ハイローオーストラリアでは、様々な判定時間から自由に選択して取引ができます。
本記事で紹介するのは、ハイローオーストラリアでも人気の取引である5分判定です。
ハイロー5分判定の攻略方法を詳しく見ていきましょう。
このページの目次
ハイローオーストラリアの5分取引とは
ハイローオーストラリアで提供されている5分取引の取引概要は以下の通りです。
取引形態 | Turbo Truboスプレッド |
取り扱い銘柄 | USD/JPY EUR/USD GBP/JPY BTC/USD BTC/JPY ETH/JPY ETH/USD EUR/JPY AUD/USD AUD/JPY NZD/JPY ※↓土曜取引のみ SOL/USD XRP/USD |
ペイアウト | Turbo:1.87倍 Truboスプレッド:2.00倍 ※仮想通貨はTurbo:1.80倍 Turboスプレッド:1.95倍 |
取引形態は、TurboとTurboスプレッドの2種類があります。
スプレッド取引とは
約定数値が現在レートよりも不利な位置で約定される取引


ハイローオーストラリアの5分判定はTurbo取引のみなので、エントリーした時間からちょうど5分後が判定時間となります。
High/Lowの5分取引はありませんが、High/Low15分取引の判定時間5分前にエントリーすることで、実質的な5分取引が可能です。
ハイロー5分取引攻略のコツ
5分判定は、ハイローオーストラリアの中でもかなり人気が高い判定時間です。
15秒、30秒、1分といった短い判定時間に比べると、値幅を抜くまである程度の猶予があることから、勝率を上げやすい取引とも言われています。
比較的高い勝率が見込める判定時間ですが、攻略していきたい場合は以下のポイントを押さえておきましょう。
- 5分足でのレンジ内反発を狙う
- 平均値の大きなローソク足を狙う
- トレンド転換を狙う
- 基本的には逆張りトレードがおすすめ
基本的にはトレンド方向の沿った順張りでなく、逆張りでのトレードがおすすめです。
レンジ内であれば5分足での分析、トレンドであれば1分足での分析を目安にすると良いでしょう。
また、5分判定での反発を狙う際は、平均値の大きなローソク足を狙うと逆張りの勝率がアップします。
比較的幅広い手法に対応できるのが5分判定ですが、エントリーポイントはしっかり絞って取引をするようにしましょう。
5分判定おすすめ通貨ペア
5分判定でエントリーをする場合は、どの通貨ペアを狙っても問題ないと言えるでしょう。
5分判定は扱っている通貨数がとても多いので、チャンスを広げることが可能です。
しかし、取引形態や時間帯によっては狙う通貨を絞っておく必要があります。
5分判定スプレッド取引 おすすめ通貨 |
GBP/AUD EUR/AUD GBP/USD GBP/JPY BTC/USD BTC/JPY ETH/JPY ETH/USD |
5分判定で 午前中から日中にかけての おすすめの通貨 |
USD/JPY EUR/JPY EUR/USD AUD/USD AUD/JPY NZD/JPY BTC/USD BTC/JPY ETH/JPY ETH/USD |
スプレッド取引を積極的に狙って行きたいという場合は、ポンドやEUR/AUD、仮想通貨などの値幅が大きい通貨を狙うと良いでしょう。
ただ、ポンド関連通貨は日中のボラティリティが小さいので、狙うとしても日中ではなく夕方~夜にかけて狙う必要があります。
基本的に夕方~夜は各通貨での平均値も活発となるので、全通貨でチャンスが来ればスプレッド、通常の取引問わず狙っていくと良いです。
また、午前中~日中にかけてはUSD/JPYや豪ドル、NZドル関連が活発な動きとなるケースが多いので、絞って狙いを定めていきましょう。

5分取引おすすめインジゲーター
5分取引をするうえでインジゲーターを選定するポイントは以下の通りです。
- トレンド相場orレンジ相場のどの相場を狙うかを定める
- 短期足での逆張り→反応が遅いオシレーターを使う
- 5分足での逆張り→反応が早いオシレーターを使う
- トレンド系指標は逆張りで有効なものを使う
基本的に5分足での分析では、逆張りで使えるトレンド系指標とオシレーターを組み合わせて使用するのが一般的です。
複数根拠を用いることで、相場の転換点や反発ポイントの見極めがしやすくなります。
上記を踏まえた上でのおすすめインジゲーターは以下のようなものがあります。
オシレーター系指標 | RSI ストキャスティクス |
トレンド系指標 | ボリンジャーバンド 移動平均線 ZigZag |
RSIやストキャスティクスは設定次第で反応の速さを変えられます。
1分足、5分足問わず反発ポイントを見極める際に効果的と言えるでしょう。
また、ボリンジャーバンドや移動平均線はトレンド系の指標ですが、相場の方向性や転換点を分析しやすいので、組み合わせて使用することで効果を発揮します。


