります。
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