ハイローオーストラリアは、FXのような為替取引と違って様々な禁止事項があります。
禁止事項を破った取引をすると、ペナルティを受ける事になるので事前によく把握しておくべきと言えるでしょう。
本記事では、ハイローオーストラリアの禁止事項・規約違反行為について詳しく解説をしていきます。


このページの目次
ハイローオーストラリアでの禁止事項一覧
ハイローオーストラリアでは、以下の取引が禁止されています。
- 集団での取引
- 複数口座の所持
- コピートレード
- 自動売買やVPSの利用
- サーバー遅延やシステム障害を狙った取引
- 他人の口座を使った取引
- IPアドレスを特定できない取引
- サーバーに負荷を与えるような過度なスキャルピング
- 両建て
主に上記の行為が禁止取引とされており、仮にしてしまった場合には罰則を受ける事があります。
ハイローオーストラリアで特に注意すべき禁止事項
次に、ハイローオーストラリアで禁止されている行為を個別で解説します。

ハイローオーストラリアの規約内容には、一般のトレーダーが簡単にできない事も禁止事項として明記されています。
- 相場の不正操作
- ハイローをハッキングした取引
上記のような内容は、資金力のある機関投資家や悪質なプログラム技術を持つ方しかできない行為と言えるでしょう。

自動売買システムの利用

ハイローオーストラリアでは、自動売買ツールを使った取引が禁止されています。
自動売買
決められた売買プログラムに沿って、自動でエントリーをするシステム。
MT4上に決められた売買条件をプログラムして、ハイローのマイページと紐づけをしていれば、自動売買システムを導入する事は容易いです。
しかし、ハイローでは禁止行為となっているので、もしも発覚した時には罰則の対象となります。
自信でプログラムを作る事はできなくても、ネットやSNS上には勧誘をしてくる業者が多いので注意しましょう。

- 決められたタイミングでしかエントリーをしていない
- 朝から夜中まで稼働しているので人の手で打っている事が疑問視される状況
上記のような事から、自動売買の利用が疑われて発覚するケースが多いです。
自動売買を進めてくる業者は、その行為が禁止されていると知りながら勧誘をしてきます。
高勝率を謳っていても必ず勝てるとは限らないので注意しましょう。

また、自動売買だけではなくVPSの利用も禁止されているので注意しましょう。
複数口座の開設

ハイローオーストラリアでは複数口座の開設を禁止しています。

海外FXでは公式で追加口座を作成する機能がありますが、ハイローオーストラリアに追加口座の作成機能はありません。
海外バイナリーオプション業者はすべての業者で複数口座所持はNGです。
すでに口座を所持しているにも関わらず、あらたに口座を作成することも禁止です。
また、口座凍結をされた後に口座を作成することも服薄口座所持に該当します。
集団取引

ハイローオーストラリアでは、集団取引という行為も明確に禁止されています。
集団取引
同じ銘柄、同じ取引形態(判定時間など)で一斉に集団でエントリーする事。
例えば、プロのトレーダーによる配信グループなどはこの集団取引に抵触する行為です。
ハイローオーストラリアではあくまでも、「自身の裁量でエントリーをする」という事が義務付けられています。
そのため、集団で勝ちやすいポイントを配信してエントリーすると罰則の対象となってしまうのです。

- 取引時間や勝敗が複数人で全く同じ状態
- 第三者と同じ時間帯でしか取引をしていない
- 人気のないエントリーポイントで複数人がエントリーをしている
ハイローオーストラリアでは逆張り手法を使う方が多いので、順張りを使って高勝率を出すトレーダーが複数人いるとすぐに発覚をします。
また、同じ手法同じタイミングでエントリーが集中する性質上から、ハイロー側の特定が早いです。
前述した自動売買のように、ネットやSNS上で勧誘をする方が多いですが、基本的には禁止されている取引形態となるので注意しましょう。
また、集団取引をする事は以下のようなデメリットもあります。
- 約定拒否の発生
- スプレッドの拡大
ハイローのサーバーはそれほど強いものではないので、集団でのエントリーが集中すると約定できないケースもあります。
また、Turbo以外の取引ではスプレッドが拡大して期待値が下がってしまうのです。
一見、初心者が効率良く稼ぐ方法に考えられがちですが、実はリスクの多い取引形態であると言えるでしょう。
コピートレードの利用

