ハイローオーストラリアでは、取引の練習用としてハイロークイックデモが提供されています。
ユーザーの中には、「デモだと勝てるのに本番では勝てない」と感じる方もいるようです。
そこで本記事では、ハイローオーストラリアはデモだと勝てるという声がある理由や真偽について検証します。
このページの目次
ハイローオーストラリアがデモだと勝てると言われる理由
ハイローオーストラリアで「デモだと勝てる」と声を上げる方の多くが、ハイロー側の不正を懸念しています。
- 本番の取引は操作をして顧客を意図的に負けさせようとしている
- デモ口座では勝てるように設定して、新規顧客を取り入れようとしている
上記のような疑いをかけた声が多いです。
しかし、ハイローオーストラリア側は不正な行為を行っている会社ではありません。
デモだと勝てるという傾向にあっても、必ず明確な理由が存在します。
具体的な理由について見ていきましょう。
デモ口座は約定ズレが発生しにくい
ハイローオーストラリアは、決して約定力の高い会社ではありません。
そのため、以下のようなポイントではエントリーしても約定拒否や約定のズレが生じてしまいます。
- 値動きの激しいポイントや値幅の荒い通貨での取引
- 多くのトレーダーによるエントリーが集中するポイント
約定ズレや約定拒否は、勝率の低下を招きやすいです。
しかし、ハイローオーストラリアのデモ口座では、リアル口座に比べて約定拒否や約定ズレが発生しにくい傾向です。
エントリーの集中などは、ハイローオーストラリアのデモ口座には反映されないと考えられます。そのため、リアル口座に比べて約定しやすくサクサクと注文が通りやすいです。
あくまでもプラットフォーム上の仕様の話であり、ハイロー側が意図的に操作をしているわけではありません。
多くのトレーダーが取引を行うリアル口座のサーバーに負担がかかるのは仕方がない現象と言えるでしょう。
デモ口座とリアル口座のチャートには若干のズレがある
デモ口座だと勝ちやすいと感じるのには、リアル口座とデモ口座のチャートに若干のズレがあることも要因と考えられます。
以下は、USD/JPYのTurbo30秒チャートを、デモとリアル口座で比較したものです。
左がデモ口座、右がリアル口座のチャートです。
まずは、画面上の現在価格(矢印部分)に注目しましょう。
デモ口座では赤色(下落時に表示)、リアル口座は緑色(上昇時に表示)で数値が記載されています。
価格は148.748と違いはありませんが、変動の反映に若干の違いがあるという証拠です。
チャート上の赤い〇の部分を見ると、リアル口座とデモ口座で若干ではありますが、チャートの形が異なるのが分かります。
チャートのズレはあくまでも前述したサーバーの違いによるものであり、こちらもハイロー側が意図的に操作しているわけではありません。
100%同じチャートが反映されているわけではないので、本番で負けている方がデモだと勝てると言っている傾向です。
ハイローオーストラリアは過去にプラットフォームのアップデートを行いましたが、アップデート前に比べるとデモとリアルでのチャートズレは少なくなりました。
デモとリアル口座でのスプレッドの違い
デモ口座だと勝てると言われる原因として、スプレッドの違いも考えられます。
スプレッド取引
約定位置が不利になる代わりに、所定のペイアウトが通常取引よりも高く設定されている取引形態
以下は、BTC/USDの30秒取引で、同時間帯でのスプレッドをデモとリアル口座で比較したものです。
リアル口座では7.00のスプレッド、デモ口座では8.00のスプレッドになっています。
両者で異なるスプレッドがついていることが分かるでしょう。
ハイローオーストラリアのスプレッドは、銘柄や相場状況、時間帯によって変動します。
そのため、リアル口座とデモ口座でスプレッドのズレが起きることは珍しいことではありません。
上記の例で見ると、リアル口座の方が狭いスプレッドとなっているので、返ってデモ口座の方が勝ちにくい状態と言えます。
必ずしもデモ口座の方がスプレッドが狭いわけではなく、基本的には両者で一定のスプレッドです。
スプレッドが更新・反映される時間にラグが発生しているだけで、スプレッドの面ではデモの方が絶対に有利とは言えないでしょう。
デモ口座は履歴が残らないため
リアル口座では取引した回数や資金の増減といった履歴が残ります。
しかし、デモ口座の場合は履歴が残りません。
所定の条件やタイミングによって、残高が100万円の仮想資金にリセットされてしまうのです。
負けた時の記憶よりも、取引に勝った時の記憶の方が残りやすいです。デモだと勝てるという方の中には、実際にデモで勝った金額や勝利回数を把握していない方もいます。
実際にはデモ口座でも勝利回数と同じくらい負けているのに、記憶が曖昧になってしまっている可能性があります。
取引の練習用としてデモを使う場合は別ですが、新しい手法の検証などでデモ口座を活用する場合は、勝敗について自身でメモを取っておくと良いでしょう。
デモ口座の方が勝ちやすいことは事実
デモ口座だと勝てると言われやすい理由を解説しましたが、実際のところデモ口座の方が勝ちやすいのは事実と言えるでしょう。
- 約定拒否やズレが少ない
- レートやチャートの遅延が少ない
- Highlow取引でのスプレッドが付きにくい
スプレッドはスプレッド取引だけではなく、エントリーの集中などにより通常のHighLow取引でも付く場合があります。
しかし、デモ口座では通常取引のスプレッドはほとんど発生しません。
また、エントリーの集中や変動による約定のズレも少ないので、デモの方が勝ちやすいのは間違いないと言えるでしょう。
取引時のメンタルが影響している可能性も
デモだと勝てるという方の中には、取引時のメンタル状態が影響しているケースもあります。
- デモ口座→取引時の緊張感が少ない
- リアル口座→取引時の緊張感がある
デモ口座では、取引に勝っても負けても自己資金に影響しません。
そのため、緊張感のない取引になってしまいます。
リアル口座での取引に比べて冷静に分析できるという方も多いです。
リアル口座では、勝ち負けが直接的に自己資金に影響することから、冷静な分析ができずに負けてしまう、資金管理がおろそかになってしまうというケースも多いでしょう。
デモ口座は取引の練習用として使うべき
ハイローオーストラリアのデモ口座は、実際に勝率を図るものではなく、あくまでも練習用として使うのがおすすめです。
- ハイローオーストラリアの操作方法を覚えるため
- 手法を確立するためのテスト
約定ズレの発生や、反映の遅延が少ないことを考えると、少額でもリアル口座に慣れておいた方が良いと言えるでしょう。
デモ口座ではリアルタイムレートに応じた分析が可能ですが、緊張感やよりリアルな取引はリアル口座でしかできません。
取引方法の確認や手法の勝率確認、素早くエントリーするための銘柄切り替えの練習用として使用することが重要です。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。