ハイローオーストラリアでは、いかに勝率の高いエントリーポイントを見つけるかが攻略の鍵です。
しかし、投資慣れしていない方やハイロー初心者の方は、明確なエントリーポイントを見つけるのが難しいと言えるでしょう。
本記事では、様々な視点からハイローオーストラリアのエントリーポイントの見つけ方を紹介していきます。
このページの目次
エントリーポイントを探す前に決めておくこと
ハイローオーストラリアでは、エントリーポイントを探す前にまず取引スタイルを確立させる必要があります。
手法や取引スタイルが定まっていない状態で取引するとギャンブル性の高い取引に繋がりやすいです。
エントリーポイントを探す前に決めておくことを1つ1つ見ていきましょう。
順張り・逆張りのどちらで取引するか
ハイローオーストラリアのような投資では、順張り・逆張りのどちらを選択するかが重要です。
順張り | トレンドが発生した方向に沿ってエントリー |
逆張り | 価格が動いた方向とは逆方向へエントリー |
順張り・逆張りのどちらでも間違いはありません。
ただし、ハイローオーストラリアのような短期の売買では逆張りを好むトレーダーが圧倒的に多いです。
初心者の方であれば、まず逆張りトレードに絞って手法を確立すると、エントリーポイントが見つけやすいです。
順張りは、スプレッドや約定拒否が発生しにくいというメリットもあるので、自身に合ったものを選択しましょう。
取引する銘柄を絞るかどうか
ハイローオーストラリアでエントリーポイントを見つける場合は、取引する銘柄を絞るかどうかも考えておきましょう。
以下は、USD/JPY(ドル円)とEUR/JPY(ユーロ円)を同チャートに表示したものです。(日足)
細かい値動きは違いがありますが、大まかな動きは一緒であることが分かります。
同じJPYのクロス円通貨ということで、似た動きになりやすいです。
価格変動のタイミングが一緒であることから、同じタイミングでエントリーポイントのチャンスが来るケースが多いです。
ハイローオーストラリアではチャンスが来た時にすぐ銘柄を切り替えてエントリーする必要があります。
同タイミングで2つ3つの複数通貨でのエントリーはできません。
そのため、「同時にエントリーポイントが来た際にはUSD/JPYではなくEUR/JPYの方でエントリーする」といった自身でのルールを決めておく必要があります。
また、事前に分析する銘柄を絞ることで、複数通貨ペアでのエントリーポイントに惑わされることなく、効果的な取引が可能です。
メインで取引を行う時間帯について
ハイローオーストラリアでは、メインで取引を行う時間帯によってエントリーポイントの見つけ方が異なります。
以下は、各時間帯の特徴やエントリーポイントについてまとめたものです。
時間帯 | 特徴 | エントリーポイントの例 |
午前中 | 基本的に値動きが小さい。メジャー通貨でのみ一時的な変動を見せるケースがある。 | 変動があったメジャー通貨のみに絞って取引。レンジ形成の割合が多いため、レンジ内での逆張りが有効。 |
昼~夕方 | オセアニア通貨以外での変動は少ない。 | オセアニア通貨でトレンドを形成した時だけ、トレンド転換やトレンドに沿った取引を行う。 |
夕方~夜 | 市場が活発になりトレンドが出やすい。 | トレンドに沿った順張りや転換を狙った逆張りを行う。経済指標を狙うのも効果的。 |
深夜帯 | 流動性が低下してレンジ形成が多い。 | レンジ内での反発を狙った逆張りを行う。 |
あくまでも一例ですが、上記のように分類されます。
時間帯ごとに各銘柄での動きは異なるので、エントリーポイントも併せて変えていくと良いでしょう。
MT4を使ったエントリーポイントの見つけ方
ハイローオーストラリアで取引をする際は、MT4のような為替分析ツールが必要です。
ハイローオーストラリアのチャートではローソク足やインジゲーターの表示ができません。MT4のようなツールを使うことで高度な分析が可能です。
また、MT4を使って分析する際も、ハイローオーストラリアのエントリーポイントを見つけるコツがあります。
どのようなポイントが効果的か詳しく見ていきましょう。
ライントレードのエントリーポイント
ハイローオーストラリアでは、ライントレードという取引方法が人気です。
赤い〇部分の安値に黒い線(安値)を表示させました。
