ハイローオーストラリアでは、トレーダーによって様々な資金管理方法での取引をしています。
本記事で紹介するのは、マーチンゲールという取引方法です。
マーチンゲールは多くのトレーダーが使っている手法になりますが、結論から言うと資金を溶かしやすい手法であると言えます。
なぜマーチンゲールがハイローオーストラリアで有効ではないのか、またおすすめの資金管理方法についてを詳しく解説していきます。
このページの目次
マーチンゲールゲール法とは
マーチンゲールとは、カジノやギャンブルで用いられる資金管理方法です。
取引に負けるごとに、掛け金を倍々に増やしてして行く手法です。
判定時間が明確に決まっているハイローオーストラリアでも利用される傾向にあり、主に15秒~1分Turboを使う方に人気です。
- 1000円エントリー→負け
- 掛け金を①の倍の2000円エントリー→負け
- 掛け金を②の倍4000円エントリー→負け
- 掛け金を③の倍8000円エントリー……
このようにたとえ連敗しても、どこかで勝利を収めれば利益になるというのがマーチンゲールです。
途中で取引を辞めてしまうと大きな損失となりますが、資金が尽きる前に勝てていれば問題ないという考えとなります。
ハイローでマーチンゲールが効果的でない理由
冒頭でもお伝えしたように、ハイローオーストラリアのような海外バイナリーオプションではマーチンゲール手法をおすすめできません。
ハイローオーストラリアは投機的なギャンブル性のあるものと考えられやすいですが、れっきとした為替取引になります。
投資家が売買で動かす値動きを根拠を持って予測するので、ギャンブルとは違ったものであると言えるでしょう。
上がるか下がるかの2択という面は共通していますが、ハイローオーストラリアでのマーチンゲールはかなり危険な取引と言えるのです。
口座凍結の危険性がある
ハイローオーストラリアの禁止行為に、マーチンゲールがはっきりと記載されているわけではありません。
しかし、マーチンゲールでハイローオーストラリアの口座が凍結したという口コミは多く投稿されています。
ハイローオーストラリアでマーチンしてる人‼️
マーチンしてると凍結対象になっちゃうよ💦
最近、ハイローオーストラリア厳しくなってるからね⤵️⤵️99.5%の人はハイローオーストラリアで勝ててないんだよ❗️そして、日本人は最高のカモって言われてるんやって😠#バイオプ #ハイローオーストラリア
— あおちゃん (@nyacchichan) February 12, 2019
マーチンが禁止行為に指定されているわけではないですが、凍結の判断が運営に委ねられている以上危険な行為であることは間違いありません。
ペイアウトが2倍以下のものが多い
ハイローオーストラリアの取引は、ペイアウト2倍以下の取引が多いです。
- Turboスプレッド30秒→2.30倍
- Turboスプレッド1分→2.20倍
- Turboスプレッド3分→2.05倍
- Turboスプレッド5分→2.00倍
- Turbo15秒→2.10倍(USD/JPY)
- Turbo15秒→2.00倍(その他外国為替)
- ハイロースプレッド15分→2.00倍
- ハイロースプレッド1時間→2.00倍
- ハイロースプレッド1日→2.00倍
ハイローオーストラリアでペイアウトが2倍以上付く取引形態は全てスプレッド取引となります。
ペイアウト2倍以下の取引で倍々の取引をしていても、いずれは損失を出してしまうのです。
エントリー金額 | ペイアウト額 | エントリーの総額 | 利益 | |
初回 | 1000円 | 1850円 | 1000円 | 850円 |
1 マーチン | 2000円 | 3700円 | 3000円 | 700円 |
2マーチン | 4000円 | 7400円 | 7000円 | 400円 |
3マーチン | 8000円 | 14800円 | 15000円 | -200円 |
4マーチン | 16000円 | 29600円 | 31000円 | –1400円 |
上記表は、ペイアウト1.85倍でマーチンをした場合です。
3マーチン目から利益がマイナスになっていることが分かります。
続ければ続けるほど損失も大きくリスクが伴う仕組みになります。
トレンド相場で連敗が続く
ハイローオーストラリアでは、ほとんどの方が逆張り手法を使います。
この逆張りの弱点は、一方方向に価格が伸びるトレンド相場です。
マーチンゲールを使う方の多くは、1回負けると次のエントリーポイントで倍掛けするのではなく、1つのエントリーポイントでマーチンゲールをする傾向にあります。
一方方向にトレンドが生じてしまうと、連敗を重ねてしまい大きく資金を溶かす原因となるのです。
