ハイローオーストラリアでは、さまざまなインジゲーターを駆使して分析するのが一般的です。
しかし、中にはインジゲーターを使わずにローソク足だけを見て、収益を上げるトレーダーもいます。
本記事では、本当にローソク足だけでハイローオーストラリアで勝てるのか、またローソク足だけで勝つ方法について詳しく解説していきます。
このページの目次
ハイローオーストラリアはローソク足だけで攻略できる
結論として、ハイローオーストラリアはローソク足だけで攻略可能です。
多くのトレーダーはローソク足に加えて、各種インジゲーターを用いながら分析を行っています。
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しかし、プロトレーダーの多くは、インジゲーターはあくまでも補助として用いるだけで、明確な根拠はローソク足に委ねているケースが多いです。
ローソク足には、相場のパターンや投資家の心理状態などが反映されると言われています。
ハイローオーストラリアでは、短期間での為替動向を分析するのが一般的ですが、ローソク足の形状やパターンを見るだけで充分な相場分析へと繋がるものです。
ローソク足もインジゲーターの一種
ローソク足は、始値、終値、高安値が視覚的に瞬時に判断できます。
形状を見ることで相場判断ができるため、価格動向を表示させるだけのツールではありません。
1本の線で価格動向が表示されるラインチャートでは、相場の価格しか判断できませんが、ローソク足に設定すると、明確なエントリー根拠を作ることができます。
そのため、ローソク足もインジゲーターの一種であると言えるでしょう。
ハイローオーストラリアの初心者や負けている人ほど、ローソク足ではなくインジゲーターに頼っている傾向です。
ローソク足に絞って手法を作ることで、シンプルなチャートから瞬時にエントリーの判断ができます。
そのため、仮にインジゲーターを使う場合でも、最終的なエントリーポイントは、インジゲーターだけではなくローソク足から判断する方が良いでしょう。
ローソク足の表示はMT4/MT5が必要
残念ながら、ハイローオーストラリアの管理画面にローソク足を表示させることはできません。
そのため、別途MT4という無料ツールをダウンロードする必要があります。
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![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
スマホ、もしくはお使いのPCにMT4をダウンロードし、ローソク足チャートを表示させてハイローオーストラリアの取引画面を操作しましょう。
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スマホへMT4をダウンロードする方法は別記事をご覧ください。
残念ながら取引画面にローソク足を表示できない以上、外部ツールは必ず必要になります。
ちなみに、MT4の後継機ツールであるMT5でもローソク足の表示が可能です。
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どちらを選んでよいかわからない方は、サインツール等有志の方が作成した外部ツールを利用したい方はMT4、そうでない方はMT5を使用すると良いでしょう。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2020/06/HighLow-2.png)
ちなみにスマホよりもPCの方が相場分析がやりやすいですよ。
ローソク足でハイローオーストラリアを攻略するコツ
ハイローオーストラリアの取引で、手法が全くないという場合はインジゲーターを使っても良いでしょう。
しかし、最初からローソク足での分析に集中することで、より高い勝率が目指せるようになると言えます。
そこで、以下ではローソク足だけでハイローオーストラリアを攻略するために覚えておきたいポイントやコツについて解説していきます。
ローソク足の性質を理解しておく
まず最初に理解しておきたいのが、ローソク足の性質についてです。
ローソク足は、形によってさまざまな呼び方があります。
大陽線 | 上昇方向に伸びる大きな陽線 |
大陰線 | 下降方向に伸びる大きな陰線 |
コマ足 | 小さい形状のローソク足 |
ヒゲ | 高安値を示すローソク足から飛び出た線 |
十字線 | 十字に形成された値動きのないローソク足 |
最低限、上記のローソク足の形状のついて覚えておきましょう。
ローソク足の形状を見て、瞬時に呼び名が出てくるまで反復で学習をしておくと良いです。
形状の呼び名が把握できたら、次はそれぞれの性質についてです。
次のポイントを見てください。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only.png)
①のポイントでは長い上ヒゲが出現、②のポイントでは長い下ヒゲが出現していることが分かります。
ローソク足のヒゲは、基本的に伸びた方向の力が弱くなっているポイントで出現しやすいです。
- 下降時に下ヒゲが頻発→上昇方向への転換合図
- 上昇時に上ヒゲが頻発→下降方向への転換合図
上記のような判断が可能です。
逆張りが有効とされているハイローオーストラリアでの分析に活かしやすいでしょう。
また、下図のように上下のヒゲが頻発しているポイントは、相場の方向性が定まっていないポイントとも言えます。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only-1.png)
ヒゲだけではなく、ローソク足の形状にはさまざまな意味があるので、しっかり把握したうえで取引を行うと良いでしょう。
手法に合ったローソク足の形を覚える
ローソク足の性質の応用で、手法に合ったローソク足の形も覚えておく必要があります。
ハイローオーストラリアでは、圧倒的に逆張り手法を使う方が多いです。
逆張りでは、瞬時の反発が見込めるローソク足の形状を理解しておくと良いでしょう。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only-2.png)
逆張りであれば、上図のようなヒゲのない大陽線・大陰線の出現が有効です。
大きく伸びたローソク足の出現した後は、相場が一時的に逆方向へ進みやすくなります。
確定足まで待ってヒゲがない状態であれば、逆張り勝率がアップするポイントです。
