このページでは、ハイローオーストラリアの転売機能について詳しく解説をしていきます。
ハイローオーストラリアで取引をするときの、転売のデメリット、やり方を確認しておきましょう。
記事後半では、転売だけを使った稼ぎ方も公開しますので、是非最後まで読んでください。
このページの目次
ハイローの転売とは
ハイローオーストラリアにおける転売とは、判定時刻に到達する前にポジションを決済することです。
ハイローオーストラリアの転売ルールは、主に次の2点です。
- 判定時刻の1分前までならば利用が可能
- ペイアウト率はハイローオーストラリアの裁量で決定※
※判定時刻までの残り時間、②エントリー時と現在価格の値幅、③その時のボラリティにより考慮)
つまり、Turbo取引の1分、30秒では、利用できないことがわかります。
転売を利用するトレーダーの主な目的は、以下の通りです。
- テクニカル分析と逆にレートが進んだことから掛け金没収になるよりマシなので転売
- このままだと判定時刻に逆転されるので、負けないために転売
- 早く利益を確定させたい気持ちによる転売
その時の取引状況や、トレーダーの心情によって様々です。
転売のデメリット
転売は、負ければ全額没収になるハイローオーストラリアのリスクを、低減するための機能です。
途中で取引を降りるのですから、当然デメリットがあります。確認をしておきましょう。
残り時間によっては勝っていてもペイアウト率が1倍以下
判定時刻に予想どおりゴールすれば、定められたペイアウト率から支払いを受けることができます。
①の画面は、残り時間「2:07」、転売できるチャンスは残り1分7秒です。
レートが107.623のときにハイエントリーをしました。現在のレートは107.625、今が判定時刻ならば、勝利できるのがわかります。
しかしペイアウト率を確認してみましょう。
判定時刻まで2分以上あることから、ペイアウト率が1倍を下回り、損失がでることがわかります。
この画面は、先ほどの画面から約1分が経過した取引画面です。
残り時間は「1:09」転売できる残り時間は、わずか9秒です。
①の時よりもレートが下がっていますが、ペイアウト率は1倍よりも上、ここで転売すれば378円の利益が出ます。負ければ1万円の損失です。
どちらの時間も、そのままゴールすればペイアウト率1.85倍です。
しかし残り時間がまだまだあることから、①はペイアウト率1倍を切り、その時よりもレートが下がっているにも関わらず②では損失がなくなります。
この残り時間とレートの関係が判断を狂わせるのです。
ペイアウト率は確実に下がる
ハイローオーストラリアで転売機能を利用すると、確実にペイアウト率は下がります。
どのような法則でペイアウト率が決められているかは公表されていませんが、下の画面を見てください。
価格はかなり上昇しました。取引している時刻は11:42、ボラリティもそれほど高い時間帯ではありません。
ここまで上昇しているにも関わらず、転売後のペイアウト率は1.7499以上になることはありませんでした。HighLowの15分取引を利用していることから、判定時刻後のペイアウト率は1.85です。
どのような法則があるかわかりませんが、転売はペイアウト率0.1以上は下げるように設定されているのでは?と推測できます。
確実にいくらペイアウト率が下がるとは言えませんが、判定時刻に得られる数字よりは低くなると思われます。
転売後のペイアウト率が0のこともある
ペイアウト率が上限に達することはありませんが、0になることはあります。
転売をしても、判定時刻が訪れても、どのみち掛け金は没収の状況です。
上限には達しないのに0になることがあるのは、デメリットではないでしょうか。
約定されないこともある
エントリー時に変動が大きすぎ約定されないこともありますが、転売時も同様、権利放棄が正常に執行されないときがあります。
転売できるギリギリの時間まで粘ると、転売が執行されずタイムオーバーで利用できなくなると言った状況が起きるかもしれません。
受付時刻ギリギリの転売は、なるべく避けるようにしましょう。
転売が癖になる可能性も
転売が癖になる人もいます。FXと違いハイローオーストラリアは、判定時刻が決められた投資です。
その判定時刻が近づくことで、ドキドキが収まらなくなるトレーダーもいます。
転売は、そのドキドキから解放される機能、ホッとできるタイミングです。
この感覚に慣れてしまい、転売癖が付いてしまったトレーダーもいます。先ほどの説明から、転売後のペイアウト率は、下がるということがわかりました。
確実に勝てる取引を転売するのは、本来得れる金額を損失をしていると言った考え方もできます。
転売を利用した手法をメインにしていない限り、多用しないことがおすすめです。
転売のやり方
それではハイローオーストラリアにおける転売機能のやり方を、画像付きで解説していきます。
今回転売を行うのは、HighLowの1時間取引です。まずは、取引画面に行きましょう。
エントリーは1万円、ちょうどよく下がってきたのでエントリーを開始します。
エントリーが成功し、チャートの下の方「購入オプション詳細」に取引の詳細が記載されました。
赤枠の「転売」をクリックしてみましょう。
転売に関する情報がチャートの左側に表示されました。
- USD/JPY:取引をしている原資産です。
- 取引内容:107.628でハイエントリーしたことがわかります。
- 購入:エントリーした金額です。
- ペイアウト倍率:今転売したときのペイアウト率です。
- 転売時ペイアウト:転売が執行されたときに返金される金額です。
- 「転売する」をクリックすることで指示をだせます。
- 「×」か「取り消す」をクリックすると、転売画面が消えます。
転売可能時間が過ぎると、転売画面は自動的に消えてしまいます。
また、ペイアウト率を見るよりも、転売時ペイアウトで金額を見た方が分かりやすいです。
では、実際に転売をクリックしてみましょう。
「権利放棄は正常に執行されました」と表示されました。転売は成功です。
現在の口座残高も増え購入済オプションがありませんと表示されます。
ハイローオーストラリアの転売機能は、返金される金額がリアルタイムに表示されるため、非常に見やすく使いやすいのが特徴です。
この点の気配りは、さすがハイローオーストラリアと言ったところではないでしょうか。
転売だけで稼げる?
