ハイローマーケッツは、ハイローオーストラリアの運営会社です。
ハイローオーストラリアに関係する名称が色々でてくるので、深く考えると混乱を起こします。
【ハイローマーケッツ】【ハイローオーストラリア】【ハイロードットコム】等、ハイローにかかわる名称は多くあります。
このページでは、ハイローマーケッツ(HighLow Markets Pty. Ltd.)について詳しく解説します。
このページの目次
ハイローマーケッツとは
ハイローマーケッツは、2012年から運営されている海外バイナリーオプション業者、通称『ハイローオーストラリア』の旧運営会社です。
現在は別会社に運営を譲渡済みで、様々な要因によりハイローマーケッツはハイローオーストラリアの運営から撤退しました。
日本でのサービスはHLMI Ltdが引き継ぐ
まずは整理をしていきましょう。
ハイローオーストラリアは、多くの人が利用している老舗の海外バイナリーオプション業者の名称です。
公式サイトには、過去も現在も「ハイローオーストラリア」という言葉は出てきません。
通称や造語のようなものと推測できます。
※紛らわしいので、このページではハイローのサービス名はハイローオーストラリアで統一します。
ハイローマーケッツ(HighLow Markets Pty. Ltd.)は、バイナリーオプションサービス『HIGH LOW(ハイロー)』を運営していた会社です。
日本の居住者は、ハイローマーケッツが提供するハイローオーストラリアを利用してきました。
現在、日本居住のトレーダーはハイローマーケッツが運営するバイナリーオプション取引はできません。
HLMI Ltdが運営をするHIGH LOW.comに引き継がれました。
「じゃぁハイローマーケッツはなくなったの?」と思われるかもしれませんが、ハイローマーケッツは現在も日本を除く地域でバイナリーオプション取引を提供しています。
「それじゃあハイローマーケッツは日本と関係ないの?」と聞かれるとそれも違います。
ハイローオーストラリアに関係するハイローマーケッツには、公開されている内容から2つの会社があるようです。
ハイローマーケッツと呼ばれる2つの会社
ハイローオーストラリアに関係するハイローマーケッツは、次の2つが確認できました。
オーストラリアのハイローマーケッツ
会社名 | HighLow Markets Pty. Ltd. |
---|---|
住所 | Level 14, Macquarie House 167 Macquarie Street Sydney,NSW 2000, Australia |
イギリスのハイローマーケッツ
会社名 | HighLow Markets Ltd |
---|---|
住所 | Medius House, 2 Sheraton Street, London, W1F 8BH, United Kingdom: |
ハイローマーケッツは、オーストラリアとイギリスに会社があることがわかりました。
ちなみに「Pty. Ltd」と「Ltd」の違いは、国によって株式会社の書き方が異なるだけのようです。
オーストラリアでは「Pty. Ltd」と記載し、イギリスでは「Ltd」と記載しますが、両方同じ意味ととって問題ありません。
また、サイトでまれに「株式会社HighLow Markets Pty. Ltd」と記載しているものもありますが、これは「株式会社ハイローマーケッツ株式会社」と呼んでいることになるので注意をしましょう。
HighLow Markets Pty. Ltd.の日本での仕事は、HLMI Ltdに引き継がれました。
これで日本人とハイローマーケッツとの関係はなくなったように思えますが、イギリスのHighLow Markets Ltdは入金の手続きやマーケットデータ、市場コメントなどに影響をしています。
ハイローマーケッツに務めているわけではないので詳しくはわかりませんが、少なくともハイローマーケッツには、「HighLow Markets Pty. Ltd」「HighLow Markets Ltd」「HLMI Ltd」の3つのグループ会社があると推測ができます。
旧会社との違い
先ほどの説明から日本居住者にとって旧会社にあたるのは、HighLow Markets Pty. Ltd.になりますが、「何か違いがあるの?」と考える人も居るはずです。
答えは、大きな違いはありません。
違う点があるとすれば、サイト名や金融ライセンス、賠償責任保険や監督局の変更です。
運営内容に関しては、ハイローマーケッツからHLMI Ltdに引き継がれた現在も、変わらない安心安全なサービスを提供してくれています。
また、オーストラリアにあるハイローマーケッツは、ほかの国のサービスを現在提供しているようです。
そしてそのサイトには、イギリスのハイローマーケッツが入金の手続きやマーケットデータ、市場コメントなどに影響すると記載がされていました。
これは、日本のHLMI Ltdが記載している内容と同じです。
この点からも3社の繋がりがあること、変わらないサービス提供がなされていることがわかります。
ハイローオーストラリアのサービス終了はデマ
ハイローマーケッツからHLMI Ltdに会社名が変更されたことで、ハイローオーストラリアの日本でのサービスが終了するのでは?という噂が流れました。
しかし、その可能性は低いです。
移行問題について
なぜハイローオーストラリアは2019年に移行をしなければいけなかったのでしょうか。それはバイナリーオプション取引における、強い逆風が原因です。
各国でバイナリーオプションは規制をされています。日本でも規制は行われました。オーストラリアも同じです。
移行問題は、日本でのサービス提供を続けるための手段です。そこまで行った会社が簡単にサービスを終了するとは考えられません。
ただ、バイナリーオプション取引に対する逆風はまだまだ強いです。
これから先、ハイローオーストラリア側からサービスを終了することはなくとも、日本の金融庁が規制をする可能も低いですが考えられます。
動向は気にしておくようにしましょう。
ハイローオーストラリアが終了すると言われ続ける原因
ハイローオーストラリアでは、移行問題の時もそうですが、事あるごとに「終了するのでは?」と噂をされてきました。
その主な要因は、ハイローオーストラリアの移行問題にも関係した各国のバイナリーオプション規制です。
バイナリーオプションの規制が過熱しだしたころ、他の大手海外業者が日本からの撤退を行いました。
同時に関係のないハイローオーストラリアも撤退するのでは?と勝手な噂が流れたのです。
また、ハイローオーストラリアの移行が行われたのは2019年の6月ごろ、先ほども説明した通り撤退との噂がこのころ流れました。
ハイローオーストラリアからは移行の説明がなされているのに、撤退とSNSなどで噂する人が絶えません。
しばらくすると、これもデマだと多くの人が気づきます。
次は、旧サイトがログインできなくなった2019年11月です。
移行して5カ月ほどしかた経っていないにも関わらず、「ログインできない=撤退」という考え方でSNSを沸かせました。
他にもスマホアプリの使用が中止された、口座凍結の取り締まりが強化されたなどの噂が飛び交うたびに、ハイローオーストラリアが撤退すると言われ続けてきたのです。
これらの原因は、心のどこかに「海外業者=不安」という気持ちがあるからかもしれません。
海外業者は不安かもしれませんが、少なからず、実績のある業者は信用して大丈夫ではないでしょうか。
ハイローマーケッツには10年以上の実績があります。
撤退という噂に惑わされないよう注意をしましょう。
まとめ
ハイローマーケッツは、現在も運営を続けています。
日本での運営はHLMI Ltdが引き継ぎましたが、ハイローマーケッツとの関係が断たれたわけではありません。
そのこともからも、昔と変わらないサービスが受けられることがわかります。
海外業者と不安に思われるかもしれませんが、ハイローマーケッツには今までの実績があることから、深く気にする必要はありません。
噂に惑わされないよう注意をしましょう。
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