ハイローオーストラリアでは、トレンドの転換や継続を狙うことで高い勝率が見込めます。
本記事で紹介するのは、フィボナッチを使ったハイローオーストラリアのエントリーポイント発見法です。
トレンド相場を極めたい方や、相場の環境認識を学びたい方はぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
フィボナッチとは
フィボナッチとは、数学者であるレオナルド・フィボナッチ氏が提唱した比率になります。
フィボナッチ数列は、自然と人間が心地よいと感じる数列で構成されており、またの名を黄金比率とも呼びます。
- ひまわりの種の並び
- カタツムリの殻のうずまき
- ピラミッドの構成
自然界やフィボナッチ数列が提唱されていなかった過去の建造物などがフィボナッチの法則で作られており、FXや株、バイナリーオプションのような投資でも有効とされているのです。
バイナリーオプションにおけるフィボナッチ数列
ハイローオーストラリアのようなバイナリーオプションでは、「1:1.618」といったフィボナッチ数列の黄金比率をチャートに組み込んで表示させます。
MT4・MT5上部の「挿入」→「フィボナッチ」→「リトレースメント」をクリックして、チャート上にカーソルを合わせると表示できる仕組みです。
チャート上には複数のラインが表示されますが、このラインを見て反発やトレンド継続の箇所を探す流れになります。
為替相場は投資家の売買によって値動きが構成されますが、人が自然と意識するフィボナッチは売買の根拠になるケースも多く、相場の転換点を予測しやすいです。
フィボナッチを使ったエントリーポイントの見つけ方
フィボナッチの根拠はレンジ相場ではなく、トレンド相場を使ってエントリーするのが一般的です。
短期売買であるハイローオーストラリアでは、MT4・MT5チャートを1分足に設定してラインを引いていきましょう。
無料で使用できるので、使わないのは損です。
上のような上昇トレンドの場合であれば、最初にカーソルを合わせる100のラインをトレンドの天上に引いておきます。
また、下降トレンドの場合では100ラインをトレンドの底に表示させておきましょう。
ただし、現在形成されているトレンド外でエントリーポイントを探る際は、逆方向にカーソルを合わせてラインを引いていきます。
定期的にラインを引いたり消したりしてエントリーポイントを探すことが重要です。
唯一守っておくべきことは、すでにトレンドが形成され始めているポイントを狙うことのみです。
これらを踏まえた上で、エントリーポイントの見つけ方を詳しく見ていきましょう。
トレンド方向に沿ったエントリーポイント
まずは、トレンド方向に沿ったエントリーポイントを見つける方法です。
上昇トレンド形成時を例に解説していきます。
上昇トレンドが形成された状態で、上のようにラインを引いていきます。
- トレンドの底→100ライン
- トレンドの天上→0.0ライン
その後、トレンドが継続して0.0ラインを越えてきたとします。
上のチャート図を見ると、0.0ラインを更新した後に複数のローソク足が小さく停滞していることが分かります。
このような状況では、トレンドが転換する可能性が低く、再度上昇トレンド継続のサインになる可能性が高いです。
複数のローソク足で停滞が見られたら、上昇方向へのハイエントリーを15分(10分~15分の判定)で仕掛けましょう。
停滞後に大きく上昇方向へトレンドが継続していることが分かります。
0.0ラインは強く意識されていますが、転換方向への力は弱く停滞中にトレンド継続の買い勢力が多くなっているサインです。
大きな値幅を狙うこともできるので、スプレッド取引で高いペイアウトを獲得する際にも有効なエントリーポイントとなります。
トレンド転換を狙ったエントリーポイント
次は、トレンドの転換を狙ったエントリーポイントを紹介していきます。
下降トレンドを例に解説をしていきます。
まずは、トレンドの底に100ライン(最初のカーソル)を合わせて、トレンドを作り出した時の高値ラインに0.0を合わせてフィボナッチを引いていきましょう。
続いて、100ラインを更新してきて下降トレンドが継続されたことを確認します。
トレンド転換を狙う場合は、上昇トレンド→トレンドの天上から下にラインを引く、下降トレンド→トレンドの底から上に沿ってラインを引くと良いです。
