ハイローオーストラリアでは、資金管理に変化を与えることで効率良く利益を出せます。
中でもグッドマン法は、負けた時のリスクが低く、勝った時の利益額が高額なる人気の資金管理法です。
本記事では、グッドマン法のやり方やハイローオーストラリアでの活用方法について詳しく解説していきます。

このページの目次
グッドマン法の戦略
グッドマン法とは、通称1235法と呼ばれるカジノの資金管理法です。
1→2→3→5→5→5…の順に資金を増やしていく方法。
負けたら最初の1に戻って取引を再開する。
仮に、1,000円でのエントリーから始めた場合は、以下のようにエントリー額を変えていきます。
- 1回目1,000円エントリー
- 2回目2,000円エントリー
- 3回目3,000円エントリー
- 4回目5,000円エントリー
- 5回目5,000円エントリー
- 以降負けるまで5,000円エントリー
グッドマン法の目的を具体的に見ていきましょう。
掛け金を上げて短期で高い利益を狙う
グッドマン法は、掛け金を上げることで短期での高い利益が狙える資金管理法です。
以下は、ペイアウト2.0倍でグッドマン法を使って連勝した場合のシミュレーションです。(残高1,000円でスタートした場合)
エントリー金額 | 取引時の利益 (ペイアウト2.0倍) |
利益合計 | |
1戦目 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
2戦目 | 2,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
3戦目 | 3,000円 | 3,000円 | 6,000円 |
4戦目 | 5,000円 | 5,000円 | 11,000円 |
5戦目 | 5,000円 | 5,000円 | 16,000円 |
1戦目から4戦目までは、取引に勝つ事にエントリーする資金量を上げていきます。
所定のペイアウトであったとしても、エントリー資金が上がっていくことから、複利で大きな利益が狙えます。
エントリー額を変えず、1,000円エントリー続けて連勝した場合の利益も見てみましょう。
エントリー金額 | 取引時の利益 (ペイアウト2.0倍) |
取引後の利益合計 | |
1戦目 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
2戦目 | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円 |
3戦目 | 1,000円 | 1,000円 | 3,000円 |
4戦目 | 1,000円 | 1,000円 | 4,000円 |
5戦目 | 1,000円 | 1,000円 | 5,000円 |
エントリー資金を変えない場合は、仮に5連勝しても1,000円ずつしか利益が増えないため、5連勝後の資金合計は6,000円となります。
グッドマン法の場合は、エントリー金額を徐々に増やしていくため、短期で高い利益を狙っていける資金管理法と言えるでしょう。
取引の途中で負けても資金が残る
グッドマン法は、取引の途中で負けても利益が残るような仕組みが魅力の資金管理法です。
1,000円エントリーでペイアウト2.0倍の取引を行った場合の例を見てみましょう。
エントリー金額 | 負けた場合の損益 | |
1戦目 | 1,000円 | -1,000円 |
2戦目 | 2,000円 | -1,000円 |
3戦目 | 3,000円 | 0円 |
4戦目 | 5,000円 | +1,000円 |
5戦目 | 5,000円 | +6,000円 |
1戦目で負けた場合と2戦目で負けた場合は、どちらも-1,000円の損失額になります。
しかし、3戦目では負けても±0円、4戦目では1,000円、5戦目では6,000円と利益が出る仕組みです。
つまり、グッドマン法は、3連勝さえすれば後はどこで負けても必ず利益が出る資金管理法であることが分かります。
資金管理法には、得た利益を全て次の取引に使うパーレー法という方法もあります。
しかし、パーレー法はどのタイミングでも残高全ての資金でエントリーするため、負けた段階で残高は残りません。

同じようにエントリー資金を変える手法でも、グッドマン法は掛け金の上げ方が緩やかなルールです。
