バイナリーオプションの世界で、独り勝ちと言っても良い状態が続いている「ハイローオーストラリア」、そしてその勝ち方を教えているホームページやYouTube動画の数の多さに驚きます。
最近増えているのはLine登録を促し、無料のハイローオーストラリア必勝インジケーターをプレゼントする、という勧誘方法です。
『無料ならいっか…』と多くのユーザーが釣られてしまうのも無理はありません。
このページでは、ハイローオーストラリアで無料でできること、できないことを紹介します。
このページの目次
そもそもハイローの登録は無料
そもそも、ハイローオーストラリアの登録は無料です。
必要な書類さえそろえれば誰でも口座を作れますし、口座の維持費や登録証は一切発生しません。
【無料で口座を作れます!】といって勧誘をしていたサイトがありましたが、お金はそもそも発生しないのでわざわざ怪しげな勧誘を参考にする必要もありません。
デモ取引も無料で行える
ハイローオーストラリアは口座を開設せずとも、デモ取引が無料で出来ます
デモ取引を十分に体験して慣れた後から、本口座で取引を始めれば戸惑うこともなくハイローオーストラリアを楽しめます。
5,000円のキャッシュバックも条件なしで受け取れる
口座開設後に最低金額の5,000円を入金しますと5,000円のキャッシュバックを受けられます。
キャッシュバック金額の5,000円を出金することは出来ませんが、入金額5,000円+キャッシュバック額5,000円=1万円がトレード資金として使えます。
取引後に利益が出て得た金額は口座残高に追加されて行きますので出金が出来ます、そして取引時にはキャッシュバックで得た5,000円から消化されて行きますので、ある意味無料でハイローオーストラリアのトレードが出来ます。
無料配信の罠
YouTubeなどの無料配信動画でハイローオーストラリアの必勝法的な解説をしています。
そして、彼らは全員必ずLine登録を促します。
その時に釣るエサは、勝率の良いオリジナルインジケーターをプレゼントするという方法です。
視聴者は、無料ならと気軽にLine登録をします。
Line登録集めのセールスプロモーションで、フロントエンドで無料を打ち出し、バックエンドで高額商品を売りつける、このパターンの商法ばかりです。
無料ツールの罠
無料だからと安易に利用するのは危険です、何故なら、これらのツールのエントリーチャンスと称するサイン回数は驚くほど多いです。
指示通りにエントリーを進めるといとも簡単に、数万円から数十万円の損失が生まれてしまう危険性が多々あります。
無料といえども先ずは、下記5項目のチェックを怠らないようにしましょう。
- バックテストデータの確認、勝率が重要
- バックテスト期間と取引回数も重要です
- カーブフィッティングされたデータではないか?
- フォワードテストデータを出せているか?
- 取引方法の元になるロジックの説明を出せているのか?
バックテストデータの確認、勝率が重要
バックテストデータの結果は重要ですので確認しましょう。
これから使おうと考えているツールが過去の値動きに如何に適合でき、どのような成績を残せたのかは今後の参考になります。
勝率をチェックして60%以下であれば手を出さない方が良いです。
バックテストを公開していないサインツールは、全く勝てないツールと考えて間違いないです。
バックテスト期間と取引回数も重要です
バックテストは週や月単位では話になりません、最低でも5年程度の実績は欲しいところです。
そして、一日にエントリーを何回おこない、バックテスト期間全体でのエントリー回数も重要です。
カーブフィッティングされたデータではないか?
勝率をチェックして60%以下であれば手を出さない方が良いと書きましたが、勝率が85%~100%を謳っているデータは、カーブフィッティングして出したデータの可能性が高いのでこれも怪しんだ方が良いです。
良い成果が出せた期間に対して最適化したツールのデータだけでは、現実の相場では全く通用しない可能性が高いです。
フォワードテストデータを出せているか?
バックテストデータは過去の相場に対する適合性の証明に過ぎませんので、現在進行中のデータも確りとチェックをし、変動を続ける相場でも通用するのかを見ておきましょう。
取引方法の元になるロジックの説明を出せているのか?
