ハイローオーストラリアでは、相場の動向を予測しながら取引を行います。
相場の動きは大きく分けてトレンド相場とレンジ相場に分類されますが、ハイローオーストラリアの取引をするならレンジ相場がおすすめです。
本記事では、ハイローオーストラリアでレンジ相場が狙い目である理由や、取引のコツを詳しく解説します。
このページの目次
ハイローはレンジ相場が狙い目
ハイローオーストラリアの取引で、どんな相場で分析したら良いか分からないという方は、まずレンジ相場から狙ってみるのがおすすめです。
レンジ相場とは、決まった価格帯を上下に行き来する相場を指します。
高値と安値で規則正しく価格が推移するため、箱の中を推移しているように見える事から別名ボックスレンジとも呼ばれます。
ハイローオーストラリアでは、為替や仮想通貨、株式などの豊富な銘柄で取引ができますが、どの銘柄であってもレンジ相場は形成されます。
レンジ相場がおすすめな理由を見ていきましょう。
取引戦略が立てやすい
ハイローオーストラリアでレンジ相場がおすすめな理由は、取引戦略が立てやすい点にあります。
レンジ相場とは逆に、上図のような一方方向に価格が伸びる相場はトレンド相場と言います。
トレンド相場の場合、逆張りであればトレンドの転換点、順張りであればトレンドの継続すするポイントを見極める必要があります。
トレンド相場は、一方方向に価格が伸びた状態のため、どこで反発するか、またはトレンド終了の予測が難しいです。
レンジ相場の場合は、直近の高値や安値付近で反発することが予測されるため、エントリーポイントを見つけやすいです。
上図のように、赤い〇のポイントで反発することが事前に予測できるため、○のポイントまで到達したら逆張りのエントリーと簡単に戦略を立てる事ができます。
トレンド相場よりも発生する回数が多い
為替や株式の相場では、トレンド相場よりもレンジ相場の方が圧倒的に出現回数が多いです。
- トレンド相場→全体の3割程度
- レンジ相場→全体の7割程度
金融銘柄におけるそれぞれの割合は上記のようになっています。
もちろん、日や月によってばらつきはありますが、全体を通してレンジ相場が多いのは事実です。
為替相場を例にすると、市場参加者の多い夕方~夜にかけてはトレンドが出現しやすいです。しかし、その他の時間はレンジ相場の方が多い傾向にあります。
そのため、トレンド相場よりもレンジ相場の方が、必然的に取引チャンスが増えるということです。
エントリーポイントが多い方が取引しやすいので、初心者の方こそレンジ相場を狙うべきと言えるでしょう。
レンジ相場を取引するときのポイント
次に、ハイローオーストラリアでレンジ相場を攻略する手法について紹介します。
レンジ相場と一言で言っても、様々な種類のレンジ相場があり、狙ってはいけないレンジ相場も多く存在します。
以下で、危険なレンジ相場の種類や、積極的に狙うべきポイントについて見ていきましょう。
価格変動の小さいレンジ相場は回避する
レンジ相場には、大きく分けて2種類の相場が存在します。
- 価格変動が大きいレンジ相場
- 価格変動が小さく停滞したレンジ相場
価格変動が大きいレンジ相場は、以下のようなチャートで示されます。
比較的大きなローソク足で、価格が上下に激しく動いているのがポイントです。
価格が上下に激しく動くことで、反発しやすく逆張りの有効性が増します。
一方で、以下のような価格変動が少ないレンジ相場もあります。
価格は横ばいで推移していますが、ローソク足のサイズは小さいです。
直近の高安値も意識されていないため、逆張りの勝率は落ちる相場と言えます。
為替や株式の取引では、上図のように停滞した相場もレンジ相場と表現されますが、ハイローオーストラリアの取引には向かないので注意しましょう。
深夜帯や早朝のような流動性が低下する時間には、価格変動の小さいレンジ相場が形成されやすいので注意してください。
レンジ相場が長いとトレンドの前兆になりやすい
レンジ相場を狙う際は、レンジが形成された初動を狙うことが重要です。
為替や株式の相場では圧倒的にレンジの方が多いと解説しましたが、決してレンジは永遠に続くわけではありません。
いつか必ず終わりを迎えてトレンド相場が形成されます。
レンジ相場の終わりはトレンド相場の出現を意味しますが、レンジ期間が長ければ長くなるほど発生確率が上がりやすいです。
上図を例にしてみると、レンジ内では反発していた高値のポイント(赤○部分)で反発せずに、そのまま上昇していることが分かります。
レンジ相場では逆張りを狙うので、赤い〇のポイントでローエントリーを仕掛けると負けてしまうのです。
レンジ期間が長いと感じたら、一旦取引は避けて次のチャンスを待つようにしましょう。
レンジブレイク後の方が反発しやすい
レンジ相場では、直近の高安値を基準にしてエントリーするのが一般的です。
高安値ラインにタッチしたポイントでエントリーする方が多いですが、実はラインタッチではなく、ラインを大きく更新したポイントの方が逆張り勝率はアップします。
上図の矢印部分に注目です。