ハイロー5分取引の攻略法
続いて、ハイローオーストラリアでの5分取引攻略法を解説していきます。
5分取引を行う前に、MT4・MT5といったプラットフォームを準備しておきましょう。

5分で取引をする際には、1分足での分析と5分足での分析も必要になってきます。

上位足で相場の方向を確認することで、上昇トレンド発生→ハイエントリーが強い、下降トレンド発生→ローエントリーが強いといった相場の強い方向性(トレンド)が確認可能です。
これらを踏まえたうえで、5分取引の攻略方法を見ていきましょう。
ストキャスティクスを使った5分攻略手法
まず紹介するのは、ストキャスティクスとボリンジャーバンドを使った5分攻略手法です。
チャートは以下の設定で準備をしておきましょう。

- 時間足:1分のローソク足表示と5分足のローソク足表示
- 表示するインジゲーター:ストキャスティクス(デフォルト)、ボリンジャーバンド(偏差2.5)
1分足と5分足のローソク足チャートを1つずつ表示しますが、各種インジゲーターは5分足の方に表示させます。
基本的にはチャンスも5分足を見て狙うようにしましょう。
5分足で表示をさせた後、直近の高安値にラインを引いておきます。
レンジ相場を組んでいることが条件ですが、ボリンジャーバンド×ストキャスティクス×ラインブレイクの3つの根拠が合わさると強いポイントです。

矢印の箇所がエントリーのポイントとなります。
以下のようなポイントを狙っていきましょう。
- ボリンジャーバンドの2.5ラインにローソク足がタッチorブレイク
- 直近の高安値ラインを更新
- ストキャスティクス反応
- ローソク足5分が確定した時点で5分後の逆張りエントリー
また、上記の根拠に1つ1分足での根拠も追加します。

5分足が陰線で確定してチャンスが来た場合、5分足を形成する最後の1分足も陰線である必要があります。
最後の1分足がコマ足や陽線で確定した場合はスルーしましょう。

5分足でインジケーターの根拠が揃っていることを確認したら、1分足を確認します。
確定した5分足と同じ種類のローソク足だった場合のみエントリーする、という流れです。
すべての条件を満たしたポイントで逆張りの5分エントリーを狙いましょう。
ストキャスティクスを使った逆張りでは、あまり大きな値幅に期待ができません。上記攻略法はスプレッドではなく、HighLowかTurbo通常の取引で使用すると良いでしょう。
RSIを使った攻略手法
続いて紹介するのは、RSIを使った攻略手法です。
チャートは以下の設定で準備をしておきましょう。

- 時間足:1分足のローソク足表示
- 表示するインジゲーター:RSI(期間5)、移動平均線(期間40)
RSIはデフォルト設定ではなく、期間を5にして表示させましょう。
期間を14から5に変更することで瞬時の反発が見込めます。

移動平均線を表示するのは、相場の方向性を探るのが目的です。
ローソク足が移動平均線の上のある状態→上昇方向が強い、ローソク足が移動平均線の下にある状態→下落方向が強いと捉えることができます。
この習性を活かしてRSIが反応してきた地点で逆張りを狙っていく流れです。

矢印の箇所がエントリーのポイントとなります。
以下のようなポイントを狙っていきましょう。
- ローソク足が移動平均線の上昇方向を推移している場合、ハイエントリーチャンス
- ローソク足が移動平均線の下降方向を推移している場合、ローエントリーチャンス
- RSIの反応を確認
- ローソク足1分が確定した時点で5分後の逆張りエントリー
例のチャートで見ると、ローソク足が移動平均線よりも上を推移しているポイントで、RSIが「売られすぎ」で反応していることが分かります。
移動平均線とRSIでの逆行現象が起きているポイントがチャンスです。
再度上昇方向に推移する可能性があることから、5分後の逆張りが有効となります。

ZigZagを使った攻略法
続いて紹介するのは、ZigZagを使った攻略法です。
ZigZagは、トレンド系ではなくインディケータ画面の「カスタム」内に標準で搭載されています。
以下の設定でチャートを表示させましょう。

- 時間足:1分足のローソク足表示
- 表示するインジゲーター:ZigZag
ZigZagは相場の高安値を線で結んだインジゲーターです。
相場の波が出ているかを一目で把握することができ、トレンドの反発を狙う際の指標として最適です。
1分足相場を見てZigZagがこまめに動いているトレンド相場が形成されていないかを確認しておきましょう。

