ハイローオーストラリアは、少額で始められる投資初心者に人気のサービスです。
しかし近年では、一時期ほどの勢いがなく、ハイローオーストラリアはオワコン(終わったコンテンツ)と呼ばれる事も増えてきました。
本記事ではそんな、ハイローオーストラリアがオワコンと呼ばれる理由や実態について詳しく紹介していきます。


このページの目次
ハイローオーストラリアのオワコン化が深刻?

ハイローオーストラリアは、上がるか下がるかを選択して自身で決めたエントリー額を投資します。
勝てば決められたペイアウトが付与、負ければエントリー額の損失とルールも比較的分かりやすいです。
一時期は稼ぎやすい投資と言われて高い人気を博していましたが、近年では終わったコンテンツ、つまりオワコンと呼ばれる事も増えてきました。

もちろん、明らかなレート操作などではなく、ルールの変更などで勝率を下げている傾向にあります。
長い運営期間で実績の多い企業ではありますが、年々顧客離れが深刻となっているのは間違いないと言えるでしょう。
ハイローがオワコン扱いされる理由
ハイローオーストラリアがオワコン扱いされる理由には、以下のような点が影響しています。
- 詐欺業者に騙されない人が増えた
- 相場状況の変化で負ける人が多い
- 度重なるルール変更
- 口座凍結者の増加
- バイナリーオプション業者の増加
それぞれを深堀りしていきましょう。
口座凍結者の増加
ハイローオーストラリアでは、親会社の交代により禁止取引に対するルールがかなり厳しくなっています。
- コピートレード
- 自動売買
- 集団取引
など
禁止取引については、ハイローオーストラリアの禁止事項で詳しく解説しています。
禁止事項に対するペナルティは以下のようなものがあります。
- 出た利益の全額没収
- 口座そのものが使えなくなる
- 最大エントリー額が5000円までに制限される
上記のような制限がかけられるケースが多いです。
特に口座そのものが使えなくなることは深刻と言えるでしょう。
ハイローオーストラリアでは、1人1口座しか保有できないので口座凍結された時点で取引ができなくなってしまいます。
ハイロー取引にアクティブであったトレーダーが、必然的に離れていってしまうので、自動的に顧客離れが加速するのです。
また、それまでに20万円以上の高額トレードをしていた方が、5000円までの制限がかかると、ハイローをする意味がないと考えます。

バイナリーオプション業者の増加
2010年代は海外バイナリーオプション業者といえばハイローオーストラリアの一強状態でしたが、今では様々な新しい業者がローンチされています。
条件の良い会社であれば当然顧客は会社を移行させるので、ハイローの顧客離れが加速しても不自然ではありません。
今後もハイローオーストラリア以外のバイナリーオプション業者は増えてくると考えられるでしょう。
詐欺業者に騙されない人が増えた
ハイローオーストラリアの投資では、以下のような詐欺業者が蔓延している現状です。
- マーチンゲール手法を使って根拠のない配信をしている業者
- 勝率の低い自動売買ツールを販売している業者
- 勝てないコピートレードを提供している業者
近年では、各トレーダーの注意喚起や被害者の声などが大きくなり、上記のような詐欺業者に騙される人は減ったと言えるでしょう。

NDD方式を採用しているFX業者では、取引毎にかかるスプレッドや手数料を利益としているため顧客と会社がWin-Winの関係です。
しかし、前述したようにハイローは顧客の負け取引が利益となっています。

ユーザーのからしたらメリットしかありませんが、自動売買や悪質な配信を利用する詐欺師が減り、ハイローが得る売上は少なくなっていると考えられています。
その結果、ハイローオーストラリアというコンテンツがオワコン化しているという予測が立ちます。
為替相場が変化した
為替相場というものは、年々絶えず変化をしています。
つまり、今勝てている手法でも、将来何年も勝てるとは限らないのです。
例えばハイローオーストラリアのような短期売買では、RSIという逆張り系のオシレーターが高い人気を誇ります。
現在でも手法の一部として利用している方が多いです。

確かにRSIは5年ほど前くらいまでは、勝率が高く無双していたインジゲータ―と言えるでしょう。
しかし、2016年を超えたあたりから、為替相場に流れるお金が減ったことで、年々勝率を下げているのです。
手法のアップデートをしないトレーダーは、直近相場で勝ちにくくなったことから「ハイローはオワコン化した」という傾向にあります。

最近は仮想通貨などの台頭により、為替相場に対する注目が薄れつつあります。
相場感がガラリと変わった事もあり、どのオシレーターでバックテストをとっても、逆張り勝率は落ちている状況です。
ハイローオーストラリアで継続して取引をする方は、直近相場に適した手法を常に研究しておきましょう。
度重なるルール変更
ハイローオーストラリアでは、度重なるルール変更が問題となっています。
- ペイアウト変更
- 勝率の高い銘柄の15分取引廃止
- 同値引き分けのルールから負けルールに変更
- エントリーが集中するポイントでのスプレッド拡大
特に問題となったのは、勝率の高い銘柄の廃止についてです。
2021年にはGOLDとAUDNZDの銘柄を廃止しました。
この2つの銘柄は、逆張り勝率の高い銘柄として人気でした。

しかし、15分取引ができなくなったという事で、ハイロー取引を離れる方が増えてきました。
これらのルール変更は、勝率の高い手法情報が広まったことや、勝てるトレーダーが増えたことが要因と言えるでしょう。
また、各所でのペイアウト変更も実施しています。
勝率の高い銘柄や取引形態では、ペイアウトが下げられるのが普通になっているのです。
また、予告なしで急に実施されることからトレーダーたちは不満を感じて、ハイロー取引を辞める人が増加しています。

ハイローオーストラリアは完全にオワコンではない
近年、ルール変更や相場状況の変化によって、顧客が勝ちにくくなったのは間違いないと言えるでしょう。
しかしこのような状況でも、未だに高額の利益を出している方は多くいます。
ハイローでは、勝てる投資戦略や手法の情報が出回ると、会社側も対策をしてくる傾向です。
そのため、未だに高額の利益を出しているトレーダーは、世の中に浸透していないオリジナルの手法を持っているのです。
バイナリーオプションという性質上、投資の中でも初心者向きのサービスであるため、自身だけの勝てる手法を確立して利益を出していきましょう。

直近では顧客にとって良いルール変更を実施している
過去のハイローオーストラリアでは、顧客にとって不利なルール変更が度々実施されてきました。
しかし、直近では顧客側に有利なルール変更が実施されている傾向です。
- 土曜日のみ仮想通貨取引に対応
- 一部通貨のペイアウトがアップするキャンペーンの実施
2024年4月からは、これまで取引ができなかった土曜日の仮想通貨取引に対応しています。

また、2024年7月4日(木)からは、USD/JPY・EUR/USDの2銘柄でTurbo30秒のペイアウトが1.98倍から2.00倍にアップするキャンペーンを実施します。
さらに2024年7月より15秒取引の提供を開始するなど、サービスの幅が広がっています。

新規顧客を増やす施策とも取れますが、徐々に取引環境が改善されているのは間違いないので、この機会にハイローオーストラリアでの取引を始めてみましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。