ハイローオーストラリアは、上がるか下がるかを予想するシンプルな投資です。
獲得した値幅ではなく勝率が重要となる取引のため、取引ごとの損益分岐点に注視して取引を行うと安定して資金を増やせるでしょう。
本記事ではハイローオーストラリアの損益分岐点を計算方法まで詳しく解説していきます。
このページの目次
ハイローオーストラリアの損益分岐点
損益分岐点とは、利益になるか損失になるかの勝率を指します。
ハイローオーストラリアのような海外バイナリーオプションでは、損益分岐点を意識することで資金の増減を把握しやすくなります。
例えばペイアウトが2.00倍の取引であった場合、100回取引をして50勝をしていれば資金の増減はなく±0円です。
100回のうち半分の50勝をしているので、この場合の損益分岐点は50%であると表現できます。
- 勝率50%以上→資金が増えている
- 勝率50%以下→資金が減っている
ハイローオーストラリアでは、各銘柄や判定時間、取引形態ごとでペイアウトが異なります。
そのため損益分岐点を計算して、 「〇〇%以上の勝率を出せれば資金が増える」といった意識付けをする事が重要となるのです。
ペイアウト | 損益分岐点 |
2.30倍 | 43.47% |
2.20倍 | 45.45% |
2.10倍 | 47.61% |
2.05倍 | 48.78% |
2.00倍 | 50.00% |
1.95倍 | 51.28% |
1.90倍 | 52.63% |
1.85倍 | 54.05% |
ハイローオーストラリアで最も人気の高い15分取引は、ペイアウト1.85倍に設定されています。
損益分岐点は54.05%なので、100回取引をして55勝以上勝てていれば資金も増える計算です。
先ほどの2.00倍では50勝以上で資金が増える計算でしたが、ペイアウト1.85倍と低い場合には50勝では資金が減っている状態を意味します。
2.00倍以上の取引は全てスプレッド取引でしたが、2024年7月より導入されたTurbo15秒取引では外国為替で2.00~2.10倍のペイアウトが付きます。
ペイアウトが低ければ低いほど高い勝率を保たなくてはいけなくてはいけません。
損益分岐点の計算方法
次は、ハイローオーストラリアの損益分岐点の計算方法を見ていきます。
損益分岐点は以下の計算式で算出可能です。
損益分岐点=100÷ペイアウト率
100÷1.85倍=54.054054…..
このように算出ができます。
2021年にはBTC/JPYなどの仮想通貨の5分Turbo取引が1.75倍と低いペイアウトに引き下げられるというルール変更がありました。
100÷1.75倍=57.142857
仮想通貨銘柄の5分Turbo取引では、57%以上の高い勝率が保てていないと資金が増えない計算です。
ハイローオーストラリアでは近年、大幅なペイアウト変更が定期的に行われています。
下がるものもあれば引き上げられるケースもありますが、逐一確認をしておいた方が良いです。
ペイアウトが下がった状態では、それまで使っていた手法では資金が増えないといったケースも起こるので注意しなければなりません。
損益分岐点の勝率を確保するには?
損益分岐点は頭では分かっていても、実際に本番の取引をする際には忘れている方が多いです。
次はそんな損益分岐点の勝率を確保するために重要な事を解説していきます。
シグナルツールを使う
ハイローオーストラリアでは、サインツールを使って取引する方も多いです。
サインツール
MT4上にアラートや矢印などで売買サインをお知らせしてくれるツール。
勝率の公表されているサインツールであれば、過去相場から担保された勝率で取引ができます。
シグナル通りにエントリーをすれば、初心者の方でも損益分岐点を確保したトレードが可能です。
サインツールを使った取引では短期的な結果に拘る方が多い傾向にあります。無心に淡々とエントリーをして、最終的な資金の増加を狙うようにしましょう。
ツールに関しては、サインツールの解説記事をご覧ください。
短期的な結果で一喜一憂しない
ハイローオーストラリアの取引では、「今日は〇〇万円も増えた」「〇〇連勝で1日を終えた」といったように、短期的な勝敗を見る方が多いです。
しかし仮にその日10連勝しても、次の日になって10連敗するというケースは充分起こりえます。
毎回勝ち続けるトレーダーはいないと覚えておきましょう。
メンタルを崩した状態では相場が自身の都合よく見えてしまうものです。
無根拠なエントリーに繋がりやすいので、短期的ではなく長期的に見て損益分岐点を確保する事が重要となります。
1.85倍の取引をしているのであれば、仮にその日負け越しをしてしまったとしても、週単位や月単位で54%以上の勝率が出せていれば資金は増えます。
その日いくら稼いだかではなく、トータル取引で損益分岐点を超えるといった意識で取り組みましょう。
勝率や確率などは回数が増えるほど50%に近づいていきます。直近勝率ではなくトータル勝率がどれだけ上がるかを意識しましょう。
資金管理の徹底をする
損益分岐点の解説でペイアウトについて触れましたが、これはあくまでも一定のエントリー額を保った状態での話です。
取引毎にエントリー額を変えてしまうと、損益分岐点の概念が通用しなくなります。
ハイローオーストラリアでは、相場分析以上に資金管理が重要な投資と言われています。
同じ手法にも関わらず、エントリー額をこまめに変えていると勝率が高くても破産するケースもあるのです。
基本的にエントリー額は一定の資金で取り組むことが、損益分岐点を守るうえで重要となります。
手法事や相場状況ごとの勝率を把握する
損益分岐点の確保をするには、自身の手法やトレードの勝率が分かっていないといけません。
勝率が曖昧なまま取引を続けてしまっても、直近相場ではたまたま利益が出たとしてもその後の相場で大きく負け越しをしてしまう可能性があります。
- 過去相場から手法事の勝率を確認する
- 自身のトレード戦績から勝率を算出する
- バックテストを取る
勝率が55%ほどの手法であった場合は損益分岐が54%以下の取引であれば有効ですが、前述したような仮想通貨の1.75倍取引などでは意味をなしません。
取引ごとの損益分岐点を把握すると同時に、自身の手法の勝率把握も行っておきましょう。
ペイアウトの高い取引を優先する
同じ判定時間であれば、ペイアウトの高い取引形態を選択する事も損益分岐を保つ上で有効です。
USD/JPY、12時00分判定の場合
①11時55分に5分Turbo取引を選択→ペイアウト1.85倍
②11時55分に15分取引を選択→ペイアウト1.85倍
③11時55分に1時間取引を選択→ペイアウト1.90倍
上記例の状況では、③の1時間取引を選択する事が有効となります。
同じ判定時間であっても、このようにペイアウトの乖離が発生するケースは多いです。
ペイアウトが高いものを優先することは損益分岐を下げる事にも繋がります。
スプレッド取引のような明らかに勝率を下げるものであったり、手法のルールに反したような取引形態の選択はしないようにしましょう。
また、ハイローオーストラリアでは2024年7月からUSD/JPYとEUR/USDの30秒Turboでペイアウトが2.00倍に上がるキャンペーンが実施されています。
通常より高い資金効率で取引できるので、ぜひこの機会に30秒取引を試してみてはいかがでしょうか。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。