前述した自動売買や集団取引は、コピートレードの利用で抵触する事もあります。
コピートレード
第三者のエントリーを自身の口座へ反映させる事。別名ミラートレードとも言う。
コピートレードは、反映させたいトレーダーの口座と自分の口座を紐づける事で運用をします。
利用者は一切エントリーをしなくても、自動で運用が行われるので初心者人気が高いです。
しかし、「裁量エントリーではない」という性質から、ハイローオーストラリアでは明確に禁止されています。
- 利用者が多いと集団取引に抵触する
- 第三者と同じポイントでしかエントリーされていない
仮にコピートレードであると特定されなくても、上記のような集団取引と同じ理由で罰則を受ける事もあります。
また、利用者が多いとスプレッド拡大や約定拒否によって勝敗の期待値も変わるものです。
こちらも高勝率を謳って勧誘する業者がかなり多いので、甘い話に乗らない事が賢明と言えるでしょう。

他者口座を使って運用する

ハイローオーストラリアでは、1人1口座しか持てないという決まりがあります。

多くのトレーダーが友人や家族名義の口座を使って取引をしていますが、これは明確な禁止行為です。

他者口座を使う方は以下のような方が多いです。
- 自分の口座が凍結をして使えない状態になっている
- 高額なbet金額でエントリーをする方
ハイローオーストラリアでは1エントリー20万円までと決められていますが、ナンピンや連打をする事で複数エントリーができます。
しかし、複数エントリーではタイミングに差が出てしまうので、口座を分けて運用している方が多いのです。
また、自身の口座が凍結になって使えなくなったことで、他人名義の口座を利用する方がいます。
- 他人名義の口座をいつも使っているパソコンでエントリーしている
- 自身の口座と他人名義口座のエントリーポイントが同じ
上記のような事から、IPアドレスの特定などをされて発覚してしまうケースが多いです。
ハイロー取引をする際は人の口座ではなく、自身の口座を使ってエントリーするようにしましょう。

サーバー遅延を狙った取引

ハイローマイページで値動きを見ていると、MT4の値動きとは異なる動きになるケースがあります。
ハイロー側のシステム障害などが原因ですが、このタイミングを狙ってエントリーをする事は禁止とされているので注意しましょう。
過去には、AUD/NZDが深夜帯に値動きが止まるという出来事がありました。
この時にMT4チャートで先の値動きを見てエントリーした方のほとんどは、翌日に利益が没収されています。
少し理不尽なケースのように感じますが、サーバー遅延を感じた際には一旦落ち着くまで様子を見た方が良いと言えるでしょう。
両建てを使った取引(現在は公認)

ハイローオーストラリアでは、2020年より両建ての取引が禁止事項に追加されました。
両建て
同じ銘柄の同じタイミングでハイとローの両方エントリーする事。
両建て後にどちらも利益方向に傾いたところで転売をすれば、効率的かつ低リスクで稼げるという手法です。
現在では禁止取引に追加された事から、ペナルティを受ける可能性が高い取引になっています。

2024年時点では、両建ては公認されているので、取引しても問題ないと言えます。
ただし、利益を出すのは難しいので、基本的には使わないようにしましょう。

マーチンゲール手法

マーチンゲールは、取引に負けるた次のエントリー金額を倍にする資金管理方法です。
規約上で明確に禁止事項とされているわけではないですが、マーチンゲールのしすぎで凍結となったという情報はとても多い傾向にあります。

そもそもマーチンゲールは、資金を大きく溶かしやすい手法のためお勧めできません。

リスクの高い資金管理法である以上に、禁止事項であることから2重の意味で危険です。

禁止事項を破った場合のペナルティ
禁止事項に関して詳しく解説しましたが、禁止事項に抵触した先のペナルティは口座凍結です。
- 口座が完全に使えなくなる
- 1エントリー5000円の制限
- 利益額の没収
凍結の種類は様々ですが、どれをとっても大きなデメリットになると覚えておきましょう。
詳しい内容は、ハイローオーストラリアの口座凍結記事をご覧ください。

口座凍結には2種類あり、取引ができなくなるか、一部制限されるかのどちらかです。
出金に関しては、全額出金できる、入金額のみ出金できる、全額出金できないのどれかになるでしょう。
ハイローオーストラリアでの取引をする際は、自身の裁量取引を極める事が必須です。
禁止事項に抵触せずに、ルールを守った取引を心がけて利益を出していきましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。