上のチャートで見る〇の箇所がエントリーポイントです。
以下のようなポイントを狙っていきましょう。
- 1分足で緩やかなトレンドを形成している(ZigZagがこまめに動いている)
- 1回目と2回目のトレンド時の値幅が一定
- 値幅が一定になった時点で5分後の逆張りエントリーを狙う
緩やかなトレンドが発生すると、一定の値幅水準でトレンドが一時的に転換しやすいです。
5分ほどの判定時間が有効となるケースが多くなります。

また、5分よりも長い10分や15分の判定では再度トレンドを戻してくる場合もあるので注意しなくてはいけません。
こちらも1分足での分析となりますが、タイミングが良く残りが5分の判定時間であればTurboだけではなくHighLowのエントリーを狙って行っても良いでしょう。
同じ方向の連続ローソク足出現を活かした攻略手法
これは、インジゲーターなしで5分判定を攻略する方法です。
ローソク足のみでの表示で、チャートは5分足で表示させておきましょう。
ローソク足には様々なパターンがありますが、特に3本連続で同じ方向のローソク足が出現すると逆張りのチャンスになります。

5分足で見て、上のような相場になったら逆張りを狙っていきましょう。

エントリーのポイントは次の通りです。
- 大陰線or大陽線が3本連続で出現
- 3本目の足が直近の2本と同じor大きいローソク足が出現している
- 5分足確定で逆張り5分判定のエントリー
あくまでも、最後の足で条件が揃わないとエントリーしてはいけません。
最後の足が直近の2本よりも小さい場合や、逆のローソク足で確定した場合はスルーです。

上チャートは結果3本目の陽線後に反発をしていますが、2本目よりも明らかにローソク足サイズが小さくなっているのでスルーです。
また、直近の平均値と変わらないローソク足サイズとなっているので、エントリーのポイントではありません。

レンジ後のラインブレイクを狙った手法
レンジ後のラインブレイクを狙った手法です。
どちらも同じ5分後の判定時間で勝負をしますが、Turboが使える通貨はTurbo5分、使えない通貨は15分取引を使うというように使い分けていきましょう。

- MT4チャートを5分足で表示
- レンジ相場→レンジブレイク→高安値ラインまで値を戻したのを確認
- ラインブレイク後、ローソク足確定で5分後の逆張りエントリー
実際のチャートで見ると以下のような状況になります。

③のポイントで逆張りのエントリーをします。
ここでは、ローエントリーになりますが逆の状況でも同じです。
ハイエントリーの場合
安値圏でレンジ→上昇方向にブレイク→
レンジの際に高値だったラインまで価格を戻す→
ラインブレイク後ローソク足確定でハイエントリー
大きな反発や値幅にはあまり期待が持てません。
そのため、銘柄によってはスプレッドのつかないTurbo5分の判定を優先して使うようにしましょう。
ライン到達ではなく、ラインを1本のローソク足でしっかりブレイクしてきたところがエントリーポイントになります。
ライン付近でローソク足が確定すると、次足で挑戦する力も残している可能性が高く逆張りが有効でなくなるのです。
5分判定で負けてしまうパターンと対処法
5分判定はハイローオーストラリアの中でも勝ちやすい取引時間ですが、それでも負けてしまう人は多くいます。
5分判定に絞って取引する場合、または5分判定と他の判定を併用して取引する場合でも、以下のような性質は理解しておかなければいけません。
- スプレッドの発生
- 転売ができる
- ペイアウトが低め
上記の重要性を把握できていないケースが多く、5分判定で負けてしまう傾向にあります。
具体的な概要と対処法を詳しく見ていきましょう。
スプレッドの発生を意識してトレードする
ハイローオーストラリアでのスプレッドは、HighLowスプレッドやTurboスプレッドでしかつかないと考えられがちですが、実は通常の判定時間でもつく場合があります。
- エントリーが集中しているポイント
- 相場の変動幅が大きい時間帯や指標・マーケットオープン前後など
上記のタイミングでは、通常のHighLow取引でもスプレッドが付いてしまうので注意しましょう。
スプレッドが付いてしまうと、ギリギリの勝負になった際に負けてしまう可能性が高まります。
以下のような対策を行っておきましょう。
- 約定レートと現在レートの数値に乖離がある場合はスルーする
- 通常取引でスプレッド発生が確認できたら、スプレッド取引を活用する
手法やエントリーチャンスを変えるのは難しいので、スプレッドが発生していないかをいち早く察知することが重要です。
現在レートととの乖離がある場合は、通常取引でもスプレッドが出ていると判断することができます。