3戦目以降は、出た利益を残しつつエントリー金額を上げる事から、リスクが低い手法となっています。
- グッドマン法:1→2→3→5→5…の順にエントリー資金を変える
- パーレー法:1→2→4→8→16の順にエントリー資金をひたすら上げる
5戦目以降は5で固定するため、連勝するほど利益が大きく積みあがります。
また、安定性を重視するなら5戦目には5倍から最初の1倍(1,000円)にもどしてもよいでしょう。
ハイローオーストラリアでグッドマン法を使うメリット
ハイローオーストラリアでは、リスク面や資金効率の面でグッドマン法が有効に活かせます。
ハイローオーストラリアのようなバイナリーオプションでは、資金を一定にしてエントリーするのが一般的です。
しかし、特定の状況であれば、グッドマン法を使う事でより効率的に利益を上げられる可能性はあるでしょう。
以下で具体的なメリットを紹介していくので、グッドマン法を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
損失のリスクを低減できる
グッドマン法は、損失のリスクを低減した資金管理法です。
ハイローオーストラリアでは、マーチンゲールという方法を使う方が多いですが、マーチンに比べるとリスクが低いと言えるでしょう。

マーチンゲール
取引に負ける度に、資金を倍々に増やしていく方法
マーチンゲール法とグッドマン法の最も大きな違いは以下の通りです。
マーチンゲール法 | 取引に負けるごとに掛け金を上げる |
グッドマン法 | 取引に勝つごとに掛け金を上げる |
マーチンゲールは、取引に負けるごとに掛け金を上げるため、大型連敗した際に資金がショートしてしまう可能性が高いです。
対してグッドマン法は、取引に勝つ事に掛け金を上げるので、連敗したとしても損失はあまり大きくなりません。
また、前述したパーレー法のように得た利益の全てではなく、出た利益の一部を上乗せしてエントリーする事から、途中で負けたとしても利益が残ります。(3連勝は必須)
様々な資金管理法の中でも、リスクを抑えた手法と言えるでしょう。
少ない資金で高額な利益が見込める
ハイローオーストラリアでグッドマン法を使うと、少ない資金でも大きな利益が見込めます。
資金を1倍、2倍、3倍、5倍と徐々に上げていくので、ハイローオーストラリアでの複利効果が期待できるでしょう。
仮に1,000円エントリーで始めたとしても、連勝が続けば一気に1万円以上の資金を得ることも可能です。
もちろん、1,000円以上の高額であれば、さらに高い利益が見込めます。
ハイローオーストラリアで早急に高額な利益を出したい方や、資金に余裕がある方は試してみる価値も充分にあると言えるでしょう。
短期売買との相性が良い
グッドマン法は、ハイローオーストラリアのような短期売買との相性が良いです。
FXのデイトレ―ドなどと比較すると、容易に実行できる資金管理であることがわかります。
- FXのデイトレード
→4回すべての取引をする際に4日ほど必要(1日1エントリーの場合) - ハイローの短期取引
→1日、または数分単位で4回全てのエントリーが完結する可能性が高い
また、FXの場合は利益額が値幅によって決まりますが、ハイローオーストラリアの場合は所定のペイアウト分と最大の利益額が決まっています。
そのため、数ある投資の中でもグッドマン法のようなカジノ向けの資金管理との相性は良いと言えるでしょう。
ハイローオーストラリアでグッドマン法を使うデメリット
グッドマン法は低リスクで高い利益を目指す手法として有効ですが、決して良い事ばかりではありません。
デメリットもあるので、グッドマン法を使いたい方は以下も参考にしてみてください。
ペイアウト2.0倍の取引でないと通用しにくい
グッドマン法は、ペイアウト2.0倍以上の取引でないと通用しにくいというデメリットもあります。
ペイアウト1.80倍や1.90倍の取引では、最初の取引に勝ったとしても800円~900円の利益しか出ません。(1,000円エントリーの場合)
2戦目までは資金を倍に上げていくので、100円~200円ほど残高が足りない状態になります。
マーチンなどの資金管理法に比べるとリスクは低いですが、ハイローオーストラリアでのペイアウト2.0倍以下の取引ではあまり有効ではないと言えるでしょう。
