ハイローオーストラリアでは、様々なチャートパターンを駆使することで勝率の高い分析が可能です。
中でもエリオット波動というパターンはトレンド相場を狙う際に効率の良い取引ができると人気が高い傾向にあります。
本記事では、エリオット波動のハイローオーストラリアでの使い方を詳しく解説していきます。
このページの目次
エリオット波動とは
エリオット波動とは、アメリカの経済哲学者である「ラルフ・ネルソン・エリオット氏」が提唱した分析の理論です。
参考:エリオット波動とは
相場にはいくつかのサイクルがあり、パターンを明確にした分析をエリオット波動と呼びます。
以下は、エリオット波動の基本形を図にしたものです。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave.png)
上昇トレンドの場合は、推進3波・修正3波と表現します。
1波、3波、5波は上昇トレンド過程で上昇を決めるポイント、2波と4波は上昇トレンド過程で下降して反発をするという理論です。
為替相場は常に一方方向に伸びるわけではなく、上図のような波を付けた相場を形成する傾向にあります。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
3つの原則について
エリオット波動には、以下のような3つの原則があります。
- 3波は1波、3波、5波の中で最も短くならない
- 2波が1波の始点を超えることはない
- 4波が1波の高値を割り込むことはない
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave2.png)
上記の原則通りに相場が形成されていれば、エリオット波動の理論に沿った相場が形成されていると判断ができます。
2波の下落時で1波の始値を更新した場合や、4波の下落で1波の高値を割り込んでくると、すぐに転換をして上昇トレンドを形成しない可能性が高いです。
また、重要となるのは2回目の上昇である3波の長さになります。
1波、5波の上昇幅の中で最も3波が短い場合は、エリオット波動の理論通りに相場が動いていないという判断が可能です。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
エリオット波動を用いたハイローオーストラリア攻略法
続いて、エリオット波動を用いたハイローオーストラリアの攻略法を紹介します。
エリオット波動を用いて分析する際は、3回の流れでエントリーをするのが一般的です。
1つのトレンドで3回のエントリーポイントが来るので、効率的な分析手法であると言えるでしょう。
また、分析する際は以下の設定でチャートを準備しておいてください。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave23.png)
- ローソク足の時間足:1分足
- 表示するインジゲーター:ZigZag
ZigZagをというインジケーターを表示することで、相場の波が視覚的に判断しやすくなります。
ZigZagのダウンロード方法は別ページをご覧ください。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/highlow-2-320x180.jpg)
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
3波からの下落を狙った攻略法
まずは、1波、2波、3波を形成した後に一時的な下落を狙った攻略法です。
トレンド形成時の1回目のエントリーポイントになります。
まずは、以下のようなエリオット波動の理論が当てはまっている相場を見つけましょう。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave4.png)
- 2波の下落が1波の始点まで更新していない
- 3波が1波よりも大きい上昇幅を付けている
2波の下落が小さく、3波が大きく上昇していると3波までの理論が形成された形です。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave5.png)
3波まで形成して、大陽線が出現したら逆張りのローエントリーをしましょう。
判定時間は5~10分ほどの長めがベストです。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
4波からのトレンド継続を狙った攻略法
3波を形成して見事下落したら、次は4波からのトレンド継続を狙っていきましょう。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave5-1.png)
先ほど、エリオット波動の理論通りに3波まで形成して、しっかり下落を決めてきたとします。
その後の4波では一時的な下落から上昇に転じる可能性が高いので、下落後の逆張りハイエントリーを狙う形です。
- 3波までエリオット波動の理論通りに相場を形成
- 4波の下落が1波の高値を割り込んでいない
つまり、1波で付けた高値の少し手前でエントリーをするということです。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave6.png)
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
3波から連続でのエントリーになりますが、4波形成後には転換してくる可能性もあるので、資金は少し落としてエントリーしましょう。
また、判定時間は5分~10分ほどが望ましいです。
5波からの転換を狙った攻略法
4波のハイエントリーでうまく上昇してきたら、次は5波からのトレンド転換を狙います。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave7.png)
5波は4波から上昇してきたポイントを指しますが、トレンドで最後の上昇となるケースが多いです。
5波の上昇後はトレンドが転換する目安になりやすいので、絶交の逆張りポイントになります。
- 4波まで順調にエリオット波動通りのトレンドを形成している
- 3波の上昇幅と5波の上昇幅が同等or短い
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave8.png)
上昇幅がほぼ3波と同等か、それ以下のポイントでエントリーを仕掛けていきましょう。
5波からの転換は明確な転換ポイントが見つけにくいです。ある程度の上昇をしてきたポイントから複数のエントリーを仕掛けましょう。
まず最初にある程度の上昇を決めたポイントで軽めの資金をエントリーします。
その後、徐々に上昇してきたポイントでエントリー資金を増やして複数のエントリーをする流れです。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
判定時間は10~15分の長めで設定しておきましょう。
比較的勝率の高いポイントであり値幅も抜けるので、スプレッド取引を使って大きなペイアウトを狙うのも効果的です。
長期足で環境認識として活用する方法
エリオット波動の理論は、相場の環境認識として活用することもできます。
ハイローオーストラリアの取引をする前に、各銘柄を1時間や日足といった長期足で表示させて相場の方向性を確認しておきましょう。
長期足で相場を表示してエリオット波動通りの相場が形成されていると、以下のような環境認識ができます。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2023/05/HIGHLOW-AUSTRALIA-elliott-wave7.png)
上位足での相場状況 | 環境認識の方法 |
1波の相場 | 上昇方向への推移であるため、ハイエントリーが強いと仮定できる |
2波の相場 | 下降方向への推移であるため、ローエントリーが強いと仮定できる。しかし、すぐに転換して3波の上昇に転換する可能性がある。 |
3波の相場 | 上昇方向への推移であるため、ハイエントリーが強いと仮定できる。上昇が長時間発生しやすい。 |
4波の相場 | 下降方向への推移であるため、ローエントリーが強いと仮定できる。しかし、すぐに転換して5波の上昇に転換する可能性がある。 |
5波の相場 | 上昇方向への推移であるため、ハイエントリーが強いと仮定できる。長期的な上昇が発生しやすい。 |
5波の後 | トレンドが転換する可能性が高く、長期的にローエントリーの強い相場が続く。 |
上位足での根拠を短期足に置き換えることで、相場の方向性を意識したエントリーができます。
エリオット波動の理論通りに相場が形成されていれば、短期足で分析する際にエントリー方向を絞った効率の良い取引が可能です。
短期で見るよりもダマシが少ないので、まずは取引前にエリオット波動の相場でないかを確認して相場が上昇・下降のどちら側に傾いているかをチェックしておきましょう。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
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