ハイローオーストラリアは少額で始められますが、初心者の方で「いきなり自己資金をかけた取引は怖い」と考える方は多いでしょう。
ハイロー取引を始める際にはまず練習をしてから望むことが重要です。
本記事では、ハイローオーストラリアの練習方法や心得などを詳しく解説していきます。

このページの目次
ハイローオーストラリアの練習に必要なもの
ハイローオーストラリアの練習を始める際は、以下のものが必須となります。
- ハイローオーストラリアのデモ口座
- MT4/MT5といった無料分析ツール

ハイローオーストラリアのデモ口座

ハイローオーストラリアの練習をするにおいて、無料で利用できるデモ口座の用意は必須であると言えるでしょう。


デモ口座
自己資金をかけずに本番さながらのエントリーができる口座。
デモ口座では実際の資金は使わないので、利益こそ出ませんが損失を出す心配もありません。
そのため、気軽にトレードの練習ができるのです。
デモ口座とはいっても、操作方法は変わらずリアルタイムのレートに合わせた本番さながらの取引ができます。
初回に仮想資金100万円と5000円のボーナスが付与された状態で開始されます。
再起動やログアウト時にデモ口座の資金は自動でリセットされます。
リアルマネーが増減しない以外は本番の取引環境と基本的に変わらないので、まずは本取引ではなくデモ口座で練習するようにしましょう。
ただし、練習に影響はありませんがハイローオーストラリアのデモ口座とリアル口座のチャートは微妙にズレがあります。
リアル口座とデモ口座の違いは、ハイローのリアル口座とデモ口座の違い記事をご覧ください。

MT4/MT5といったプラットフォームの準備

ハイローオーストラリアでは、マイページの取引画面だけでは売買チャンスの把握ができません。
インジケーターの表示やローソク足表示に変更ができないためです。
質の高い練習をするためには、別途相場分析をするプラットフォームが必要となります。

MT4/MT5
ロシアのメタクォーツ社が開発した高機能為替取引ツール。
MT4とMT5にはインジゲーターという分析ツールが標準搭載されています。
MT4の方が普及していますが、MT5の方が新しく作られたツールのため機能性は高いです。

まだインストールしていない方は、MT4のダウンロード方法の記事を読んでみてください。

MT5のダウンロード方法は別ページにまとめています。
選定の際は以下の基準で選ぶといいでしょう。
- MT4
→カスタムインジゲーターを購入or自作して利用したい人
→サインツールを使用したい人 - MT5
→3分足での分析をしたい人
→カスタムインジケーターやサインツールを使用する予定のない人
世に出回っているオリジナルのカスタムインジゲーターは、MT4にしか対応していないものが多いです。
カスタムインジゲーターを使いたい人は、MT4をインストールしておくといいでしょう。
対して、MT5は豊富な時間足で取引ができる魅力があります。
例えば、MT5にはMT4にはない3分足が搭載されているので、3分Turbo取引をしたい方はMT5をインストールしましょう。
ハイロー取引の練習方法
ハイローオーストラリアを始めたばかりの方で「早く開始してお金を増やしたい」といった欲は禁物です。
特に初心者の方であれば必ず練習をしておいた方が良いと言えます。
取引操作の確認
ハイローオーストラリアは短期売買を行う投資です。
そのため、取引チャンスがきた際は瞬時に反応できないといけません。
- MT4やMT5を見てエントリーチャンスの確認
- ハイローマイページから銘柄と判定時間の選択
- High(上)、Low(下)の選択
- エントリー金額の入力
- 購入をクリック
チャンスがきてエントリーする際は、これらの動作を瞬時に行う必要があります。
そのため初見や慣れない状態では、まず操作方法を覚えておく必要があると言えるでしょう。
操作方法を練習する際は、まず各種取引形態を選択してみてください。

スプレッドは上級者向けの取引方法になるので、まずはTuroかHighLowのいずれかを選択しておきましょう。
その後、銘柄切り替えの練習を行います。
銘柄の切り替え方は様々な方法がありますが、以下の方法で慣れておくのがおすすめです。