ペイアウト2.00倍は、全てスプレッド取引になります。
資金効率が良い分、勝率を下げてしまう取引になるので注意しましょう。
ペイアウト率が2倍に一番近い、30秒取引のペイアウト率1.98倍でシミュレーションしてみましょう。
エントリー金額 | ペイアウト(1.98倍) | 勝敗 | 取引後の資金合計 | |
1戦目 | 1,000円 | 1,980円 | 勝ち | 1,980円 |
2戦目 | 2,000円 | 3,960円 | 勝ち | 3,960円 |
3戦目 | 3,000円 | 5,940円 | 勝ち | 6,900円 |
4戦目 | 5,000円 | 9,900円 | 勝ち | 11,300円 |
連勝が止まったタイミングでの損益です。
エントリー金額 | 負けた場合の損益 | |
1戦目 | 1,000円 | -1,000円 |
2戦目 | 2,000円 | -1,020円 |
3戦目 | 3,000円 | -40円 |
4戦目 | 5,000円 | 880円 |
5戦目 | 5,000円 | +5,780円 |
表のとおり、一応成立しますね。
ある程度2倍に近いペイアウトであれば問題なく活用できるでしょう。
連勝をする必要がある
グッドマン法は、1勝1敗を繰り返すような取引では意味がありません。
連勝をする事で大きな利益が見込める資金管理法です。
最低でも3回以上の連勝が必要ですが、勝率60%の場合に連勝する確率は以下のようになります。
連勝数 | 連勝する確率 |
2 | 36.00% |
3 | 21.60% |
4 | 12.96% |
2連勝は36%の確率と比較的高めですが、4連勝となれば12.96%の勝率とかなり落ち込むことがわかります。
ハイローオーストラリアのようなバイナリーオプション取引では、プロトレーダーと言われる方も負け越しをする可能性がある投資です。
そのため、勝率の高いポイントでも必ず連勝できるという保証はなく、理論上では高額利益が見込めても、結果を出すのは中々難しいと感じる方もいるでしょう。
資金管理が乱れやすい
ハイローオーストラリアでのグッドマン法は、あくまでもルールが守れる方にとって低リスクの資金管理法であることを忘れてはいけません。
ハイローオーストラリアで資金をショートさせてしまう方の多くは、資金管理の乱れが原因です。
- 1勝1敗で取引が進んでしまう
- 3回目の取引で負けて小さな利益しか出せない
上記のような状況では、早く稼ぎたいという気持ちが強まってしまいます。
また、資金を一定でエントリーしていない取引であることから、グッドマン法のルールを破って、大きな資金をかけてしまう方もいるでしょう。
エントリー資金を取引ごとに変える事で、ギャンブル的な要素が強くなり、安定した勝率があっても損をする可能性は充分にあります。
取引回数のチェックも必要になるため、肝心な相場分析がおろそかになる可能性もあるでしょう。

グッドマン法よりも勝率アップを目指す方が重要
短期で稼ぎたい方やボーナスを活用して大きな利益を狙いたいという方は、グッドマン法を活用してみても良いでしょう。
しかし、ハイローオーストラリアで安定して長期的に利益を出したいという方にはおすすめできません。
ハイローオーストラリアの投資を長期的な目線で考えた場合、グッドマン法は合わない資金管理法であると言えるでしょう。
1,000円エントリーで行う場合、1回目と5回目は1,000円のエントリーで、他は1,000円より高い資金でエントリーをすることになります。
- 2、3回目の取引に比べて、1回目と5回目のポイントの方が勝率が高い
- 4回目に取引を行うポイントが最も勝率が低い
上記のような状況では、【勝率の高いポイントで少額エントリー、勝率の低いポイントで高額のエントリー】をしてしまっているのです。
グッドマン法は、勝率50%のカジノであるからこそ有効性が増すものであり、勝率を把握できている上級者のトレーダーには向きません。
高額な利益を出しているプロトレーダーは、グッドマン法のような資金管理ではなく、相場の勝率を意識してエントリー資金を変えている傾向です。
長期で安定して利益を出したいのであれば、資金管理を工夫する前に、相場分析の能力を身に着けておく方が良いと言えるでしょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。