また、順張りの場合では以下のようなローソク足が有効となります。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only-3.png)
逆張りは大きなローソク足を狙うのに対し、順張りの場合は小さなローソク足の集合体が上昇・下降方向に推移しているポイントを狙うと良いでしょう。
ローソク足のチャートパターンをマスターしておく
ローソク足で分析する際は、エントリーする足だけを見るのではなく、前にどのような相場を形成していたかを見ることも重要です。
ローソク足にはさまざまなパターンがあり、投資家の間でも意識されやすいポイントになります。
以下のチャートをご覧ください。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only-4.png)
上チャートでは、トレンド過程で2回高値で反発した後(赤い〇)に、相場が大きく下落していることが分かります。
この状態は、ダブルトップというパターンです。
反対に、安値で2回の反発をして下降トレンドが終了することをダブルボトム(または二番底)と呼びます。
複数のローソク足のパターンはダブルトップ以外にも豊富にあり、投資家の売買起点となりやすいので、ぜひ覚えておきましょう。
初心者の方はまず酒田五法という5つのチャートパターンを覚えておくと良いでしょう。パターンを学んだあとに、実際のチャートを見て判断できるようにしておいてください。
ローソク足だけを使ったハイローオーストラリア攻略法
次に、ローソク足だけを使ったハイローオーストラリアの攻略法を解説していきます。
順張りではトレンド分析も必要となるので、インジゲーターを使った方が勝率のアップが見込めるケースが多いです。
ハイローオーストラリアの逆張りをメイン手法としてローソク足だけで攻略したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
包み足と坊主足での逆張り
まず紹介するのは、包み足と坊主足出現での手法です。
包み足とは、以下のようなパターンを指します。
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前足がコマ足で、次足で大きなローソク足が出現したポイントです。
前の足を包み込むような状態であることから、包み足と呼ばれています。
- 前足がコマ足陰線→次足で大陽線が出現
- 前足がコマ足陽線→次足で大陰線が出現
上記のように、2つのローソク足が異なる方向で出現したポイントを狙いましょう。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only-6.png)
また、狙う際は直近の高安値を更新していることを条件とします。
そして、包み足で大きなローソク足の坊主足が出現してきたら狙いましょう。
5分足で分析をして、確定足で5分後の判定を狙うと良いです。
ローソク足が大きい時点で約定が集中しやすいポイントであり、スプレッド発生の可能性もあるので、Turboのある通貨でチャンスが来た場合はTurbo5分を活用しましょう。
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トレンドの転換点を狙う方法
次に紹介するのは、トレンドの転換点を狙う方法です。
逆張りに通用しやすいトレンドは、一時的な反発をしながら形成されたトレンド相場となります。
波がなくだらだらと形成されたトレンドでは反発が見込めません。
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上昇トレンドは上図のように、2回程度の小さい下落を見せているトレンド相場を狙いましょう。下降トレンド時は、一時的に小さい上昇を見せた相場を狙ってください。
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上図のように、①②と2回の上昇・反発を見せた後に、③のような3回目の上昇を見せたポイントで逆張りを仕掛けます。
3回目の上昇幅は、①と②の上昇幅より大きいと勝率が高いです。
明確な転換点を予測するのは難しいので、①と②の上昇幅を超えた段階で資金を分けて、複数ポジションでのエントリーを仕掛けると良いでしょう。
チャート表示は1分足で、10~15分ほどの長期判定を狙ってください。
トレンド継続により負けてしまう可能性もあるので、追いすぎないように注意してください。
連続したローソク足の出現を狙う
最後に紹介するのは、連続したローソク足を狙うというシンプルな手法です。
- 3本連続で陽線の出現
- 3本連続で陰線の出現
上記のようなポイントを狙っていきます。
![](https://www.grendel-scan.com/wp-content/uploads/2024/03/candlestick-only-9.png)
出現するローソク足の3本は、ヒゲが短いかヒゲがない坊主足が理想です。
また、3本目の足が前2本より大きければ勝率アップが見込めます。
3本目のローソク足は、坊主足で確定したことを条件として狙っていきましょう。
5分足で分析して、5分判定での逆張りを狙うのがおすすめです。
直近のローソク足に対して連続した陰線・陽線のサイズが小さい場合は負ける可能性が高いです。直近の平均値よりも大きいローソク足の出現時に狙いましょう。
だましが増える場合はインジゲーターの併用もおすすめ
ローソク足だけを使った攻略ポイントや攻略法を紹介しましたが、だましの可能性について充分注意するようにしてください。
- ローソク足だけ→エントリーチャンスが増える可能性あり
- インジゲーターとの併用→エントリーチャンスが制限される
ローソク足だけでの分析では、どうしても根拠が少なくエントリー回数が増えるという方もいるでしょう。
チャンスが多いのはメリットになる反面、だましが増えて負けが多くなるというデメリットもあります。
また、エントリー回数が多いと連敗した場合での資金管理の乱れにも繋がりやすいです。
ローソク足だけではだましが多く分析しにくいという方は、インジゲーターも併用したうえでローソク足を主軸にしたエントリーを心がけてみてください。
インジゲーターを使ったうえで、徐々に使用するインジゲーターを減らながら、最終的にはローソク足だけで分析できるようになるのが理想です。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。