その後の価格動向を見ると、青い〇部分で同じ価格帯での反発が見られます。
為替や仮想通貨の価格は、直近の高値安値が意識されやすいです。
トレーダー達が売買の起点とする価格になることから、反発することが多くなります。
ハイローオーストラリアの取引では、ラインにタッチしたタイミングをエントリーポイントにする方が多いです。
しかし、実はラインタッチよりもラインを更新してきたポイントが逆張り勝率が高いポイントになります。
ラインタッチではなく、上図のようにラインを1本のローソク足でブレイクしたらエントリーポイントとして有効です。
ラインブレイクは逆張りのエントリーポイントですが、順張りの場合は以下のようなポイントを狙います。
上図の青枠部分のように、ライン付近で複数回の反発をしながら停滞した相場が狙い目です。
ライン付近での停滞はブレイクの前兆になりやすく、ブレイクしたタイミングで順張りのエントリーポイントにできます。
逆張りはラインブレイク、順張りはライン付近での停滞後がエントリーポイントになると覚えておきましょう。
レンジ相場のエントリーポイント
次は、レンジ相場のエントリーポイントについて紹介します。
レンジ相場は決まった価格帯を行き来する相場のため、順張りではなく逆張りが効果的です。
レンジ内の高安値にラインを引いて、先ほど紹介したライントレードを応用します。
赤い〇部分が直近の高値なのでラインを引いて、青枠部分のようにブレイクした箇所が逆張りのエントリーポイントになる仕組みです。
後術するオシレーター系のインジゲーターを駆使しながら分析すると、より勝率アップが見込めます。
また、レンジ相場の逆張りではエントリーポイントとして根拠が弱い相場もあるので注意です。
レンジ相場は、長ければ長いほど反発確率が低くなります。
上図のようにトレンドが発生する前兆にもなりやすいです。
レンジ期間が長くなり、ラインをブレイクしてきた箇所は、逆張りではなく順張りのエントリーポイントとして機能しやすくなります。
また、レンジ内のローソク足が小さい場合もトレンドの前兆になりやすいため、逆張りではなく順張りのエントリーポイントとして有効です。
トレンド相場のエントリーポイント
トレンド相場では、順張りと逆張りの両方でエントリーが可能です。
順張り | トレンド継続を見越したエントリー |
逆張り | トレンド転換、トレンド過程での反発を狙ったエントリー |
まずは順張りの方から見ていきます。
順張りの場合は至ってシンプルです。
上図のような小さいローソク足が連続してできたトレンド相場を狙いましょう。
トレンド過程で反発をせずに、だらだらと上昇・下落をしているかが重要です。
上図の赤い〇部分のように、小さいローソク足で停滞した箇所がエントリーポイントとなります。
上昇・下落したタイミングでエントリーすると、反発してしまう可能性があるので注意しましょう。
続いて逆張りのエントリーポイントです。
逆張りの場合は、以下のようなトレンド相場を狙っていきます。
順張りの時とは違い、ローソク足のサイズが比較的大きく、定期的に反発をしている相場です。
赤い〇部分では一時的な下落からの上昇を狙ったハイエントリーを仕掛けます。
数回の反発を繰り返して、価格が大きく伸びた青〇のポイントはトレンドの転換点になりやすいです。
トレンド転換を見越してローエントリーを入れていく流れになります。
なお、規則正しく反発を繰り返すトレンド相場は、フィボナッチという指標を使うことで判断できます。
フィボナッチの使い方やエントリーポイントは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ローソク足のチャートパターン
MT4のようなツールで分析する際は、ローソク足のパターンを見てあげると良いです。
ハイローオーストラリアでは、以下2つのパターンを分析するのがおすすめです。
- 包み足
- 同じ方向の大陰線・大陽線が連続して出現
包み足は以下のようなパターンを示します。
小さな陰線が出現した後、直近の陰線を包むような大きい陽線が出現したポイントです。
最初のローソク足が小さい陽線であれば、次足は大きい陰線が出る事が条件です。
実際のチャートで見ると以下のような形になります。
包み足出現後は反発しやすいので、逆張りのエントリーポイントとして有効です。
