ハイローオーストラリアでは、様々な攻略法が開発されています。
バイナリーオプション取引をしていると、「ハイローオーストラリアはノイズで攻略できる」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
本記事では、ハイローオーストラリアの業界で都市伝説のような攻略法とされているノイズについて紹介します。
このページの目次
ハイローオーストラリアのノイズとは?
ノイズとは、ハイローオーストラリアのチャートが一瞬だけ動く現象を意味する言葉です。
ノイズは為替変動が要因として起きる場合や、チャートのバグ状態が要因で起きるなど様々な要因があると言われています。
ハイローチャートが一瞬でも動いた後は、相場がすぐに反発する傾向にあるとされており、逆張りが有効なパターンとされていました。

上の画像は、アップデートされる以前のハイローオーストラリアチャートです。

上の画像を見ても、価格が瞬時に動いた後はすぐ反発をしている傾向にあり、転換を狙う事で稼げるとの情報が多く出回っていました。
しかし、現時点でのハイローオーストラリアでは、ノイズによる攻略はほとんど不可能とされており、今すぐ使える手法というわけではありません。
ハイローオーストラリアでノイズは発生しない
結論から言うと、現時点でのハイローオーストラリアではノイズが発生しないと言い切れます。
ハイローオーストラリアは、2022年1月に取引画面の大幅なアップデートを行いました。
その結果、画面の仕様変更があり、ハイローオーストラリアはノイズがほとんど発生しないチャートとなってしまったのです。
通常、ノイズは短期チャートの方が発生しやすい傾向にあります。
しかし現在は短期チャートでもほとんどノイズは見られません。
現在のチャート画像を見ていきましょう。
15秒Turboの場合
ハイローオーストラリアでは、2024年7月よりTurbo15秒の提供を開始しています。

以下は、現在の15秒TurboでUSD/JPYを表示した取引画面です。

最も短い判定であるためノイズが発生してもおかしくないですが、上画像を見ても分かるように滑らかなチャートが表示されていることが分かります。
以下は価格変動が起きた際の15秒Turboの画像です。

一時的に価格の上昇が発生しました。
その後は以下のようなチャートに戻っています。

先ほどの上昇部分が上画像の赤枠部分です。
あくまでも価格動向が示されているだけであり、ノイズが発生しているとは言い切れません。
価格ずれが発生するということもなく、ハイロー画面に出る価格通りのチャートが表示されています。
秒単位でチャートが細かく動く15秒Turboですが、ノイズの発生を狙ったエントリーはできないと考えて良いでしょう。

BTC・ETHといった仮想通貨は、為替よりも極端に変動幅が大きく荒い動きを見せますが、上画像のように仮想通貨でもノイズの発生は見られませんでした。
しかし、仮想通貨は以前より荒い動きとチャートのバグ(価格が更新されず動きが一時停止したりする)や約定拒否が目立つようになっています。

30秒Turboの場合
以下は、現在の30秒Turboを表示した取引画面です。

上の画面を見ると、ノイズと思われる瞬時の変動はほとんど発生していない事が分かります。
一部ではチャートの山と谷が存在していますが、かなり小さく表示されているので、ノイズと言うにはほど遠いと言えるでしょう。
1分Turbo

以下は、1分Turboのチャート画像です。
1分Turboで見ても、ノイズと思われるような急な変動は見受けられません。
ノイズを狙った攻略では、30秒Turboや1分Turboといった、極端に短い判定時間で勝負する事が前提と言われていました。
しかし、前述した15秒、30秒、1分のチャートを見る限りでは、目視で追えるようなノイズは発生しないと考えていいでしょう。
5分Turbo
以下は、5分Turboのチャート画像です。

5分Turboにもなると、ノイズどころかチャートの山や谷を見つけることですら難しいです。
一部では、5分判定のノイズを意識した取引を推奨しているトレーダーもいましたが、現時点ではノイズは見受けられないので、使い道がないと言えるでしょう。
また、仮にノイズの発生があったとしても、見つけるのに時間がかかってしまうので、非効率な取引となってしまいます。
ノイズでハイロー攻略は不可能
ノイズの攻略は昔でこそ有効とされていましたが、現時点のハイローオーストラリアでは使えない手法と言えます。

前述したノイズの発生がしにくくなった以外にも、様々な理由が存在します。
具体的な理由を見ていきましょう。
- 約定拒否や約定ずれで負ける可能性が高い
- エントリーに間に合わない
- チャート遅延を狙った不正を疑われる可能性
約定拒否や約定ずれで負ける可能性が高い
仮に、現在のハイローチャートでノイズが発生したとしても、エントリーするのはかなり難しいと言えるでしょう。
ノイズ攻略法の大半は30秒Turboの取引が基本とされており、常に30秒Turboの取引画面を見ておく必要があります。
ノイズが発生した瞬間にエントリーをする必要がありますが、エントリーをしても必ず約定されるわけではありません。
約定拒否や約定ずれが発生してしまう事もあります。


ノイズの出現する箇所というのは、急な価格変動があるポイントとなるため、「激しい値動きのため約定できませんでした」というメッセージと共に約定拒否に合ってしまう事が多いです。
今現在のハイローチャートでノイズが発生したとしても、30秒Turboで攻略するというのは難しいと言えるでしょう。

ハイローオーストラリア30秒取引は別記事で攻略法を解説しています。

エントリーに間に合わない
ノイズの確認ができたとしても、その後はすぐにエントリーをしなくてはいけません。
相当な反射神経を持つ方でいない限り、ノイズ発生後の天底でエントリーをするのは難しいと言えるでしょう。
ノイズは、発生した後にすぐ反発をすると言う習性があるので、反発する前を狙わなくてはいけないという手法でした。
そのため、アップデート前のハイローであったとしても、ノイズを使って稼いでいたという方はほとんどいないと思われます。
更に現在では、ノイズが発生しにくい画面仕様となっているので、さらに難しくなっていると言えるでしょう。
チャート遅延を狙った不正を疑われる可能性
ハイローオーストラリアでは、サーバーダウンやチャート遅延を狙った取引が禁止されています。
ノイズはチャートの微妙なズレを狙う取引であるため、ピンポイントで取引していると不正を疑われる可能性もあるでしょう。
通常取引の傍らでノイズを狙う場合が問題ないかもしれませんが、仮にノイズが発生したとして、積極的に狙えば不正となり得ます。
現在のハイローオーストラリアでは、疑い段階で口座凍結や一時的な凍結をする可能性があります。
疑わしいと判断される要因になるので、ノイズは積極的に狙わず、しっかりと分析してから取引をしましょう。


ノイズを使った攻略はおすすめできない
ノイズを利用した攻略法を謳う攻略法サイトやYouTube動画を時々見かけます。
ハイローオーストラリアのノイズを狙うことは不可能ではありませんが、攻略法として確立させるのは現実的ではないでしょう。

ハイローオーストラリアでは短期取引が人気なので、ノイズを使った手法は魅力的に感じるかもしれません。
しかし、現在のチャートではそもそもノイズが発生しておらず、発生したとしても激しい値動きのため約定ずれやスリッページが起こりやすいです。
一時的な利益は見込めるかもしれませんが、日単位、月単位の利益は難しいでしょう。
取引をギャンブル的に楽しみたい人には向いているかもしれませんが、利益を得るという目的では使用しないことが賢明です。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。