ハイローの攻略法

ハイローオーストラリアの両建てで利益が出しにくい理由を詳しく解説

ハイローオーストラリアでは、両建てを使って利益を上げられないかと考える方が多いです。

両建て取引自体は公認されていますが、利益を出すのは難しいです。

本記事では両建てで利益が出しにくい要因や、両建てで利益を出すコツについて詳しく解説していきます。

ハイローオーストラリアの両建ては利益が出しにくい

誤解されている方が一定数いるので最初にお伝えしておくと、ハイローオーストラリアでは両建ての取引を公認しており、禁止されていません。

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両建てはFX取引などで低リスクの取引方法として人気が高いです。

しかし、ハイローオーストラリアの取引では、あまりおすすめできる取引方法ではありません。

利益が出しにくい要因を詳しく見ていきましょう。

ペイアウト2倍以下の取引がほとんど

ハイローオーストラリアの取引では、ほとんどはペイアウト2.0倍以下の取引です。

普通に両建てをするのであれば、ペイアウトが2.00倍以上ないと利益になりません。

1,000円エントリーで両建てをした場合
・ペイアウト1.90倍→900円の利益と1,000円の損失
・ペイアウト2.10倍→1,100円の利益と1,000円の損失

ハイローオーストラリアでは、満期まで保有して勝てば所定のペイアウトが付与されます。

両建てはハイ、ロー両方のポジションを保有するので、どちらかのポジションは必ず勝つことができます。

しかし、ペイアウト2.00倍以下では損失額の方が上回ってしまうため、満期まで保有しても利益になることはないのです。

このことから、ハイローオーストラリア取引を両建てで利益を出すのが難しいと言えるでしょう。

2倍以上の取引はスプレッドが付く

満期まで保有する際の両建てでは2倍以上のペイアウトが付く取引が必須ですが、2倍以上の取引はほとんどがスプレッド取引です。

スプレッド取引
有利な位置で約定される代わりに高いペイアウトが付く取引形態

ハイポジション(上昇狙い)では現在価格より上で約定、ローポジション(下落狙い)では現在価格より下の位置で約定される仕組みです。

仮にスプレッド取引で両建てをするとハイとローポジションの間にスプレッド分の空間ができてしまいます。

相場変動の小さいポイントでは、スプレッドの発生により両建てで両方のポジションで負けてしまう可能性があります。

片方のポジションで勝つ時に比べて損失額の方が大きくなってしまうのです。

1,000円エントリーで両建てをした場合(ペイアウト2.10倍)
・片方のポジションだけ勝ち→1,100円の利益と1,000円の損失
・両方のポジションで負け→1,000×2=2,000円の損失

片方だけ勝った場合は100円しか利益が出ませんが、両方負けた時には2,000円の損失になってしまうのです。

見込める利益に対して損をした場合の額が大きいことから、仮にペイアウトが2倍以上の取引でも両建てで利益は上げにくいと言えるでしょう。

同じ数値で約定しにくい

ハイローオーストラリアの両建てで利益を出すのが難しいのは、同じ数値で約定しにくい点も挙げられます。

ハイローオーストラリアは決して約定力の高い会社ではありません。

連打で2つのポジションを同時にエントリーしようとすると、「連続した注文のため、この取引が成立しませんでした。再度お試しください。」と表示されて約定できないケースがあるのです。

そのため、ハイポジションとローポジションでは数値にラグが出てしまう可能性があります。

相場変動が活発なポイントでは特に約定拒否が発生しやすいです。

ハイとローのポジションで異なる数値でのエントリーになってしまう可能性があることから、期待値が大きく下がってしまうケースがあります。

2つのポジションで数値が異なることから、両方のポジションで負けてしまうといったケースも考えられるでしょう。

転売のペイアウト率が低い

ハイローオーストラリアでペイアウト2.00倍以下の取引で両建てをする場合は、必ず転売を実施する必要があります。

転売とは
満期の判定時間を待たずして途中決済ができる機能。判定時間の1分前まで実施可能。

転売は判定時間の1分前まで実施できるので、1分、30秒、15秒以外の取引では全て利用できます。

転売で利益を出す方法は以下の2パターンです。

  • ハイポジションは少しの損失で転売→ローポジションは満期まで保有
  • ハイポジション、ローポジションの両方で少しの利益が出たところで転売

上記方法で利益が見込めますが、転売はハイローオーストラリア側に有利な条件で設定されている点に注意してください。

仮に、少しでも数値が有利な方向に動いている場合でも、転売率を見ると1.0倍を下回っているケースもあります。

また、転売ありきの場合は価格が上下するレンジ相場を狙う必要がありますが、エントリーしたタイミングでトレンドが発生すると利益になりません。

ハイローオーストラリアの両建てで利益を出す方法

ハイローオーストラリアの両建ては、利益を出しにくい取引方法です。

しかし、必ずしも利益が出せないというわけではありません。

そこで以下では、ハイローオーストラリアの両建てで利益を出す方法や両建て時の注意点を解説します。

長期取引でレンジ内での転売を狙う

まず、1つ目のポイントが長期取引でレンジ内での転売を狙う方法です。

ハイローオーストラリアにおける長期取引とは、以下のような取引になります。

取引名 取引時間 ペイアウト倍率
HighLow
  • 1時間取引
  • 23時間取引
  • 1.90倍
  • 1.8~1.95倍
HighLowスプレッド
  • 1時間取引
  • 23時間取引
  • 2.00倍
  • 2.00倍