また、上図のように連続して大きめのローソク足が出現した際も、逆張りのエントリーポイントになります。
3本連続で出現して3本目が1~2本目よりも大きい状態で狙っていきましょう。
オシレーター系指標のエントリーポイント
ハイローオーストラリアでは、オシレーター系のインジゲーターが人気です。
オシレーター系とは、相場の売られすぎ、買われすぎを判断できる指標となっています。
- RSI
- ストキャスティクス
- CCI
など
オシレーター系の指標は、サブチャート上に表示された線で相場状況を把握できます。
以下はRSIを挿入した画像です。
青線がRSIで、下の点線部分を更新していることから相場が売られすぎていると判断します。
売られすぎの相場なので、上昇方向に反発すると判断して逆張りのエントリーポイントにする流れです。
本記事で紹介した、レンジ内での反発を狙う際やライントレードを応用して、分析の精度を上げることができます。
オシレーター系はトレンド相場では機能しないものが多いです。
レンジ相場メインで使用しましょう。
トレンド系指標のエントリーポイント
トレンド系指標は、オシレーター系のように決まった使い方があるわけではありません。
それぞれに特色があるほか、環境認識として使う方が多く、明確なエントリーポイントにはなりにくいです。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- など
以下は、ボリンジャーバンドを表示させたチャート画像です。
逆張りではボリンジャーバンドの上下線にタッチしたポイント、順張りではバンドの収縮や広がりを見てトレンドに沿ったエントリーができます。
移動平均線でも線にタッチしたタイミングをエントリーポイントにする方もいますが、トレンド系の指標だけでは分析の精度が低いです。
あくまでもトレンドの強弱を見るための環境認識として使用するか、オシレーター系指標やローソク足の根拠も交えてエントリーポイントを探しましょう。
ハイローチャートだけを使ったエントリーポイントの見つけ方
ハイローオーストラリアでは、MT4等の分析ツールが必須とも言えますが、中にはハイローチャートのみで分析をして取引をする方もいます。
ハイローチャートのみの分析は精度が下がるため、あまりおすすめできません。
以下では、ハイローチャートのみで取引をしてみたい方向けのエントリーポイントを解説します。
トレンド方向への順張りエントリーポイント
ハイローチャートのみで順張りエントリーをしたい方は、まず各銘柄を1日判定や1時間判定で分析しましょう。
以下はEUR/USDの1時間判定でチャートを表示したものです。
チャートの山が右肩下がりになっているので、下降トレンドを形成していると判断できます。
トレンドの方向を確認したうえで短期取引に切り替えていく流れです。
短期判定のチャート(HighLow15分など)を表示して、直近の安値を更新したポイントで順張りを仕掛けます。
判定時間が15秒や30秒のように極端に短いとさらに精度が落ちるので注意です。
長期判定でトレンドの方向を確認して、短期チャートでトレンド方向への大きな動きがあった瞬間がエントリーポイントになります。
日中や深夜帯ではなく、トレンドが出現しやすい夕方以降を狙うのがおすすめです。MT4で分析した場合と比較すると、充分な勝率が出せない可能性があるので、資金管理には注意しましょう。
急騰・急落時の逆張りエントリーポイント
為替相場は、あらかじめ決まった時間帯に大きな相場変動が出るケースも多いです。
- FOMC・米国雇用統計などの経済指標直後
- ロンドン、米市場のマーケットオープン・クロ―ズの時間
急騰・急落した際には瞬時の反発を見せるケースがあります。
ハイローチャートを見て、瞬時の反発を狙った逆張りエントリーを仕掛けましょう。
上図のように、それまで滑らかだったチャートの山が伸びたらエントリーのチャンスです。
3分や5分の短期判定に有効なエントリーポイントと言えるでしょう。
また、ポジションが1つだけでは負ける可能性も充分あるので、価格の急騰・急落時に複数ポジションでエントリーするのも有効です。
複数ポジションを保有する際は、1回分のエントリー資金額にまとまるように、分散して資金額を変えておきましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。