ハイローオーストラリアの攻略では、逆張り用のオシレーター系インジケーターが人気な傾向にあります。
特にRSIは多くのトレーダーに好まれており、反発を狙った逆張り手法で重宝されている傾向です。
本記事では、RSIを使ったハイローオーストラリア攻略法を詳しく解説していきます。
このページの目次
RSIとは
RSIとは、MT4に標準搭載されているテクニカル指標です。
MT4に挿入すると上画像のようにサブチャートにて1本の線が表示されます。
※画像ではデフォルト設定より線を太めにして表示しています。
RSIはRelative Strength Indexの頭文字をとった指標で、逆張り用のインジゲーターとして人気が高いです。
1本の線が上に推移→買われすぎ、1本の線が下に推移→売られすぎを示しており、線の動向を見るだけで相場状況が分かります。
一般的には、70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断されます。
MT4には様々なテクニカル指標が搭載されていますが、RSIは相場状況把握がしやすいという点も人気の要因と言えるでしょう。
RSIの計算式
RSIは基本設定で期間14に設定されています。
この期間とはローソク足の本数を意味するものです。
- 1分足→14分間の価格
- 5分足→70分間の価格
- 1時間足→14時間の価格
- 日足→14日間の価格
この条件をもとに計算されています。
①A÷(A+B)×100
A=ローソク足14本分の値上がり幅平均
B=ローソク足14本分の値下がり幅平均
②RSI=A’÷(A’+B’)×100
A’=前の足で計算したRSI×13+当日の値上がり幅÷14
B’=前の足で計算したRSI×13+当日の値下がり幅÷14
この2つのパターンは、価格水準の値動きが占める割合を示しています。
突然複雑な計算式を出したので混乱してしまうかもしれませんが、この計算式を覚える必要がありません。
ただ、計算式からどのような相場で対応できるのかというポイントはある程度把握しておくといいでしょう。
現在の相場はRSIだけでは勝てない
1つネガティブな要素として、RSIは年々勝率の落ちているインジゲーターであることが挙げられます。
ハイローオーストラリアでRSIが人気になった要因とも言えるでしょう。
しかし近年では仮想通貨の台頭などにより、為替相場に流れる金額が減少傾向にあります。
そのため、RSIのダマシも多くなり勝率を落としているのです。
RSIさえ使っていれば勝てたという時代もありましたが、現状ではそのような相場と言えません。
当然全く使えないというわけではないですが、過去手法に頼りきりでは勝率を落としてしまいます。
- 平均値の低い相場では使わない
- デフォルトでの期間設定を変更して利用する
上記を意識していれば、現在の為替相場でも有効に活用できます。
期間には正解がなく、相場状況によって自身の手法に合った期間を見つける事が重要です。
RSIを使ったハイロー取引攻略手法
次に、RSIを使ったハイローオーストラリア攻略法を解説します。
使い方には以下の3パターンがあり、トレンド相場でもレンジ相場でも活かせる優秀なインジです。
- 相場の売られすぎ、買われ過ぎを狙った逆張り
- トレンド相場の転換を狙った逆張り
- トレンド継続を狙った順張り
- ボリンジャーバンドと組み合わせた逆張り
それぞれを詳しく見ていきましょう。
相場野売られすぎ、買われすぎを狙った逆張り
RSIは基本的にレンジ相場での逆張りで使うと良いです。
RSIには、サブチャートに2本の基準となる点線が表示されています。
上部分にある線を越えれば買われ過ぎ、下部分にある線を越えれば売られすぎと判断ができ、このポイントで逆張りエントリーが有効となるのです。
1分足、5分足の両方で表示させた場合でも、次の5分以上判定を設定すると良いでしょう。
- RSIの買われすぎ売られすぎ水準にきたローソク足サイズが大きい
- 上下でしっかりと波を打っているレンジ相場
レンジ相場にも種類があり、上下でしっかり反発をしているレンジと、小さなローソク足で横ばいになるレンジがあります。
RSIは過去のローソク足から平均価格を算出するので、後者のような相場では平均価格に対するダマシが増えやすいです。
狙う際は上下にしっかりと反発を繰り返している相場で使うと良いでしょう。
トレンド相場の転換を狙った逆張り