本来は、負けを認めて次のエントリーポイントを探せばただの1敗で終了します。
しかしトレンド相場をマーチンで追いかけると、短時間で資金が尽きる可能性が生じるのです。
エントリー根拠が薄れたポイントでエントリーしてしまう
マーチンゲール手法は1つのエントリーポイントで勝つまで追いかけてしまうと、根拠が薄れたポイントでもエントリーをしてしまう可能性があります。
- ストキャスティクス70以上
- ヒゲのないローソク足
- 大陽線
上記のポイントを例に逆張りのローエントリーをしたとします。
最初のエントリーポイントでは条件を満たしていますが、次足で上昇してしまったので負けてしまいました。
次足ではローソク足が小さく上ヒゲを付けているので、本来であればエントリーポイントではない箇所です。
マーチンゲールの取引ではこのようなポイントで追いかけてしまいます。
エントリー根拠がなくなったのにも関わらずエントリーをしてしまうので、当然勝率は下がります。
- 根拠のあるポイント→少額のエントリー
- 根拠がなくなったポイント→倍額のエントリー
このように、勝率が下がるポイントで大きな金額のエントリーをしてしまうことから、資金を減らす要因になりやすいのです。
資金管理がおろそかになりやすい
マーチンゲールは資金管理がおろそかになりやすい手法です。
最初のエントリー額は1000円と定めていても、マーチンゲールで2000円、4000円と取引額を変えることで自己資金に対するリスク許容度がどんどん大きくなってしまいます。
高額エントリーをしてたまたま勝てたとしても、また同じことを繰り返して最終的に資金を溶かす人はとても多いです。
ハイローオーストラリアに限らず、資金管理は投資で重要なポイントと言われています。
1000万円ほどの資金力がある人が1000円エントリーからマーチンをするなら分かりますが、口座に少額しか入れていない状態でのマーチンはかなり危険を伴うのです。
最終的に資金を溶かした際、再起不能となってしまうので注意しましょう。
マーチン以外のエントリー額調整方法
マーチンゲールはいかに危険な手法かが分かったところで、次はハイローオーストラリアでおすすめのエントリー額調整方法を紹介します。
逆マーチンゲール
マーチンゲールは、エントリーで負けるごとに掛け金を増やすという方法でした。
逆マーチンゲールはエントリーで勝つごとに掛け金を増やす手法です。
1000円エントリー勝ち | 850円利益 |
2000円エントリー勝ち | 2600円利益 |
4000円エントリー勝ち | 6000円利益 |
8000円エントリー勝ち | 12800円利益 |
上記は1000円エントリーから始めて4連勝した場合の例です。
連勝すればするほど、高額なペイアウトを獲得できます。
2連勝したら元の掛け金に戻すなどしてエントリーすれば、低リスクでハイリターンが見込めます。
しかし、仮に勝敗数が負け数を上回っていた場合でもマイナスになることもあるので注意は必要です。
自己資金を使った取引ではなく、ジャックポッドや毎月ハイローから付与されるハイローポイントのキャッシュバックを利用するのには最適の取引手法といえます。
ナンピン手法
ナンピンとは、最初にエントリーした位置から不利な方向に相場が動いた際に追撃でエントリーする手法です。
最初に少額でハイエントリーをした場合、すぐに価格が下落してきたら追撃のエントリーを行います。
マーチンゲールと似ているように思えますが、大きな違いは同じ判定時間で行うという事です。
判定が終了してエントリー根拠がなくなった時に追撃する場合は、ナンピンとは言えません。
あくまでもエントリー根拠がある状態で、価格が思った以上に伸びてきた場合に有利な数値でエントリーすることが重要となります。
ナンピンをする場合は資金管理に注意しましょう。
普段3000円エントリーをする場合→最初のポジション1000円、追いかけたポジション2000円といったように、負けても1敗分の金額で調整すると良いです。
ハイローオーストラリアでは1敗を認めることが大事
マーチンゲールで取引をする方の多くは「1敗の重み」を重要視する傾向にあります。
1回でも負けたくないがゆえに、負けた分を早く取り戻そうとした結果で大損をしてしまう傾向にあるのです。
どんなプロトレーダーでも短期的に負ける日は存在します。
仮に負けたとしても資金を倍掛けして取り返すのではなく、淡々とエントリーして徐々に取り返すという認識を持っておきましょう。
もちろん取引で負けない事は重要ですが、資金額を変えて負けを取り返そうとすると高確率で破産します。
勝率を上げて、負けも認めながら資金を増やしていきましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。