ハイローオーストラリアのスプレッド取引攻略法を解説

ハイローオーストラリアでは、スプレッド取引というペイアウトの高い取引形態が提供されています。

しかし、スプレッド取引は通常取引に比べて勝率が落ちるので注意が必要です。

本記事では、ハイローオーストラリアのスプレッド取引を攻略するコツや攻略法を紹介していきます。

ハイローオーストラリアのスプレッド取引攻略のコツ

そもそもハイローオーストラリアのスプレッド取引とは、以下のような取引形態を指します。

スプレッド取引の特徴
  • HighLow・Turboに比べてペイアウトが高い
  • 常に不利な位置でのエントリーとなる

通常取引に比べてペイアウトが高く設定されている反面、負けやすい取引形態です。

以下のような取引画面が表示されます。

上画像を見ると、ハイエントリーが146.267円、ローエントリーの場合は146.259円と、価格に差があることが分かります。

常にスプレッドが付くことで、不利な位置でのエントリーとなる仕組みです。

スプレッドの数値は、銘柄・相場状況や時間帯によって異なります。

通常取引に比べて高い勝率を出すのが難しい取引のため、攻略するためには以下のようなコツを押さえておかなければいけません。

ボラティティの高い銘柄を狙う

スプレッドは銘柄ごとで異なりますが、値幅の小さい銘柄を狙っても負ける可能性が高いです。

値幅の小さい銘柄 USD/JPY、EUR/USDなどのメジャー通貨
値幅の大きい銘柄 EUR/GBPを除くGBP関連ペア、BTCなどの仮想通貨

以下は、USD/JPYのスプレッドTurbo30秒の画像です。

スプレッドは0.40となっているのが分かります。

対して、同時間帯のBTC/USDのスプレッドTurbo30秒の画面を見ていきましょう。

スプレッドが7.00とUSD/JPYに対してかなり大きいことが分かります。

一見するとスプレッド数値の低いUSD/JPYの方が取引しやすそうですが、実は値幅の大きいBTC/USDの方が圧倒的に有利です。

ボラティティの高い通貨の方が、スプレッド数値分の値幅を獲得できる可能性が高いです。

スプレッド取引をする際は、メジャー通貨ではなく通常の値幅が大きい通貨で取引しましょう。

相場変動の激しい時間帯で取引する

スプレッド取引では、取引する時間帯も重要です。

為替相場は、午前中~日中、深夜帯に比べて参入者の多い夕方~夜に大きく動きます。

夕方~夜はその分スプレッドの数値も大きくなりますが、スプレッド分の値幅が獲得できる可能性が高いです。

変動幅の大きいGBP(ポンド)関連通貨を狙う際も同様です。
午前中や深夜帯の取引では負ける可能性が高まります。

ただし、BTCやETHなどの仮想通貨に関しては、必ずしも夕方以降に大きな動きを見せるわけではありません。

過去チャートと比べてローソク足のサイズが大きくなっていると判断できた場合は、スプレッド取引を狙っていくと良いでしょう。

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値幅が抜ける手法を使う

スプレッド取引では、使用する手法も重要になります。

ハイローオーストラリアではレンジ相場内での逆張りを狙う方が多くいますが、スプレッド取引ではあまり有効ではありません。

以下のチャートは、ストキャスティクスの逆張りで勝ったポイントを示したものです。

赤い〇のポイントがストキャスティクス反応で勝っているポイントになります。

ローソク足のサイズを見ても分かるように、逆張り後は大きな反発をしていません。

小さなローソク足で小幅の反発をしていることから、スプレッド取引には不向きであることが分かります。

レンジ内での反発を狙った取引や、オシレーターを使った逆張りでは値幅が抜けにくいです。トレンド相場のロジックを使った方が勝率が上がります。

チャート上では勝っているのに、スプレッド取引を選択したせいで勝てないというケースも少なくありません。

スプレッド取引を狙う際は、手法の使い分けも意識しましょう。

ハイローオーストラリアのスプレッド取引攻略法

続いて、ハイローオーストラリアのスプレッド取引攻略法を見ていきます。

前述した攻略のコツを踏まえたうえで、具体的な取引方法を見ていきましょう。

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トレンドの転換を狙った逆張り

まず紹介するのは、トレンドの転換を狙った逆張りです。

  • 銘柄:BTC、ETH関連ペア、GBP/JPY、GBP/USD、EUR/AUD、GBP/AUD
  • チャートの時間足:1分足チャート
  • 判定時間:HighLowスプレッド15分

トレンド相場では、トレンドが転換する時に大きい値幅での反発を見せるケースが多いです。

スプレッド取引でも勝率がアップするポイントになります。

トレンド相場は、以下のような相場を狙っていきましょう。

1分足で表示して、①上昇→下落→②上昇→下落→③上昇と、繰り返し反発をしながらも形成されたトレンドです。

①と②の上昇幅に対して③の上昇幅が大きい点がポイントとなります。

繰り返し波を付けながら形成されたトレンド相場は、3回目の伸びで転換するパターンが多いです。

3回目の上昇(下降トレンドであれば下落)でHighLow15分の中でも最も長い判定を選んで取引しましょう。

①と②の上昇部分でも反発が見込めるので逆張りチャンスではありますが、値幅は抜けにくいのでスプレッド取引には向きません。

①と②は通常のHighLowで、③の箇所だけ転換を狙ってスプレッド取引で勝負してください。

高いペイアウト活かした両建て取引

スプレッド取引では、高いペイアウトを活かした両建て取引も有効です。

判定時間 ペイアウト
30秒 2.25~2.30倍
1分 2.15~2.20倍
3分 2.05~2.00倍
5分 1.95~2.00倍
HighLowスプレッド(全時間共通) 2.00倍