水平線の部分が安値ラインですが、矢印部分の陰線を見ると、1本のローソク足で安値ラインを大きくブレイクしていることが分かります。
ラインタッチに比べて反発確率が高いポイントなので、ハイローオーストラリアでは積極的に狙っていくと良いでしょう。
ラインちょうどで反発するケースももちろんありますが、以下のようにライン付近での停滞を招いた後にトレンドが発生してしまうケースも多いです。
レンジ相場内の高安値の位置を見て、明確にブレイクしてから逆張りでのエントリーをするようにしましょう。
トレンド終了後のレンジ相場が狙い目
ハイローオーストラリアでレンジ相場を狙う際は、トレンド相場の後に出現したレンジを狙うと良いです。
上図を見ると、上昇トレンドが形成された後に高値圏でレンジ相場が形成されていることが分かります。
レンジ相場の部分を見ても、比較的大きなローソク足が出現しており、上下に激しく動く狙い目のレンジ相場であると判断できるでしょう。
価格が大きく動いた後に出現するレンジ相場は、規則正しい動きをしやすい傾向にあります。
そのため、ハイローオーストラリアでの取引をする場合は、チャートを見た際にまずトレンド相場を形成している通貨ペアを見つけます。
その後、時間の経過と共にトレンドはひと段落するので、値動きが落ち着いてレンジを形成したポイントで狙っていく流れです。
トレンドは夕方~夜にかけて発生しやすいため、深夜帯のレンジ相場は特に勝率のアップが見込めます。
ハイローオーストラリのレンジ相場おすすめ取引方法
レンジ相場は、ハイローオーストラリアにおいて有利に取引を進められる相場ですが、前述した攻略のコツを押さえて分析する必要があります。
また、勝率をアップさせるには、ハイローオーストラリアの取引戦略を立てておくことも重要です。
そこで以下では、ハイローオーストラリアでおすすめなレンジ相場の取引方法を紹介します。
オシレーター系×トレンド系指標の組み合わせ
レンジ相場では、オシレーター系×トレンド系の組み合わせで狙うと良いです。
別途MT4やMT5のチャートを用意して、以下のようなインジゲーターを挿入しましょう。
- トレンド系
ボリンジャーバンド、移動平均線など - オシレーター系
ストキャスティクス、RSIなど
トレンド系の指標は、レンジ前に形成していたトレンドの強弱を見極める際や、実際にエントリーする際の根拠になります。
また、オシレーター系は、相場の買われすぎ、売られすぎを示すことから、レンジ相場での逆張りと相性が良いです。
オシレーター系の指標は、トレンド相場では機能しないものが多いです。
レンジ相場の逆張りで積極的に活用しましょう。
以下は、ボリンジャーバンドとストキャスティクスを挿入した際のチャートです。
赤い〇のポイントでは、大きなローソク足でボリンジャーバンドの下線を更新していることが分かります。
また、黒い○のポイントではストキャスティクスが売られすぎ水準に達しているので、2つの根拠を組み合わせて逆張りハイエントリーのチャンスと判断できます。
ボリンジャーバンドは、バンドの角度から、事前のトレンド判断も可能で、環境認識用の指標としても使うことができます。
ハイローオーストラリアのおすすめインジケーターは別記事をご覧ください。
チャートの時間足と同じ判定時間を狙う
ハイローオーストラリアでレンジ相場の取引をする際は、ハイローの判定時間とチャートの時間足の関係に目を向ける必要があります。
トレンド相場では、表示したチャートに対して複数のローソク足の動向を分析します。
しかし、レンジ相場の場合は瞬時の反発を狙った逆張りが軸になるため、次足で逆方向に価格変動が起きていれば勝てます。
エントリー後はチャートを広く見渡す必要がないので、判定時間は表示するチャートの時間足と同様の時間で設定すると良いです。
- 1分足チャート→Turbo1分判定
- 3分足チャート→Turbo3分判定
- 5分足チャート→Turbo5分判定
- 5分足チャート→HighLow15分判定
トレンド相場の分析では、1分足チャートを表示して10~15分の長め判定がおすすめですが、レンジ相場の場合は上記のような時間足と判定時間を狙いましょう。
スプレッド取引は使わない
レンジ相場は、トレンド相場の手法に比べて値幅が抜けにくいことが多いです。
トレンド相場では、トレンドの継続や反転で一気に価格が動くケースがあります。
レンジ相場では瞬時の反発を狙うほか、反発してもレンジ内に価格が収まりやすく、あまり大きな動きにならない傾向です。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引では、大きな値幅が抜けないことで同値負けやギリギリの負けになる可能性が高まります。
そのため、レンジ相場内での逆張りを狙う際は、スプレッド取引ではなく、通常の取引形態を使いましょう。
スプレッド取引は、大きな値幅に期待ができるトレンド相場での手法や経済指標トレードなどで使用すると良いです。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。