全ての資産をクリックすると、検索窓(赤枠)が表示されるので、取引したい銘柄の頭文字を入力して、瞬時に切り替えられる練習をしておくと便利です。
まずは取引形態と銘柄切り替え、判定時間の選択は瞬時にできるように練習を行っておきましょう。
操作方法が不十分な状態で、デモ口座ではないリアル口座での取引をすると大きな損失を出してしまう可能性が高まります。
そのためまずは、デモ口座でハイローマイページから操作方法を確認しておきましょう。
手法の確立や勝率確認
FX取引や株式投資の経験があり、テクニカル分析の基礎を把握している人はすぐにハイローオーストラリアの取引にも移行できるでしょう。
しかし、そうではない投資初心者の方はまず手法を身につける必要があります。
ハイローオーストラリアは判定時間までに上がるか下がるかを予想するので、単純に勝率は50%が担保されている状態です。
しかし、適当にエントリーしてもたまたま勝てる場合はありますが、長期的な資金の増加は見込めません。
そのため練習をする上で手法の確立が重要となってきます。
これはMT4に搭載させるインジゲーターを使った分析やローソク足の形状を見る事も含みます。
初心者の方は、まず以下のようなインジゲーターを表示させて分析の練習をするのがおすすめです。
- ストキャスティクス
- RSI
- CCI
などのオシレーター系指標
上記のようなオシレーター系指標は、見方がシンプルであるため、手法を確立させる際に最適です。

オシレーター系指標は、上図のサブチャート画面のように、1本の線で相場の買われすぎか売られすぎかが判断できます。
買われすぎ→逆張りローエントリーのチャンス、売られすぎ→逆張りハイエントリーチャンスと判断可能です。
まずは、エントリーチャンスの判断ができるように練習をしてから、他の根拠を加えて勝率の高い手法の確立を行っていきましょう。
相場分析能力を向上させることで、いざ本番の取引に移行した際スムーズに取引できます。
相場分析が不十分な状態では余計な負けで資金を減らす可能性がありますが、しっかり練習を行った上では余計な損失は出にくいでしょう。

本取引を意識したエントリーの練習
ハイローオーストラリアの操作方法を把握して手法の確立ができたら、実際に本取引を意識した練習をしてみましょう。
練習する際は、極力複数のデバイスを用意しておくと良いです。
- PCが2台以上ある場合→1台はMT4の分析用、1台はハイローのエントリー用
- PCが1台しかない場合→PCはMT4での分析用、エントリーはスマホで行う
もし、全ての取引をPC1台で完結させたい場合は、以下のように画面を表示させておくと良いです。

ハイローのチャートでは、黄色い線で値動きが表示されるだけなので、見てもあまり意味がないです。
そのため、PC1台でハイローとMT4を表示させる際は、ハイローのエントリー画面だけが表示されるように画面を小さくして準備しましょう。
実際にエントリーチャンスが来たタイミングで銘柄・判定時間・取引方法の切り替えを行い、反復練習をして、本取引時に戸惑わないようにしておきましょう。
チャンス時にスルーをする練習
エントリーの練習ができたら、チャンス時にエントリーをスルーする練習も行っておきましょう。
手法を確立後にエントリーをして、負けたポイントはすべてメモするようにしてください。
負けたポイントを記録しておくことで、同じ手法でも相場状況次第での勝率が把握できるようになります。

例えば、上図のような相場状況であった場合に、ストキャスティクスを根拠としてエントリーを狙ったとします。
しかし、直近のローソク足を見ると、矢印部分のように安値が切りあがりトレンド相場の前兆とも呼べるような動きを見せているのです。
ストキャスティクスはトレンド相場で機能しないので、スルーした方が良いポイントと言えるでしょう。
手法通りのエントリーチャンスが来ても、スルーするスキルも重要になってくるので、デモ口座とMT4を使った練習をしながら、回避するポイントを探してみてください。

ハイローが休み時の練習
いざ練習をしようと思っても、日曜などでハイローオーストラリアが休みとなっている場合もあるでしょう。
土日は為替相場が動いていないので、止まった状態のMT4チャートを見て分析の練習を行うと良いです。

