ハイアンドロー投資って何?ハイローのルールを詳しく知りたいと思う人もいるはずです。
多くの人は、ハイアンドローを調べると、オーストラリアも深いかかわりがありそうだと気が付くのではないでしょうか。
このページでは、ハイアンドロー投資のやり方とオーストラリアの関連について解説をします。
このページの目次
ハイアンドロー投資とは?
ハイアンドロー投資とは、「ハイロー」や「バイナリーオプション」と呼ばれるFXの一種で、オプション取引をもとにした金融商品のことです。
外国為替の値動きを利用した投資で、判定時刻の価格が投資を開始するときよりも高いか低いか、つまりハイアンドローを予測します。
ハイアンドロー投資ではなく、バイナリーオプションと言われると、聞き覚えのある人が増えるのではないでしょうか。
ハイアンドローオーストラリア?
ハイアンドローとオーストラリアには大きなかかわりがあります。
ハイアンドロー投資ができる最も日本人に人気のバイナリーオプション業者が『ハイローオーストラリア』です。
ちなみに、ハイローオーストラリアはハイロードットコムに名称変更されました。
よくよく見ると、公式サイトにオーストラリアの文言は一言もありません。
名称変更の際に運営会社や一部サービスが変更になりましたが、トレーダーに直接かかわる部分はほとんど変更されていません。
ハイロードットコムについては、以下の記事で詳しく解説しています。


ハイロードットコムよりもハイローオーストラリアのほうがまだまだ認知度が高いので、このページでは、ハイローオーストラリアとして解説を進めます。
ハイアンドロー業者最大手のハイローオーストラリアの詳細を知れたところで、肝心のルールについても詳しくなっていきましょう。
ハイアンドローのルール
それではハイアンドロー投資を、ハイローオーストラリアのルールに従って解説をしていきます。
まずは、ハイローにおける4つの取引方法を見ていきましょう。
ちなみに、ハイローオーストラリアにはハイアンドローを無料体験できるデモ機能があります。
このページの解説を見ながら実際にやってみるとわかりやすいかと思います。


ハイローにおける4種類の取引方法

- HighLow (ハイロー)
- HighLowスプレッド(ハイロースプレッド)
- Turbo(ターボ)
- Turboスプレッド(ターボスプレッド)
ハイローは、上記4つの取引方法から、投資方法の選択ができます。
4種類の取引と言っても、「ハイロー」「ターボ」「スプレッド」の3種類の言葉しか利用していません。
ハイローとターボの取引を覚えれば、それにスプレッド(値幅設定)が加わっただけです。
しかも、ハイローとターボ取引もルールが類似しているので、4つもあるの?と難しく考える必要はありません。
ハイローの共通ルール
まずは、4つの取引に共通するルールを解説していきます。
- エントリーした時のレートよりも、ゴール時の価格が上がっているか下がっているか(ハイアンドロー)を予想する投資
- ゴールとなる時間と、ペイアウト率、スプレッド幅(値幅設定)は取引方法により異なる
- エントリー金額は1,000円~200,000円の範囲内
- 予想が的中すれば、ペイアウト率に従い払い戻し、外れれば掛け金は没収
- エントリー時と同じレートでゴールをすると引き分けではなく負けと
- MT4によるテクニカル分析などは利用OKだか、自動売買ツール(EA)などの利用は禁止
- 転売機能はすべての取引方法で利用可能だが、判定時刻の1分前まで
ハイローは、最初に説明したとおりハイアンドロー投資です。
そのため、結果の判定方法は非常に簡単な投資になっています。
基本的な共通ルールがわかれば、あとは取引方法ごとのルールを確認していくだけです。
ちなみに、ペイアウト率とは、配当金を決める倍率のことです。

ペイアウト率2倍の取引の際、1,000円の掛け金で勝利をすると2,000円の払い戻し、つまり利益は1,000円です。
HighLow (ハイロー)のルール
HighLowの取引時間とペイアウト率は以下の通りです。
取引時間 | ペイアウト率 |
15分 | 1.88倍 |
1時間 | 1.89倍 |
1日 | 1.90倍 |
HighLowは取引の開始時間と終了時間が決められた取引です。下の画面をご覧ください。

こちらは、USD/JPYのHighLow 15分取引を表示させた状態です。
赤枠で囲んだそれぞれの終了時間は、5分ごとに異なっているのがわかります。
5分が経過すると取引が一つ終了し、新たな取引チャートがたちあがるのです。
終了の1分前までは、エントリーをすることも、転売を行うことも可能ですがそれ以降は、すべての受け付けが終了します。(※転売については後ほど詳しく説明)
つまり、チャートの開始時効は決まっていますが、エントリーをするタイミングは終了の1分前でなければどこでも可能というわけです。
それでは、判定時刻別にチャートを確認してみましょう。