バックテストの結果が良くても、マーチンゲールなどを繰り返しての勝率を表しているのでは意味が有りません。
マーチンゲールは勝つまで繰り返しますので、1回でも勝てれば勝率100%になってしまいます。
やはり取引方法の元になるロジックが重要です。
いかに優位性のある取引が出来る根拠となる解説が確りとされているのか、いないのかは大きな問題です。
無料シグナルの罠
MT4などのインジケーターで売買サインが現れそれを基にエントリーをする事は、それはエントリーをする為のヒントに過ぎずトレード補助ツールという事になり問題はないのですが、シグナル配信となりますと投資助言、或いは投資代行に当たり、ハイローオーストラリアでは禁止行為になります。
規約に下記の記述が有ります。
「第三者からの金融の助言、推奨、声明もしくは解説に主に基づいてポジションを取ったり 閉じたりすること。その第三者が免許を有しているか、そのようなことをする許可を持っ ているか否かには関係しない」
この記載が有りますので、ハイローオーストラリア側に分かられますと口座の凍結に繋がりかねません。
以前、LINE BANK(ラインバンク)という高額商材がありました。
配信主がエントリーポイントをLINEで配信し、購入者達も同じポジションでエントリーするというやり方です。
一見勝てている配信主と同じポジションでエントリーできるわけですので勝ちやすいと思わせられますが、実際には購入者達は負けが重なり大損をした人が沢山現れ、集団訴訟の騒ぎになりました。
配信主に実力が無いのは勿論ですが、LINE配信ではタイムラグも出ますので、コンマ何秒が重要なバイナリーオプションの世界では通用しません。
このLINE BANKのやり方が、フロントエンドは無料で懇切丁寧にアドバイスなどをし、バックエンドで高額商材を売りつける典型的な販売手法です。
そしてLP(ランディングページ)には、「今日も○○万円勝てました有難うございます」などのLINEメッセージを沢山載せて購買意欲を煽っていくスタイルでした。
無料自動売買の罠
サインツールに従ってずっとチャートを見ているのは疲れるし、24時間エントリー出来るわけではないので勝率が落ちる、代わりにソフトがサインに従ってエントリーしてくれたら楽なのにと考えてしまうのも無理は無いです。
しかし、自動売買こそが一番ハイリスクなのです。
手動ではできない高速なエントリーを日に100回200回とターボを使い繰り返し行い、勝てればいいですが負ける場合はあっと言う間に口座残高が0円になります。
また、運良く勝てたとしてもハイローオーストラリアの規約違反になります。
自動売買はハイローオーストラリアの規約に違反で口座凍結の対象となる危険性が高いです。
ハイローオーストラリアの禁止事項として、口座開設の際の規約に下記の記載が有ります。
「お客様は、以下に関連する法律または規則のみならず、オーストラリア会社法、規則またはその他の関係法令に違反しているか、または当社もしくは他者に違反さ せるような取引を行う本注文を出す指示を、当社に対して行ってはなりません。」
内容として下記も記載がされています。
「市場操作、不正取引、架空取引、相場操縦、ブラックボックス取引、スキャルピング、偽装売買、自動売買ソフトの取引、注文のマッチング」
ここで明確に「自動売買ソフトの取引」が禁止であると記載がされています。
更に、VPS(仮想専用サーバー)、または、VM(仮想マシン)を使用した取引、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)を介した取引も禁止事項に記載されています。
自動売買をするとなりますと、VPSも必須のアイテムになりますよね。
相場は24時間開いていますが人は定期的な休息が必要となります。
まとめ
今回、ハイローオーストラリアをする上で沢山の気を付けないとならない、危ない罠を書いてきました。
昔から言われています様に「只より高い物はない」
正にその通りで、特にバイナリーオプションの世界はお金が一番重きをなしますので、安易に飛びつきますと破産への道に繋がりますので、自身で確りと学んだノウハウを生かしてハイローオーストラリアを楽しみましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。