1時間や23時間取引を狙っていく流れです。

この時、MT4やMT5などのチャートを見ておきましょう。

1時間判定を狙う場合は5分~15分足、23時間判定の場合は15分~1時間足を見ると良いです。複数のローソク足でレンジが形成されたポイントを狙います。

長期判定の場合は、スプレッドが付く取引でも最大ペイアウトは2.00倍です。

転売をしないと利益にならないため、価格が上下するレンジ相場を狙う必要があります。

レンジ相場が長く形成されているポイントではなく、大きなトレンドが発生した後に形成されたレンジを狙うと良いです。

上図のように、トレンドが形成された後のレンジ(黒枠部分)を狙うと、効率的に両建てでの利益が狙えます。

トレンド形成後すぐにレンジを作ってきた赤○のポジションでハイ、ロー両方のポジションを保有します。

価格が上昇してきた黒○部分でハイポジションを転売、その後下落してきた青○のポジションでローポジションを転売する流れです。

この時注意すべきポイントが、レンジ内でエントリーする価格帯についてです。

レンジ内の高安値のいずれかでエントリーしても、転売時に有利なペイアウトが付く可能性が低くなります。

価格がエントリーした数値よりも上下に抜ける事が重要となるので、必ずレンジ内の中央の値で両建てを行いましょう。

1時間、23時間のいずれかを狙う場合でも、判定までの残り時間が充分にあるタイミングでエントリーしてください。

ペイアウト2倍以上のスプレッド取引で利益を出すコツ

次に、ペイアウト2倍以上のスプレッド取引で両建てでの利益を出すコツについて紹介します。

ハイローオーストラリアにおけるペイアウト2倍以上の取引は以下の通りです。

取引名 取引時間 ペイアウト倍率
Turbo
  • 15秒取引
  • 1.95~2.10倍
Turboスプレッド
  • 30秒取引
  • 1分取引
  • 3分取引
  • 2.25~2.3倍
  • 2.15~2.2倍
  • 2.00~2.05倍

3分以下の短い取引でしか付きません。

また、2.05倍のペイアウトが付かないので、狙うとすれば1分Turboスプレッドでの取引がおすすめです。

15秒や30秒のような判定では、両建てで2つのポジションを保有する際に生じるラグの影響で期待値が落ちる可能性があります。

1分Turboスプレッドで両建てを狙う際は、以下のようなポイントを押さえておきましょう。

  • 価格変動の活発な時間帯(15時以降)
  • 変動幅が大きい銘柄を狙う(GBPやBTC関連通貨など)

相場変動が活発ではない時間帯では、スプレッドの発生で両方のポジションで負ける可能性があります。

また、変動幅が大きい銘柄の方が大きな値幅から両建てをしたとしても、どちらかのポジションのみ勝てる見込みも高まるのです。

上図で言う黒枠部分のような、平均値が活発になったポイントを狙うと良いです。

また、平均値が高く相場変動の激しい銘柄の場合は約定拒否も懸念されます。

そのため、約定拒否に合っても大丈夫な対策をしておくことも重要です。

  • 上昇トレンドの発生時→先にハイポジションからエントリー
  • 下降トレンドの発生時→先にローポジションからエントリー

1分足チャートなどで見て、トレンドの方向性を確認しておいてください。

トレンド方向のエントリーを先にしておくことで、期待値が上がり両建ての成功率が高まります。

経済指標orマーケットオープンの前に両建てをする

スプレッド取引での両建ては、経済指標やマーケットオープンのような激しい相場変動の際にも有効です。

経済指標やマーケットオープンは、事前に激しい動きになる時間の予測ができます。

これらの習性を活かした両建てを行うことで、効率的に利益が上げられるでしょう。

  • 銘柄→USD/JPY、EUR/USDなどの為替銘柄
  • 判定→Turboスプレッド3分

Turboスプレッドでは、仮想通貨以外で2.05倍のペイアウトが付きます。

両建ての場合、片方のポジションで勝った際に0.5倍程度の利益にしかなりませんが、低リスクで小さい利益が見込めるでしょう。

上図のように、経済指標やマーケットオープン時間の2分前に両建てでのエントリーを行います。

3分判定なので、最後の1分では指標やマーケットオープンならではの大きな動きに繋がる仕組みです。

激しい変動になるケースが多いことから、スプレッドがついていたとしても、片方のポジションでは高い確率で利益になりやすいでしょう。

指標やマーケットオープンの直前は投資家が様子見に入るため、約定しやすい点もポイントです。

相場がどちらに動くか分かっていない状態でも、両建てを使えば小さな利益が確保しやすくなります。

これらの方法は、多用することで自動売買等の不正を疑われる可能性もあります。取引する際は自己責任で行ってみてください。

ハイローオーストラリアに口座開設しよう!

ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』

ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。

そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。

ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。

ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。

必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。

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