転売の多用はしない
5分判定では、15秒、30秒、1分と違って転売機能が利用できます。

転売機能は途中決済ができる便利な機能ですが、ハイロー側に有利なルール設定となっているので注意しましょう。

同値で推移している場合でも1.00倍ではなく1.00倍以下のペイアウトで付与されるケースがほとんどです。
また、大きく値幅を抜けている場合でも1.70倍程度のペイアウトしか与えられません。

- 基本的には満期で保有する
- エントリーミスをした場合のみ転売を使う
損益分岐点を把握しておく
5分判定はハイローオーストラリアの中でも、ペイアウトが最も低いです。
その分高い勝率を出しやすいですが、長期的に安定した利益を出したい場合では損益分岐点が重要になってきます。
判定時間 | 損益分岐点 |
1分取引 | 勝率52.63% |
3分取引 | 勝率52.63% |
5分取引 | 勝率54.05% |
1分や3分と比べて約2%高い勝率が必要となる計算です。
スプレッド取引であれば多少上がりますが、それでも50%以上の勝ち越しがないと利益があげられません。
勝ちやすい分損益分岐点は高くなるので、余計な負けを減らしていくことが重要となります。
- エントリーの根拠を増やして精査する
- 同時でチャンスが来た場合は複数通貨でなく、1通貨に絞ってエントリーをする
エントリー根拠を絞ることで回数を減らすことが重要です。
また、同時に複数通貨でチャンスが来た場合は、前負けを防ぐために1つの通貨に絞ってエントリーをして期待値を追うようにしましょう。
ハイローオーストラリアの5分判定で実際に取引
様々な攻略法があるTurbo5分取引ですが、ストキャスティクスを使った逆張り手法で実際に取引しました。

ストキャスティクスを使った逆張り
画面左にハイローオーストラリアのチャート、画面右にMT4のチャートを表示させます。
チャートにはボリンジャーバンドも表示させています。

EUR/JPYのチャートで、ストキャスティクスが反応しています。
ストキャスティクスが80以上だと買われすぎ、20以下だと売られすぎと判断できます。
80以上、つまり買われすぎで反応しているため、逆張りのLowエントリーが有効です。

エントリー直後に価格が一時的に上昇しましたが、その後段階的に下降し、判定時間にはエントリー地点より下がっていたので取引は成功です。

ボリンジャーバンドも合わせて分析
ストキャスティクスだけでもエントリーはできますが、ボリンジャーバンドも組み合わせて分析するとさらに勝率を上げることができます。

AUD/JPYのチャートです。
ストキャスティクスが80以上で反応しており、加えてローソク足がボリンジャーバンドの天井にタッチしています。
逆張りでLowエントリーを入れました。

続けて、別のチャートでもストキャスティクスの反応を確認しました。

こちらのチャートはストキャスティクスが20以下で反応しています。
ボリンジャーバンドの下のバンドには届いていません。
ただ、急騰後の急落なので、反発の可能性は非常に高いと読み取ることができます。

2つの結果をまとめて確認しましょう。


どちらの相場もちょうどエントリー地点で反発したので、成功することができました。
一連の取引のまとめ
ストキャスティクスを使った5分判定の逆張り手法を紹介しました。
今回の取引のポイントは以下の通りです。
- ストキャスティクスが20以下または80以上に到達した瞬間ではなく、反発が起こったのを確認してからエントリーする
- ボリンジャーバンドと組み合わせ、両方の根拠が一致した時のみエントリーをする。
Turbo5分判定では、インジケーターを使った逆張り手法がかなり効果的です。
ただ、ダマしなども多いので注意して取引してみてください。
今回紹介したストキャスティクスとボリンジャーバンドを使った手法は、分かりやすく簡単なので初心者にもおすすめの手法です。
どんなインジケーターで5分判定を攻略しようか迷っている方は、ぜひ試してみてください。
『ハイローオーストラリアに興味があるけど、どうしようかまだ迷ってる』
ハイローに興味があっても、その1歩を踏み出せないでいる方は非常に多いです。
そんな方にお伝えしたいことは、まずは口座開設をしてみるということ。
ハイローオーストラリアの口座開設は手間もかかりませんし、口座の維持管理料も発生しません。
とりあえず持っておくだけでも、今後ハイローをやってみたいときにすぐに始めることができます。
ハイローオーストラリアの口座開設の流れは、こちらのページに詳しくまとめています。
必要書類や、ボーナスの受け取り方など、最も簡単、手軽に口座解説するための手順をまとめていますので、ハイローに少しでも興味のある方は参考にしてみてくださいね。