これは、最も判定時刻に近いチャートです。
13:10分に開始し、13:24分が締め切り時間、その1分後の13:25に結果が出ます。

判定時刻が先ほどよりも5分伸びたチャートです。
中間あたりで推移しています。
15分ならば、どのチャートでどの時間にエントリーをしてもペイアウト率は1.88倍です。
ゴール時間を見極めてエントリーするべきチャートを選択しましょう。
1時間取引は、1つのチャートがゴールしたら、新しく立ち上がります。
余談になりますが、15分チャートで判定時刻14:00の取引をするのならば、1時間チャートで取引をする方がペイアウト率0.01倍お得になります。
次は1日チャートです。
朝7:00に開始され、締め切りは翌日の5:59分です。
6:00が判定時刻となっています。
HighLow取引を行う時は、判定時刻を確認し、取引を行うことが大切です。
HighLow取引で利用できる資産は、次の34種類、時間によっては取引できないものもあるので、注意をしてください。
AUD/JPY | AUD/NZD | AUD/USD | AUS200 | BITCOIN |
CAD/JPY | CHF/JPY | CHN50 | ETHEREUM | EUR/AUD |
EUR/GBP | EUR/JPY | EUR/USD | FRA40 | GBP/AUD |
GBP/JPY | GBP/USD | GER30 | GOLD | HKG33 |
JPN225 | LITECOIN | NAS100 | NZD/JPY | NZD/USD |
RIPPLE | SPX500 | UK100 | UKOIL | US30 |
USD/CAD | USD/CHF | USD/JPY | USOIL |
この中で、自分の分析が発揮できる資産を選択しましょう。次に説明をするTurboよりも資産種類は圧倒的に多いです。
Turbo(ターボ)のルール
Turbo取引は、HighLowと異なり、開始時刻と判定時刻が決められていない取引です。
エントリーした時刻から〇秒後がゴールとなります。
HighLowよりも単純明快な取引方法です。
Turboの取引時間とペイアウト率は以下の通りです。
取引時間 | ペイアウト率 |
30秒 | 2.00倍 |
1分 | 1.95倍 |
3分 | 1.90倍 |
5分 | 1.85倍 |
取引時間が短いほど、ペイアウト率が高いです。
ペイアウトが高いということは、それだけ予想が困難なことを意味しています。
例えば、30秒間だとレートが動かないことも起きやすいです。
そうなれば引き分けで掛け金は没収になります。
高いペイアウト率が魅力ですが、レンジ相場のような動きが少ないときに、選ぶ取引時間ではありません。
HighLowと違い、開始時刻や判定時刻の表示がありません。
エントリーをしたところが開始時刻なので、表示する必要がないのです。
エントリーを開始すれば終了までの時間が表示されます。
取引方法が非常に簡単なことから、ハイアンドロー投資が初めての人は、ハイローオーストラリアのTurbo取引から始めることをおすすめします。
Turbo取引で利用できる資産は、次の7種類です。
AUD/JPY | AUD/USD | EUR/JPY | EUR/USD | GBP/JPY |
NZD/JPY | USD/JPY |
だいぶ少ないですが、日本人が慣れ親しんでいるUSD/JPYが含まれています。通貨ペアは、少数精鋭と言ったイメージです。
HighLowスプレッド(ハイロースプレッド)とTurboスプレッド(ターボスプレッド)のルール
HighLowスプレッドとTurboスプレッドのルールは、HighLowとTurboの取引ルールと大差はありません。
ただ、勝利条件にスプレッド幅がプラスされ、それに伴いペイアウト率が上昇している取引です。
スプレッドがプラスされることでハイリスクハイリターンな取引に変更されています。
取引時間とペイアウト率は次のとおりです。
取引時間 | ペイアウト率 |
HighLowスプレッド | |
15分 | 2.00倍 |
1時間 | |
1日 | |
Turboスプレッド | |
30秒 | 2.20倍 |
1分 | 2.10倍 |
3分 | 2.05倍 |
5分 | 2.00倍 |
こちらは、HighLowスプレッドの画面です。
同じ15分取引でも、判定時刻が違うことから、スプレッド幅も異なっていることがわかります。
取引をする際には、チャート上などからスプレッド幅の確認を怠らないようにしましょう。
一般的にゴールに近づくにつれボラティリティが低くなることから、スプレッド幅も小さくなります。
スプレッド取引は、ただ単にハイアンドローを当てればいいだけではありません。
取引開始時のレートにプラスされた値幅以上でゴールする必要があります。
上記の取引ならば、+/-0.40です以上の値幅です。それだけ勝ちにくいことを理解しておきましょう。
そのほかのルールに変更はありません。
取り扱い資産と取引時間等は、それぞれ同じものが適用されています。
転売のルール
転売とは、取引の判定時刻を迎える前に終了させる機能のことです。
判定時刻の1分前ならば執行が可能(30秒と1分取引は利用できない)です
ペイアウト率は判定時刻までの時間や、資産のボラティリティなどの要因に基づき決められます。
利用をするのは、次のようなときです。
- 予想と反したため、掛け金が没収されるよりは転売して損失を少なくする
- 今は予想通りだが、判定時刻のころには反転しそうなため利益を確定させる
0円になるよりはましです。勇気ある撤退も時には必要ではないでしょうか。
ペイアウト率は普通に判定時刻を迎えるよりは下がってしまいます。
利益を確定させることを目的とした転売の多用は、おすすめできません。
明らかに勝てそうなときは、転売機能を利用しないようにしましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。