MT4で過去チャートを表示させて、PCのF12をクリックすると良いです。
F12をクリックすると、チャートが1つずつ横にずれていきます。
先のチャートを予測しながら過去相場を閲覧できるので、相場観を養う練習になると言えるでしょう。
また、実際の取引はできませんが、週末でも値動きのある仮想通貨チャートを見ながら相場感を養う方法もあります。
- XM TradingのMT4・MT5
- BigBossのMT4・MT5
- FXGTのMT5
上記のFX会社が提供しているMT4・MT5なら、週末でも仮想通貨の値動きが確認可能です。
インジゲーターなどを挿入して、チャンスが来た際にエントリーするかどうかを見極める練習ができます。
ハイローオーストラリアでは、2024年4月より土曜の仮想通貨取引が可能となりました。日曜日は従来通り取引ができません。

ハイローオーストラリアを練習する時のポイント
次に、ハイローオーストラリアを練習をする際の心得について紹介します。
おすすめの練習方法についても触れるので、これから取引を始める初心者の方や現状勝てておらず練習をしようと考えている方はぜひ参考にしてください。
日ごとの相場違いを把握する
練習において重要なことは、その日ごとの相場を把握するという事になります。
ハイローオーストラリアではどんなに優秀なトレーダーでも勝率は70%あれば良い方です。
勝率100%を必ず叩き出せる方はいないと覚えておきましょう。

そのため、どんなに強い手法であったとしても相場次第では負けてしまうのです。
練習の段階でどのような相場で自身の手法が強いかor負けやすいかというものをしっかり把握しておきましょう。
初心者の方でよく何を把握すればいいのか分からないという方は、以下を参考にしてみてください。
- 通貨ごとの値幅
- 重要指標があったかどうか
- 取引練習で負けたor勝った時間帯
- 各通貨でのトレンド状況
基本的にはその時感じた事、自分なりに思った事を記録しておくといいでしょう。
練習後に本取引へ移行する際に大きな助けとなって、危険な相場回避に繋がるケースもあります。
動いているチャートを見て練習する
会社員の方などであまり平日に時間が取れないといった方は多いでしょう。
土日を使って練習をする必要がありますが、土日は世界共通の休日となっているので為替相場は動いていません。
また、ハイローのデモ口座はもちろん本口座もメンテナンスになり取引時間外となっています。
それらの要因から、練習をするのであれば極力平日に時間を見つけた方が良いと言えるでしょう。
休日に止まっているチャートを見て分析する事はもちろん重要ですが、チャートが動いている時と比べて違った見え方になるケースが多いです。

- 取引の練習→動いている平日のチャート
- 振り返えりや反省→チャートが動いていない土日
練習だけでは学べない事もある
練習の重要性や練習をする心得を解説してきました。
ハイローオーストラリアの練習をする事はとても重要ですが、本番の取引では学べない事もあります。
次はそんな、練習だけでは学べない事を見ていきましょう。
資金管理
ハイローオーストラリアでは相場分析以上に資金管理が重要となる投資です。

あらかじめ損益の上限が決められている事から、単純に勝率アップやエントリー資金の管理をして資金を増やしていきます。
- 損失→エントリー金額のみ
- 利益→あらかじめ決められたペイアウト
デモ口座で練習をする際には、100万円の資金と5000円のボーナスで取引をします。
しかし、ハイローオーストラリアで取引を始める方で、いきなり100万円を入金する方はほとんどいないでしょう。
まずは少額で始める方が一般的です。
また、最終的にはリセットされてまた同じ金額に戻ってしまうので、資金管理を身につける事はできないでしょう。

取引の緊張感
ハイローオーストラリアの練習をデモ口座で行う場合は、実際の取引とは違って緊張感のない取引になってしまいます。
本取引に移行した際に練習ではできていたことができなくなるというケースはとても多いです。
実際にお金をかけていない、またはただの練習という認識ではむしろ冷静に分析ができます。
本取引は自己資金の上限があるので、一喜一憂することで緊張感が出ますが練習では学べない要素であると覚えておきましょう。

練習から本取引に移行するタイミング
ハイローオーストラリアの練習から、本取引に移行する際は以下を目安にして考えましょう。
- 手法を確立できた時
- ある程度の相場感が身についた時
- ハイローの操作方法や取引形態を把握できた時
前提として練習慣れやデモ口座慣れはしてはいけません。
練習は本番の取引で結果を残すための準備です。
練習を完璧にする必要はなく、ある程度の相場感や操作方法が見についたら本取引に移行してみましょう。

『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。