ハイローの攻略法

【同値負け】ハイローオーストラリアの引き分け(ドロー)を防ぐための戦術

ハイローオーストラリアは、未来の相場が判定時間までに上がるか下がるかを予測するシンプルな投資です。

しかし、場合によっては特に値動きがなく同じ数値で終わってしまうケースもあります。

本記事では、ハイローオーストラリアで同値で終わった場合や引き分け(ドロー)について詳しく解説をしていきます。

ハイローオーストラリアの引き分け(ドロー)の扱い

ハイローオーストラリアの引き分けと言うと、エントリー数値と判定時間の数値が同値であることをイメージする方が多いです。

しかし実際は同値で終わった場合は引き分けではなく、ハイローオーストラリアでは負け扱いとなってしまいます。

同値で終わったのなら、ペイアウトが付かずエントリー資金だけでも返金されてもいいくらいですが、ハイローのルール上では負け取引となってしまうので注意しなくてはいけません。

一部の海外業者では同値を引き分け扱いとして処理されるケースもありますが、ハイローオーストラリアでは同値=負けとなり、エントリーした金額が0円になってしまいます。

ルールの改正により同値=負けになった

もともとハイローオーストラリアでは判定時間までで同値になった場合、引き分け扱いとしてエントリー資金を返金する制度を取っていました。

しかし、過去のペイアウト改定のタイミングで引き分け=負けとなるルールに変更しています。

引き分け(同値)が負け扱いになったタイミングでは、ペイアウトが1.80倍から1.85倍に引き上げられましたよ。

ペイアウト増により利益率が高めたことが要因ですが、ハイローオーストラリアのトレーダーには死活問題と当時は批判も多くありました。

短期売買という性質上、同じ数値で判定が来るケースは珍しいことではありません。

また、上下に大きく動く相場でも、最終的に数値が同じになることはよくあるケースです。

今後引き分け(同値)が負け扱いではなくなる可能性が少なく、現行のルールで運営されていくと考えていいでしょう。

また、わざとドローになるようにハイローオーストラリアがチャートを不正操作していると考える方もいますが、その説は誤りです。

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引き分け(同値)を防ぐには変動幅を利用すると良い

ハイローオーストラリアで引き分け(同値)を防ぐには、相場の変動幅を利用すると良いです。

引き分け(同値)が起きやすいケースは、以下のようなポイントになります。

引き分け(同値)になりやすいポイント
  • 変動幅が少ない通貨
  • 変動幅が少ない時間帯

上記のようなポイントで取引をしていると、引き分け(同値)判定で負け取引となってしまう可能性が高まります。

変動幅の大きい時間や銘柄を積極的に取引していれば、必然的に引き分け(同値)判定での負けを防ぐことができるようになるでしょう。

防ぐコツやポイントについて詳しく見ていきましょう。

夕方から夜にかけて取引をする

引き分け(同値)を防ぐには、夕方から夜にかけて積極的なトレードをしましょう。

  • 16時以降→ロンドン市場の開場
  • 22時30分以降→アメリカ市場の開場

イギリスやアメリカの市場は、外国為替相場への市場参入者が多いです。

日本時間でいうと夕方から夜にかけての時間帯であり、どの通貨でも変動幅が大きくなります。

逆に、市場参加者が少ない深夜(1時以降)や早朝、お昼の12時~夕方にかけては値動きが少なくなります。

目立った売買が行われなくなる傾向となり、引き分け(同値)のリスクも上がってしまう仕組みです。

判定時間までに同じ値となって余計な負けを作りたくない方は、取引する時間帯を意識したトレードをしていきましょう。

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日中の取引は銘柄を絞って取引する

引き分け(同値)のリスクを下げたくても、夕方から夜が忙しく日中しかトレードできないという方もいるでしょう。

そのような方は、日中の取引で銘柄を絞っていくと良いです。

日中でも変動が大きい銘柄 GBP/JPY、GBPUSD、GBP/AUD、BTC/USD、BTC/JPY、ETH/USD、ETH/JPY
AUD/JPYなど
日中の変動が小さい銘柄 USD/JPY,EUR/JPY、EUR/USD、EUR/GBP、CHF/JPY、USD/CHFなど

ポンドやビットコイン・イーサリアムなどの仮想通貨は、日中の時間帯でも大きく動く傾向です。

また、市場が開場している豪ドルやNZドル関連の銘柄も比較的大きな値動きになる場合があります。

反対にスイスフランやユーロなどのヨーロッパ通貨は、目立った動きがなく引き分け(同値)で負けとなるリスクが高まります。

ドルストレートであれば小数点第5位、クロス円通貨であれば小数点第3位までの細かい値まで考慮してくれますが、場合によっては全く変動がない可能性もあるので注意です。

日中しか狙えないという方は、変動幅が大きい通貨だけに絞って取引をしてください。
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トレンド相場でのエントリーをする

引き分け(同値)を防ぐには、レンジ相場よりもトレンド相場を狙った手法のほうが効率良いです。

  • レンジ相場→価格が上下を行き来するため同値になりやすい
  • トレンド相場→激しく価格が動いている状態のため、逆張り・順張り問わず同値になりにくい

特に日中のレンジ相場は、価格が一定であるケースが多いので注意するべきポイントです。

日中で取引をする際は、前述した値幅の大きい銘柄+トレンド相場での手法を活用するようにしましょう。

値幅が大きく抜けやすいことから、判定レートも異なる数値になりやすく引き分け(同値)のリスクを最小限に抑えることができます。

レンジ相場を狙う場合でも、極力変動幅の大きいレンジを狙ってみてください。

経済指標の前に注意

注目度の高い経済指標を控えている場合は、引き分け(同値)のリスクが高まるので、時間帯・銘柄に関わらず警戒すべきポイントです。

上画像は、2023年2月の米国雇用統計を控えた時のUSD/JPY相場です。

右の相場を見ると価格が急騰しているため、米国雇用統計による売買が過熱したことが分かります。

しかし、以前の相場を見ると値動きが極端に少なく売買が充分に行われていないことが分かるでしょう。

雇用統計やFOMCなどの注目度が高い指標の前は、投資家達が様子見に入る傾向から値動きも大人しくなります。

基本的に大きな指標を控えた相場では慎重に取引することが重要と言えますね。

値動きが小さくなることから、必然的に引き分け(同値)のリスクも高まるので、チャンスが来てもスルーして指標後の変動を待ちましょう。

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