上記の中でもペイアウトが2.00倍以上の取引を活用します。

ペイアウト2.30倍で両建てをした場合(1,000円エントリー)
ハイエントリーのポジションで負け→1,000円の損失
ローエントリーのポジションで勝ち→1,300円の利益
1,300円ー1,000円=300円の利益

このように、ペイアウトが2倍以上の取引であれば、両建てで片方のポジションさえ勝てれば利益が出る仕組みです。

取引前にはワンクリック注文にチェックを入れておきましょう。

自身のタイミングでハイとロー両方のポジションを保有して、判定時間を待つ流れです。

しかし、スプレッド取引の両建てでは、以下のように両方のポジションで負けてしまう可能性もあるので注意が必要です。

価格がどちらかに大きく伸びないと勝てないので、午前中~日中の価格変動が小さい時間帯は負ける可能性もあります。

そのため、価格変動が大きくなってきた夕方以降の相場で狙いましょう。

ハイローオーストラリアでは両建てこそ公認されていますが、両建ての多用でスプレッド取引をすると、自動売買の操作や不正疑いから口座が凍結するリスクがあります。

上記の手法は決して多用することなく、基本的には通常の取引を心がけてください。

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ハイローオーストラリアの両建ては別記事で詳しく解説しております。

日足でのラインブレイクを狙い

ハイローオーストラリアでは、短期取引だけではなく1日単位の長期判定も提供されています。

HighLowスプレッドの1日判定も効果的に活用しましょう。

  • 銘柄:全通貨ペアが対象
  • チャートの時間足:日足チャート
  • 判定時間:HighLowスプレッド1日取引

まず、チャートで日足を表示させて各銘柄を分析します。

その後、各銘柄の直近高安値にラインを引いておきましょう。

その後、大陽線・大陰線の出現でラインブレイクしてきたら逆張りでのエントリーをします。

日足で分析して1日判定でエントリーをするので、当日の朝には相場をチェックしておきましょう。

ハイローオーストラリアの各通貨ペアは、朝7時から1日取引が可能です。
朝7時までにチャートを見てチャンスが来ていれば、取引開始直後にエントリーをしましょう。

ラインブレイク後の逆張りはあまり値幅が抜けないケースが多いですが、日足ベースで見ればスプレッド分の値幅を軽く抜くことも多いため有効です。

急変動時の反発を狙った逆張り

ハイローオーストラリアのスプレッド取引は、経済指標やマーケットオープンなどの価格変動が大きいタイミングで有効に使えます。

  • 銘柄:指標やマーケットオープンに関連する通貨
  • チャートの時間足:3分or5分足
  • 判定時間:Turboスプレッド3分or5分

例えば、米国雇用統計やFOMCのようなアメリカの指標で取引する場合は、USD/○〇や〇〇/USDなどのドル関連通貨を狙う流れです。

マーケットオープンは16時(夏時間は15時)のロンドン市場に絞って、ポンド関連通貨の取引をしましょう。

指標やマーケットオープン時で急騰・急落を見せた際に、スプレッド取引で逆張りを仕掛けましょう。

ローソク足が伸びた方向にヒゲを引いていない坊主足を狙うと勝率アップが見込めます。

3分足で分析した場合は3分Turboスプレッド、5分足分析では5分Turboスプレッドを狙う流れです。

指標やマーケットオープンでの急変動時は、通常時に比べてボラティリティが高くなるため、スプレッド取引も有効となります。

スプレッド取引攻略に必要な勝率

スプレッド取引は通常取引に比べてペイアウトが高いので、勝率が低くても利益になりやすいです。

ただし、通常取引に比べると負けやすいデメリットもあるので、取引における必要な勝率は理解しておきましょう。

以下は、各スプレッド取引のペイアウトと必要な勝率(損益分岐点)をまとめた表です。

判定時間 ペイアウト 損益分岐点
30秒 2.25~2.30倍 43.47~44.44%
1分 2.15~2.20倍 45.45~46.51%
3分 2.00~2.05倍 48.78~50%
5分 1.95~2.00倍 50~51.28%
HighLowスプレッド(全時間共通) 2.00倍 50%

最も高いTurboスプレッドの30秒取引では、43~44%程度の勝率があれば利益になる計算です。

判定が短いうえにスプレッドも付くので安定した勝率を出すのはかなり難しいですが、極めて見るのも1つの手でしょう。

5分やHighLow取引でも50%程度の勝率があれば利益になります。

ペイアウトの高さは魅力ではありますが、通常の取引と併行して使い分けるのがおすすめです。

本記事で紹介したポイントや攻略法を駆使して、スプレッド取引で効率よく利益を上げてみてください。

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ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』

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そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。

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とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。

ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。

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