ハイローオーストラリアは、エントリーしてから判定時間までに相場が上がるか下がるかを予想するシンプルな投資方法です。
ハイローオーストラリアでは、損切りや利確(利益確定)が重要です。
本記事では、ハイローオーストラリアでの損切り・利確方法や注意点について詳しく解説していきます。
このページの目次
損切りとは
そもそも損切りとは、FXや株式投資などの自身で決済をする投資で使われる言葉です。
エントリー後に損失が出ている状態で「これ以上損失を出さないために許容額で決済する」ことを指します。
相場の方向がエントリーした方向と逆に進んでいる状況では、どんどん損失が膨らんでいきますが、損切りをすることで損失を限定することが可能です。
ハイローオーストラリアではエントリー後に判定時間を待って勝てばペイアウト率に沿った金額が付与されますが、FXや株式投資のような損切りもできます。
- 転売して損切り→損失が限定できる
- 判定時間を迎え負ける→エントリーした金額全て失う
転売機能は15秒、30秒、1分のような短期判定ではできず、3分以上の取引方法でしか転売はできません。
転売機能は判定時間の1分前まで利用可能です。1分を超えると損切りができず、判定時間まで待つことになります。
ハイローオーストラリアは転売で損切りできる
ハイローオーストラリアで損切りをする手順を紹介します。
まずは、ハイローオーストラリアのマイアカウントにログインをして、エントリーする通貨を選びましょう。
判定時間は任意ですが、長めの判定時間であればあるほど損切りを判断するまでの時間に猶予ができます。
- 3分判定→エントリー後2分間の間で損切りが可能
- 5分判定→エントリー後4分の間で損切りが可能
- 15分判定→エントリー後14分の間で損切りが可能
- 1時間判定→エントリー後59分の間で損切りが可能
銘柄や判定時間を選択できたら、狙ったポイントでエントリーをしていきます。
上昇予想に対して、実際の価格は大きく下落していることが分かります。
損切りをしたいと判断したら、画面左にある矢印をクリックしましょう。
5000円エントリーに対して、転売時のペイアウトが1429円と表示されているのが分かります。
数字の右側に記載された「転売」をクリックすれば、損切りが可能です。
このまま相場が下落して判定を迎えれば損失として5000円のマイナスとなりますが、転売で損切りをしたことで損失額は5000円-1429円=3571円で済んだということです。
利益確定の決済もできる
転売を使えば、損切りだけでなく利益確定の決済もできます。
利確(利益確定)
ある程度の利益が出たポイントで途中決済をすること
エントリー後に相場が望んだ方向に進んだとします。
すると、転売画面で転売率が1.0%以上の金額で表示され、途中決済をしても利益が出ている状態となります。
1.0倍以上のタイミングで転売をすることで、判定時間を待たずして途中決済による利確ができる仕組みです。
上の例では、エントリー金額5000円に対して転売時のペイアウト額が5899円になっていることが分かります。
同タイミングで決済をすることで5899円-5000円=899円の利益を確定させることが可能です。
基本は損切りをせず判定を待つのがおすすめ
ハイローオーストラリアでは、損切をせずに判定時間までの満期を待つのがおすすめです。
損切りを行うのは決して無駄ではないと言えますが、仮に損切りをしたポイントで必ず負けてしまうとは限りません。
一時的には損失方向へ転んだ相場も、判定時間までには逆転しているといったケースも少なくないです。
また、損切りをするための転売は、ハイローオーストラリア側に有利なルールとされています。
なぜ損切りが推奨できないのか、注意点も含めて詳しく見ていきましょう。
ペイアウトが0円になる場合がある
損失方向に進んだからと言って、必ず損切りができるとは限りません。
転売のレートは、エントリーした数値と現在数値のかけ離れ具合で決定します。
転売時のレートがエントリー数値から逆方向に大きく離れていると、転売金額が0円になってしまうことがあるのです。
転売金額が0円の状態では、損切りをしたとしても判定時間が来て負けてしまった状態と変わりません。
エントリー金額の一部資金が返ってくる転売率が付いた状態では問題ないですが、あまりにも低い額になってしまっては損切りをする意味はないと言えるでしょう。
転売金額は常にハイロー側へ有利な設定
損切りや利益確定による転売をしても、転売金額は常にハイローオーストラリア側へ有利なレートが設定されています。
上の画像では、ハイエントリーをして緑の矢印が付いているので、エントリー数値よりも現在レートが上昇方向に進んでいる状態です。
しかし、転売額を見ると5000円エントリーに対して4808円と少しのマイナスになっていることが分かります。
値動きの少ない時間帯や通貨で、エントリー数値と現在数値が同じ状況での転売レートを見てみましょう。
エントリー数値と現在数値が同じにも関わらず、5000円エントリーに対して転売時のペイアウトは4499円と約500円の損失が出ている状態です。
このように、転売はハイロー側にとって有利なルールであり、ユーザー側は利益を出しにくい仕組みとなっていることから、極度な損切りや利益確定はおすすめできません。
損切りをする瞬間に転売額が変わることも
損切り時の転売金額は、必ず表示された金額で実行できるとは限りません。
為替相場は常に変動しているため、転売ボタンを押した瞬間の急騰や急落で大きな損失を出してしまう可能性もあります。
それまではある程度の損失で済んでいても、相場の変動によっては0円で決済されているというケースも少なくないのです。
ハイローオーストラリアで損切りするべき場面
ハイローオーストラリアでの損切りは基本的におすすめできませんが、一部以下のようなケースでは損切りを行うことも問題ないでしょう。
- エントリーの方向やエントリー資金を間違えた場合
- ポジションを保有しすぎた場合
- 根拠がないポイントでエントリーしてしまった場合
- エントリー中に勢いのある相場から、急に値動きが少なくなった場合
資金や根拠を間違ったポイントであれば、むしろ損切りをした方が良いです。
判定時間まで待った際に余計な損失をだしてしまう可能性があるので、損切りでダメージを軽減しておきましょう。
約定拒否対策のために複数ポジションを持った場合に、一部のポジションを決済する際にも有効と言えます。
また、急に相場が動かなくなったなど、変動に対する損切りルールを自身で設定しておくことがおすすめです。
資金管理で損失の許容ができる
ハイローオーストラリアのようなバイナリーオプション取引では、資金管理で損失の許容ができます。
1000円エントリーであれば1000円の損失、5000円エントリーであれば5000円の損失など、損失がエントリー金額を上回ることは絶対にありません。
損切りは、エントリー資金の一部を守る行為です。
エントリーした金額は負けても痛手がないという意識を持っていれば、損切りをしない判定時間までの満期を待った取引ができるでしょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。