100ラインを更新してきた後に、上画像のように大きく価格が下回ってきたとします。
下降後の下には、161.8ラインが自動で引かれているので、このラインにタッチしてきたら逆張りのハイエントリーを狙いましょう。
判定時間は長めの10分から15分判定がベストです。
161.8ラインまでトレンドが到達すると、転換に繋がる可能性が高いです。
ただし、転換するまでには時間がかかる場合もあるので、ハイローオーストラリアでは長めの判定時間が有効となります。
トレンド形成されているポイントでは、勝率の高いエントリーポイントとなりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
トレンド過程の反発を狙ったエントリーポイント
続いて紹介するのは、トレンド過程の反発を狙ったエントリーポイントです。
先ほどの下降トレンドを例に解説していきます。
例のように、トレンド形成中である場合に相場の天に0.0ライン、相場の底に100ラインを引いていきます。
その後、100ラインをトレンド継続で更新してきたことを確認しましょう。
100ラインの更新後に、相場が安値圏で停滞したとします。
その後、一時的な反発をして100ラインにタッチした箇所(上図の赤い〇のポイント)でエントリーをしましょう。
下降トレンド時はトレンド方向に沿った逆張り(ローエントリー)で狙っていきます。
再度下落してくれば、先ほど紹介した転換の手法が使えるので、1つのトレンドで2回のチャンスが見込める仕組みです。
前回の安値が価格更新後の高値となって機能するレジサポ転換の分析方法を、フィボナッチの根拠を付け加えた上でトレードができます。
トレンドからレンジを形成した後のエントリーポイント
最後に紹介するのは、トレンドからレンジを形成した後を狙ったハイローオーストラリアのエントリーポイントです。
上昇トレンド形成時を例に紹介していきます。
まずは、トレンドが形成されたポイントで下に100ライン、上に0.0ラインのフィボナッチを表示しておきましょう。
上のチャートを見て分かるように、0.0ラインの価格帯を更新することなく、高値圏でレンジを組んでいることが分かります。
トレンド形成後にレンジができると、「トレンド方向に伸びるか転換するか投資家が迷っている状態」と判断することが可能です。
フィボナッチを活かす際は、転換の根拠が来たポイントを狙う事で有効なエントリーポイントに繋がります。
トレンドが一服して、上図のように長いレンジ相場を形成してきたらチャンスです。
高値で数回の反発をしているので、上昇方向に進む可能性が低い相場であると判断ができます。
その後、一時的に23.6ラインを更新して、ヒゲを付けて反発してきた赤い〇のようなポイントでローエントリーを仕掛けましょう。
上昇トレンドでは23.6ラインで上ヒゲ、下降トレンドでは23.6ラインで下ヒゲが付いているポイントです。
判定時間は10~15分ほどの長め判定を狙うことで、より高い勝率が見込めます。
フィボナッチは複数の根拠を用いてエントリーしよう
ハイローオーストラリアでフィボナッチを用いたエントリーをする際は、単体ではなく複数の根拠を使ってエントリーした方が良いです。
トレンド相場を狙うのが一般的なので、トレンド相場での攻略に有効な根拠を付け加えるようにしましょう。
インジゲーターを組み合わせる際は、レンジ相場で効果のあるストキャスティクスやCCIなどではなく、以下のようなトレンド系インジゲーターがおすすめです。
- ボリンジャーバンド
- 移動平均線 など
逆張りではボリンジャーバンドのσタッチ、順張りであれば複数の移動平均線を組み合わせてゴールデンクロス・デッドクロスを根拠にすると効率がよくなります。
ローソク足の根拠は常に加えると良い
インジゲーターの中には相性が良い物悪い物それぞれがありますが、ローソク足の根拠は共通して相性が良い場合が多いです。
もちろん、複数根拠を用いても負けてしまう場合はありますが、フィボナッチが引けるような相場は多く出現するわけではないので、資金管理が崩れる可能性も低いです。
まずはローソク足をマスターした上で、インジゲーターとフィボナッチの根拠を組み合わせた手法を確立させていきましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。