RSIはダイバージェンスという手法を使う事で、トレンド転換を狙った逆張りにも活かせます。
①と②のポイントに注目してみましょう。
- 価格は②よりも高い水準、RSIは②よりも低い位置にある
- 価格が①よりも低い水準、RSIは①よりも高い位置にある
①から②にかけて、「価格は下降しているがRSIは上昇している」という逆行現象が起きているのです。
このような相場をダイバージェンスと言います。
この時のエントリーポイントは②の箇所です。
逆行が起きた時点でトレンド転換のサインとなりやすく、逆張り手法が強くなる傾向にあります。
トレンド継続を狙った順張り
次に紹介するのは、トレンド継続を狙った順張り手法です。
上のチャートを例に見ていきましょう。
緩やかな上昇トレンドが形成されており、白い〇のポイントで一時的な下落をしている事が分かります。
メインチャートの価格水準で見ると、その前の意識されている安値ラインで反発をしている状況です。
しかしサブチャートのRSIを見ると大きな下落をして、RSIのみが安値を更新している事が分かります。
これは上昇過程での押し目とも呼ばれ、上昇トレンドの継続が見込めるパターンです。
〇の箇所がエントリーポイントとなるので、厳密には逆張りの手法ですが、相場の上昇目線を狙った順張りとも言えます。
下落過程でも同じパターンは形成されやすく、トレンド継続を狙ったエントリーとして有効です。
また、この場合は角度が急なトレンドではなく、例のチャートのように緩やかなトレンドを形成しているポイントを狙いましょう。
角度の急なトレンドでは、そのまま転換してしまうケースがあるため注意が必要です。
ボリンジャーバンドと組み合わせた逆張り
RSIはオシレーター系のインジケーターなので、トレンド系インジケーターとの相性が良いです。
今回はその中でも、ボリンジャーバンドと組み合わせた攻略法を紹介します。
まず、トレンド相場ではなくレンジ相場を探しましょう。
画像のように、価格がバンドにタッチしており、かつRSIが反応している箇所で逆張りのエントリーをします。
価格が下のバンドにタッチ+RSIが30以下→Highエントリー
価格が上のバンドにタッチ+RSIが70以上→Lowエントリー
必ず2つのインジケーターの反応が重なったところでのみエントリーしましょう。
5分足表示で10分ほどの判定、1分足で3分ほどの判定が有効です。
バンドにタッチしたところでエントリーして、その後エントリーと反対方向に価格が伸びた場合は価格を変えて再度逆張りエントリーをするナンピン手法も効果的です。
取引回数より勝率を重視したいという場合は、RSIを単体で使うよりも他インジケーターと組み合わせることをおすすめします。
しかし、この攻略法を使う場合はバンドウォークに注意してください。
画像で囲った部分のように、ローソク足がバンドに沿って形成される様子をバンドウォークと呼びます。
トレンド時に強く意識されるチャートパターンです。
RSIを確認すると、バンドウォークの部分でも反応しています。
ここで逆張りエントリーをしても勝てないことがわかりますね。
条件を満たして逆張りエントリーをしても反発が見られなかった場合、バンドウォークが疑われます。
RSIはハイロー30秒取引と好相性?
RSIを使って30秒という最も短い判定を好むトレーダーがいます。
30秒取引はそもそもが難しい取引形態と言われていますが、RSIを工夫して使えば攻略できない事も無いと言えるでしょう。
30秒取引攻略法は別ページを御覧ください。
- 期間設定を7以下に設定
- RSIの角度が急な箇所で瞬時の反発を狙う
RSIはストキャスティクスやCCIのような同じオシレーター系の中でも反応が鈍いものです。
そのためデフォルトの期間14では30秒といった短い判定に適していません。
期間は短ければ短いほど敏感に反応するので、7以下で設定しておくと良いでしょう。
また、RSIが急な角度を付けて上昇下落していたところが逆張りのチャンスと言えます。
緩やかに推移している状態では反発が遅く、30秒では間に合わないケースが多いです。
ハイローオーストラリアでは、2024年7月からUSD/JPYとEUR/USDの2銘柄で、Turbo30秒のペイアウトが2.00倍にアップするキャンペーンが開催されます。
キャンペーン期間は決まっていないので、ぜひこの機会にRSIを使って30秒取引を始めてみましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。