それでは転売機能だけで稼げるかどうかを解説していきます。
キャッシュバックと転売機能を使った手法
キャッシュバックは、利用しなければ口座残高に反映されません。
しかし、転売機能を利用すれば、口座残高に高い確率で反映させることができます。
ハイローオーストラリアで新規口座開設を行い入金をすると、必ず5,000円キャッシュバックを得ることができるのです。
ここからは転売機能を利用し、リスクを最小限にしながら、この5,000円キャッシュバックを、現在の口座残高に移す手法を解説していきます。
オプションは、HighLowの15分取引を選択しましょう。
最初にHighLowのどの原資産で取引を行うかを決めます。今回はUSD/JPYを利用しました。
次に23時間チャートを開いてみましょう。底値を見ると、今の時間帯は上昇傾向にあるのがわかります。
また、トレーダーズ・チョイスもHIGHが57%と若干ですが強いようです。
ここまで確認ができたら、15分取引チャートへ移りましょう。
15分取引チャートでも、トレーダーズ・チョイスはHIGHが優勢です。ここで、キャッシュバックである5,000円を利用してエントリーを開始しました。
順調にレートは上がっていきます。今転売をすると、6,182円の支払を受けることができるようです。利益としては十分ではないでしょうか。転売を実行しましょう。
転売が実行されました。支払いは5,747円です。レートが動いていることから、ズレてしまうのは仕方ありません。ギリギリは危険ということも理解ができました。
口座残高を確認すると、キャッシュバック可能額は消え、すべて現在の口座残高に反映されています。転売を利用することで、リスクを最小限にし、口座残高に反映することができました。
全体的な為替相場の流れをつかめていれば、あとはエントリーのタイミングだけでOKです。
口座残高の5,000円を利用してエントリーをしていたら747円の利益にしかなりませんが、キャッシュバックを利用したことで5,747円の利益です。
転売で稼ぐためにハイローポイントを活用
先ほどの手法はキャッシュバックを利用しなければ、大きな利益をだすことができませんでした。
それでは1度しかチャンスがないと思われるかもしれませんが、ハイローオーストラリアには、ハイローポイントがあります。
ハイローポイントは、ポイントにより翌月のキャッシュバックに反映されます。ハイローポイントを利用して、高額なキャッシュバックを手に入れましょう。
ハイローポイントは取引額に応じ、加算されていくポイントです。
また、転売を利用した場合でも、取引額は加算されています。
転売を利用しながら、ハイローポイントをためていきましょう。
転売で利益がでても勝率に換算しない
転売だけでも、先ほどの結果から稼げることができるとわかりました。
キャッシュバックを利用していなくとも5,000円のエントリーで747円の利益を得ることができます。
稼げることはわかりましたが、これを勝率に換算するのはおすすめできません。
転売はあくまでも転売です。
ハイローオーストラリアに認められた機能ですが、ペイアウト率は確実に下がっています。転売を利用した結果、10戦10勝だったとしても、1回で747円のプラスならば、7,470円の利益です。
普通に判定時刻を迎えるよりも、だいぶ低い利益になることがわかります。
ただ、負けるリスクも相当低くなるのは間違いありません。
上がった時に転売をするのですから、勝ってたのに最終的に負けたという事案がなくなります。
先ほどのような、転売を利用した手法だけで取引を固めるのならば特に問題はありませんが、確実に得られるであろう利益まで失う可能性があります。転
売を利用したときは、取引自体がなかったと思う方が良いでしょう。
転売ありきの取引は、コツコツ(小さく利益)ドカン(1度の大敗)になりやすいので、気を付けてください。
転売するかはテクニカル分析で決める
エントリーするときは、テクニカル分析で判断をします。先ほどのキャッシュバックを利用した手法でも、価格が底値を更新していないことから上昇すると分析をしました。
転売で利益を出すのならば、同じように、転売するときもテクニカル分析を利用するべきです。
例えば、直近の上値で抵抗を受け、なかなかレートが上に行かない場合は危険です。その抵抗で、一気に下がる可能性もあります。
転売を利用する理由を、テクニカル分析から見つけるようにしましょう。
「ドキドキするから転売」「ちょっと利益でたから転売」という方法では、転売を利用して利益を得続けることはできません。
エントリーに意味を持ったら、転売にも意味を持たせてください。転売で利益をだすためには、このことを忘れてはいけません。
転売だけでも稼げますが、転売をする理由をテクニカル分析で見つけるようにしましょう。
転売はあくまで手段、稼ぐことはできますが、勝てる取引まで放棄するのはトレーダーとしてもったいない行動です。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。